2019年3月13日 更新

激おこぷんぷん丸の意味と元ネタは?レベル15の最終形態まで!

激おこぷんぷん丸は「どういう意味なのか」「何が元ネタなのか」「もうすでに死語なのか」をお話ししていきます。激おこぷんぷん丸にはレベル1~最終形態まであることをご存じでしょうか。具体例をあげ、実際に使われている顔文字と一緒にご紹介いたします。

主に中学生から30歳前後の若い男女が仲間内で楽しむために作られた造語だったり、短縮語を使うことで大人には理解しにくいように特有の言い回しをして、仲間内だけで理解できるようにしているのです。

友達同士で言い合い、女子ウケするかわいらしいさがキーワードになっていて、連絡し合うこと自体を楽しむためのものとなっています。

どのように生まれるのか

Balloons Party Colors - Free photo on Pixabay (97897)

ほぼすべてといっても良いくらい、TwitterやLINE、2ちゃんねるでの発信が始まりで広がっていく言葉です。言葉のかわいさや使いやすさ、言葉の響きによって定着していきます。

言葉を短くした短縮語「気持ち悪い→キモい」「スマートフォン→スマホ」「自己中心的→自己中」などなあります。アルファベットを使った文節や単語の頭文字「空気読めない→KY」「女子高生→JK」「マジムカつく→MM」などがあります。

主に若い女性が使うギャル語「意味不明→イミフ」「とりあえずまぁ→とりま」「面白い→ウケる」もあります。日常会話では使用することのできないもの、それ自体読めないものもあり、「orz」は大変な目にあった時に膝をついて凹んだ全身の様子をアルファベットで表したものもあります。

ギャル語大賞

Beijing Temple Of Heaven Stairs - Free photo on Pixabay (97898)

ユーキャン新語・流行語大賞が毎年年末に発表されていますが、同じくギャル語流行語大賞も恒例行事になっています。

昨年はスマートフォン向け動画共有アプリの「TikTok(ティックトック)」が爆発的人気を集めたことで、このアプリで一大ブームになった歌詞のワンフレーズ「いい波のってんね~」が大賞に選ばれました。

暇つぶしや仲良しの友達・カップルと楽しむ遊びとして「TikTok」が人気を集めたことで、同じ楽曲を使った動画を投稿するギャルが続出したのです。簡単な振り付けや短時間の動画ということもあり、誰でも簡単にどこでもできる手軽さが人気の秘密だと言えます。

2018年のギャル語

Emotions New Year'S Day - Free image on Pixabay (97899)

2018年ギャル流行語、トップ10をご紹介します。聞いたこともある言葉もあれば、女子高生でもそんな言葉知らないという言葉も中にはありますが、お楽しみください。

1位:いい波のってんね~
(アプリ「TikTok(ティックトック)」で一大ブームとなった歌詞のワンフレーズ)
2位:好きピ
(好きなピープル(People)」が略された言葉)
3位:あげみざわ
(「あげ→あげみ→あげみざわ」と進化を遂げた「あげ」の最新形)

4位:映え
(「インスタ映え」が短くなった言葉)
5位:あざまる水産
(「ありがとうございます→あざっす→あざす→あざまる」が変化を遂げた言葉)
6位:ぐい縦ぐい横ぐい斜め的な
(飲みコール用のワンフレーズ)
Instagram Insta Logo New - Free vector graphic on Pixabay (100452)

7位:すこ(TwitterやInstagram、LINEで使われる「すき」の変化形)
8位:ミートテック(ユニクロの防寒インナーのヒートテックからの言葉で体の脂肪で防寒するという意味)

9位:どちゃくそ(「めちゃくちゃ」「めっちゃ」が変化した言葉)
10位:セトア(洋服の上下お揃いを表すセットアップの略語)

激おこぷんぷん丸の最終形態レベル15まで!

Cup Podium Trophy - Free image on Pixabay (97900)

激おこぷんぷん丸のレベルをご紹介します。上記でご紹介したように、6段階が始まりでしたが、最終的に知られているので言えば、最終形態はレベル15まで広がりを見せています。

どのくらいの怒りに使われるのかを各怒りの程度に合わせた人や動物の顔を表現した画像も出回りことでも話題を集めました。実際使っていたかというとその点は不明ですが、一番使われた言葉が「激おこぷんぷん丸」になります。

レベル1~5

Smiley Emoticon Anger - Free photo on Pixabay (97903)

レベル1 おこ(弱め)
レベル2 まじおこ(普通)
レベル3 激おこプンプン丸(強め)
レベル4 ムカ着火ファイヤー(最上級)
レベル5 ムカ着火インフェルノォォォォオオウ(爆発)

レベル6~10

Fist Strength Anger - Free photo on Pixabay (97904)

レベル6 激おこプンプン丸スティックファイナリアリティプンプンドリーム(神)
レベル7 憤怒バーニングファッキンストリーム
レベル8 大噴火レジェントサイクロンフレアァァッ
レベル9 魔神・大噴火レジェンドサイクロンフレアァァァ
レベル10 神魔王・大噴火レジェンドサイクロンフレアぁぁぁぁぁ!!!!!!

レベル11~15

Crazy Irate Angry - Free photo on Pixabay (97905)

レベル11 超新星・エンシェントジェノサイドブレイバァァァ
レベル12 超新星・ムカおこエンドオブエンシェントジェノサイドブレイバァァァ
レベル13 スーパーノヴァギャラクシーエンジェルフレイムシンセサイザァァァァァ

レベル14 ビッグバンテラおこサンシャインヴィーナスバベルキレキレマスター
レベル15 ユニバァーーーーーーース激激

現在は死語なのか

Lost Places Past Decay - Free photo on Pixabay (97906)

スポーツ新聞や週刊誌などの報道でも、怒っている人物や状況に対して「激おこぷんぷん丸」もしくは「激おこ」と表現することがあったほどの流行語。最近ではあまり耳にしなくなってしまったことから、現在「激おこぷんぷん丸」という言葉は使われていない死語になっているのか...

すでに「死語」という言葉が死語なのかもしれませんが、「現在は使われているのか」「流行った当時はどれくらい使われていたのか」をわかりやすくご説明します。

現在はあまり使われない

Town Sign Place Name Board - Free image on Pixabay (97907)

「おこ」「激おこ」は普通に今でもTwitterで使われている言葉で、「お金ばかりか技術も足りずにポンコツを作ってジャマイカが激おこ」「マジでアメリカ激おこだろうな」「もう腹立ったから、読むの止めるわ!!!!激おこ!」「じゃまされて、激おこなう」と使われており、激おこぷんぷん丸も同様に「お母さん激おこぷんぷん丸」「ほんとにもう激おこぷんぷん丸(嬉しい)」「また殴られたら本気で激おこぷんぷん丸しよう٩(◦`^´◦)۶笑」「そろそろ勉強しなければ母上激おこぷんぷん丸どころやない」と発信されています。

「激おこ」「激おこぷんぷん丸」は少し相手をからかうようなネタのように使用していたり、母親の怒り度や動物の可愛らしさを表現しています。「おこ」に関しては以前同様の使い方をされていますが、その後の進化系は「ちょっと茶化す」「ネタにする」「可愛さアピール」などと少し変化した意味合いで使われていて、上位の「着火」「インフェルノ」になると、もう死語に近いものがあります。

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