目次
- 日頃何気なく使ってる言葉の本当の意味は?
- 「甘んじて」の基礎知識
- 甘んじての意味
- 甘んじての使い方
- 甘んじてと甘んじて受け入れるの違い
- 違いについて
- 甘んじての類語を紹介!
- 甘受する
- 容認する
- 受容する
- 受け止める
- 甘んじての例文を紹介!
- 今の環境に甘んじている
- その処分を甘んじて受けざるを得なかった
- 先方の提案に甘んじて妥協することにした
- 日大で使われていた「甘んじて」
- 「ご批判は甘んじてお受けいたします」と言った会見内容
- 炎上した理由
- 日大が本来使いたかった甘んじての意味
- この件きっかけで甘んじてのネタ化する風潮も
- 日大が使うべきだった表現と類似表現
- 真摯にお受けします
- 誠実に取り組む
- 重く受け止める
- 日大に対しての印象の変化
- 言葉遣いを間違えただけで失う信頼
- 世間の反応は?
- 教育機関としての日大の信頼
- 正しく言葉を使えないデメリット
- 炎上する可能性
- 反省や謝罪を伝えられない
- 印象が悪くなる
- 仕事の評価への影響
- 恥ずかしい思いをする事も
- 言葉を正しく使えるメリット
- 伝達トラブルが起きない
- 会社でいざという時に高評価を得られる
- 印象がいい
- 日本語をたくさん知り自分が言いたいことを表現しましょう
via pixabay.com
言葉を正しく使わなかった場合のデメリットの1番目は、炎上する可能性がある、ということです。日大の「甘んじる」コメント騒動のように、今は、発信した言葉や文章を一瞬にして多くの人たちに拡散することができます。正しい言葉使いをしていれば、だれもつっこむことはできませんが、誤った使い方をしていると、ことにネット上ではすぐに反応があります。
これがネット炎上となって世間を騒がすことになります。言葉づかい1つで、本人の意図とはまったく関係のないところで炎上してしまうのです。
これがネット炎上となって世間を騒がすことになります。言葉づかい1つで、本人の意図とはまったく関係のないところで炎上してしまうのです。
反省や謝罪を伝えられない
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言葉を正しく使うことができなかった場合の2番目のデメリットは、上述の日大の「関西学院大学から示された厳しいご批判は甘んじてお受けいたします」もそうですが、その発信者の思いが伝わらなかったり、誤って伝わったりすることです。日大の場合も、反省や謝罪の気持ちが感じられないということでバッシングを受けました。
「甘んじてお受けいたします」ではなく、「真摯にお受けいたします」などのように正しい言葉づかいで表現すると反省や謝罪の思いがストレートに相手に伝わっていたはずです。
「甘んじてお受けいたします」ではなく、「真摯にお受けいたします」などのように正しい言葉づかいで表現すると反省や謝罪の思いがストレートに相手に伝わっていたはずです。
印象が悪くなる
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正しく言葉を使うことができなかった場合のデメリットの3番目は、印象が悪くなることです。言葉を誤って使うと、伝達ミスも多くなります。したがって、「あの人のいうことには間違いが多い」とか「あの人はウソつき」とかいった悪い印象を与えてしまいます。
自分では正しく真実を述べたつもりでも、言葉使いひとつでそのように思われてしまうことはとても残念なことです。しかし、上述したように、「文は人なり」。言葉や文章がその人のイメージや印象を決めてしまうということを忘れないようにしたいものです。
自分では正しく真実を述べたつもりでも、言葉使いひとつでそのように思われてしまうことはとても残念なことです。しかし、上述したように、「文は人なり」。言葉や文章がその人のイメージや印象を決めてしまうということを忘れないようにしたいものです。
仕事の評価への影響
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正しく言葉を使うことができなかった場合のデメリットの4番目は、仕事に影響を及ぼすということです。ビジネスにおいて、正しいコミュニケーションは必須です。正しく言葉を使うことができないと正しいコミュニケーションもできません。
正しい言葉の使い方に関する知識の有無は必ず職場や仕事にも影響を及ぼして、誤った使い方というものは、必ずトラブルの元となります。その結果、職場での評価が下がります。
また、正しく言葉を使うことができないと、良好な人間関係も築くことができません。職場で孤立するようになるおそれだってあります。
正しい言葉の使い方に関する知識の有無は必ず職場や仕事にも影響を及ぼして、誤った使い方というものは、必ずトラブルの元となります。その結果、職場での評価が下がります。
また、正しく言葉を使うことができないと、良好な人間関係も築くことができません。職場で孤立するようになるおそれだってあります。
恥ずかしい思いをする事も
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正しく言葉を使うことができなかった場合のデメリットの5番目は、恥ずかしい思いをする場合もあるということです。どういうことかというと、正しく言葉を使うことができないと、教養がないと思われてしまうことがあるからです。言葉を正しく使うことができるようになるには、たくさんのよい文章や書物を読むことが大切です。教養もそこから培われていきます。
ただし、教養があって頭もよい人でも、口下手で上手に話ができない人もいます。そういう人の口下手と、この場合の「正しく日本語を使うことができない」とは別物ですので混同しないようにしましょう。
ただし、教養があって頭もよい人でも、口下手で上手に話ができない人もいます。そういう人の口下手と、この場合の「正しく日本語を使うことができない」とは別物ですので混同しないようにしましょう。
言葉を正しく使えるメリット
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日常生活において、言葉を正しく使うことができることで得られるメリットはたくさんあります。その中でも、ここでは主なメリットを3つ取り上げて説明します。
伝達トラブルが起きない
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言葉を正しく使うことができるメリットの1番目は、伝達トラブルが起きないということです。日大の「甘んじる」コメントのように、日本語を正しく使わずに情報を発信すると、誤解を生んだりいろいろと憶測されたりして、本来伝えたかったことが相手に伝わらずに、トラブルを引き起こすことが多々あります。
しかし、正しく言葉を使って情報を発信した場合はそういった伝達ミスを未然に防ぐことができます。たとえば、肯定的な意味で言ったのにまったく反対の否定的な意味でとらえられてしまって、大きなトラブルを引き起こす、といったことがなくなります。もちろん、相手の理解度にもよりますが…。
しかし、正しく言葉を使って情報を発信した場合はそういった伝達ミスを未然に防ぐことができます。たとえば、肯定的な意味で言ったのにまったく反対の否定的な意味でとらえられてしまって、大きなトラブルを引き起こす、といったことがなくなります。もちろん、相手の理解度にもよりますが…。
会社でいざという時に高評価を得られる
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言葉を正しく使うことができるメリットの2番目は、何かの時に会社で日頃の話し方や言葉の使い方が高く評価されるということです。会社では、日頃の言動はいつもだれかに見られています。いつも正しい日本語を使って正しい伝達をしていると、それはみんなからあなたの能力の1つとしてとらえられているはずです。
会社で、たとえばプレゼンやVIPとの会合などで、正しい日本語で伝達をしなければならないようなケースが生じたとき。そういうあなたの能力が必要になるはずです。そこでその「正しい言葉を使える」という能力を発揮することで、あなたはさらに高く会社から評価されるということもあり得るのです。
会社で、たとえばプレゼンやVIPとの会合などで、正しい日本語で伝達をしなければならないようなケースが生じたとき。そういうあなたの能力が必要になるはずです。そこでその「正しい言葉を使える」という能力を発揮することで、あなたはさらに高く会社から評価されるということもあり得るのです。
印象がいい
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言葉を正しく使うことができるメリットの3番目は、印象がいいということです。言葉を正しく使うことができるというのは、教養があるということを表しています。また話していても、どういった意味でいっているのかわからずに相手をモヤモヤさせることもありません。好感度の高い会話やコミュニケーションを行うことができます。
したがって、言葉を正しく使うことができると、相手や周囲の人によい印象を与えるということになるのです。
したがって、言葉を正しく使うことができると、相手や周囲の人によい印象を与えるということになるのです。
日本語をたくさん知り自分が言いたいことを表現しましょう
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言葉は、その時代の社会的背景によって、微妙にその意味を変化させていきます。しかし、ほとんどの言葉には、語源や由来があります。ことに古くからの言い回しやことわざには必ずといっていいほど、語源や由来が存在します。それを知ることで、今まで何気なく使っていた言葉や言い回しや表現が、とんでもないところから派生したものだということがわかって、赤面することだって少なくありません。
日本語は古語ややまとことばなどもあって、奥が深くバリエーションも豊富な言語です。だからこそ、またその語源や由来やその表現の成り立ちを知ることは楽しいことでもあります。そういう意味では辞書は宝の山です。ぺらぺらとページをめくってみるだけでもいろいろな情報や知識が目に飛びこんできます。
辞書だけでなくていろいろな書籍、ネット上に公開されているお役立ちサイトなどをどんどん活用して、たくさんの日本語とその正しい意味と使い方を知って、自分の思っていることをどんどん表現していく楽しみを知るのも、なかなか乙なものではないでしょうか。
日本語は古語ややまとことばなどもあって、奥が深くバリエーションも豊富な言語です。だからこそ、またその語源や由来やその表現の成り立ちを知ることは楽しいことでもあります。そういう意味では辞書は宝の山です。ぺらぺらとページをめくってみるだけでもいろいろな情報や知識が目に飛びこんできます。
辞書だけでなくていろいろな書籍、ネット上に公開されているお役立ちサイトなどをどんどん活用して、たくさんの日本語とその正しい意味と使い方を知って、自分の思っていることをどんどん表現していく楽しみを知るのも、なかなか乙なものではないでしょうか。
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