2019年7月14日 更新

刺青を女性がする理由とは?デザインに応じた意味とは

昔は絶対にタブーであった刺青も、海外の流行を受けて日本でも比較的寛容になってきました。しかし、女性の刺青に対しては未だ否定的な考えを持っている人も多いです。では、なぜ女性が刺青をしたいと思うのでしょうか。今回は和彫りや様々なデザインの意味の解説もします。

目次

羽や翼は男女問わず人気の高い刺青のデザインです。背中に大きく羽や翼を入れて羽ばたいているように彫ったり、身体に小さくデザインとして彫ることでいつでも自由は手に入れることができるという意味を込めていたりします。

特に羽や翼は自由に空を舞うためのものであり、「自由」や「解放」を意味していることが多いです。また、新しいことに挑戦する際にポジティブな気持ちを忘れないためや、出世や昇進を願って彫っている人もいます。

良い夢ばかりを見させてくれるドリームキャッチャーも羽が用いられていることから、それをモチーフにしたデザインも人気です。

Butterfly Insect Wings - Free photo on Pixabay (477508)

蝶は美の象徴とされることも多く、美しく羽ばたく姿を刺青に入れる女性も多いです。特に色のついたカラフルな蝶は男性よりも女性に似合うデザインのため、男性からも引かれることは少ないでしょう。

また、蝶が花の蜜を吸うことから、花と一緒に蝶の刺青を入れる人も多く、小さくても大きくても可愛い印象を与えることができます。黒のインクで描く際はモノトーンになるので、オシャレ感が増します。

また、青い蝶は「幸せ」を意味するため、青の蝶のデザインも人気です。

男性に引かれない場所

Ok A-Ok Woman - Free photo on Pixabay (477509)

刺青を入れる場所によっても、男性の反応は変わります。寛容的に考えている男性でも、刺青があった方が好きという好意的意見は少ないので、見えにくいところに入れた方が好まれる傾向にあります。

また、普段は見えない場所に刺青があることで、自分だけが見れる特別感を感じ、嬉しいと感じる男性も少なくありません。

足首

Girl Hotel Burlesque - Free photo on Pixabay (477512)

足首は女性に人気の箇所です。上半身はピアスやネックレスなどの装飾品で飾れますが、下半身はあまりポピュラーではありません。しかし、刺青がワンポイントで入っているだけでちらっと見えた時におしゃれを演出することができます。

また、アンクレットのように足首にぐるっと一周刺青を入れ、足の甲まで少しデザインが伸びたものもファッション感覚で刺青を入れたい人に人気です。

足首は式典などのフォーマルな場面では簡単に隠すことができ、場の雰囲気を壊さないことも男性に引かれないポイントになっています。

耳の裏

Girl Music Fashion - Free photo on Pixabay (477515)

耳の裏は髪の毛を下した状態では見えないため、さりげないと男性にも受け入れてもらえやすい箇所です。また、髪型によって刺青を見せたり隠せたりできるので便利だと女性にも人気の箇所となっています。

いきなり足などに入れるのには抵抗があっても、耳の裏はピアスの延長のような感覚で入れることができるので、初心者でも挑戦しやすいです。

しかし美容系やデパートなどの仕事によっては、髪をあげることが規定になっていることがあり、そのような職業では刺青自体を禁止していることもあるので、入れる前に確認しておきましょう。

Nature Women Montes - Free photo on Pixabay (477516)

腰は滅多に露出する部分ではなく、人に言ったりビキニを着たりしない限りは周りの人にばれません。そのため、刺青を入れたいけれど周りの反応が気になる、それで人から避けられないか不安になるという人は腰に入れることをおすすめします。

服を脱いだら刺青が見えるようになるため、男性からするとセクシーに感じる人も少なくありません。また、ワンポイントなど範囲の小さい刺青にすることで更に受け入れてもらえやすくなるでしょう。

刺青のデザインに応じた意味

School Book Knowledge - Free photo on Pixabay (477518)

刺青はおしゃれとしてだけでなく、しっかりとした意味を込めてデザインを決める人も多いです。特に自分の夢や決心、愛についてのモチーフが多く、周りから見たらファッション的要素が強くても実は大切な想いを込められていることもあります。

ここでは、様々なデザインに込められた意味について解説します。入れる場所やデザイン、セットに入れるものによっても意味合いは変わりますが、代表的なものを紹介します。

決意表明なら「アンカー」

Boat Yacht Port - Free photo on Pixabay (477520)

アンカーは海の中で船が波に流されないように固定する錨のことです。どれだけ海が荒れていてもしっかりと船を固定し、安全を守ることから、「安定」を意味します。

そのため、何かの決意表明の場合、アンカーを入れて、その意志がどのような状況に置いてもぶれない強いものであることを示しているのです。

また、アンカーなしでは簡単に船が波にのまれてしまうことから、人生には強い決心が必要で、それがなければ波乱万丈な辛い人生が待ち構えているという戒めでもあります。

門出を祝うなら「音符」

Music Melody Musical Note - Free image on Pixabay (477522)

古くから人間と音楽は密接に関わってきました。楽器がなかった時代でも、身近なものを使って音を鳴らしては音楽を奏で、人々にひと時の癒しを与えてきたのです。

その音楽の象徴と言えば音符です。音楽への深い愛を示すために音符を体に彫ることをも多いですが、それには「門出を祝う」という意味が込められている場合もあります。祝うという行為には音楽がつきものであるため、音符を彫るのです。

また、音楽にまつわる楽器や記号を彫ることもあります。努力し続けたらいつかは門出が訪れる、成功するという願いがこめられています。

恋人への愛の証なら「鍵」

Key Heart Daisy - Free photo on Pixabay (477525)

恋人への愛を示すために鍵を刺青に入れる人も多いです。その場合、ハートのデザインや相手の名前とセットで鍵や鍵穴をデザインに含めることが多く、その人だけにしか開けられない鍵であることを示します。

鍵は持っている人にしか開けられないことから、「愛する人に心を開く」という意味合いが強いです。これはペアの刺青でも人気で、一方に鍵穴を彫り、もう一方に鍵を彫ることもあります。

また、誰にでも人には言えないような秘密をいくつか持っているはずです。そのため、人によっては自分だけの秘密を鍵にこめ、一生外に出ないようにすることを願って彫る人もいます。

離れ離れの相手との絆を示すなら「チェーン」

Freedom Sky Hands - Free photo on Pixabay (477527)

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