目次
- けしからんの意味と語源
- けしからんの意味
- けしからんの語源
- けしからんの類語
- 不届きな
- 不純な
- 邪心がある
- 下心がある
- よこしまな
- たくらみを秘める
- 腹に一物持つ
- 裏の有る
- 偽善的な
- 二心を持った
- けしからんの使い方の例文
- 丈が短いスカートを良く履くのはけしからん子だ
- 猫がお腹を見せるなんてなんてけしからん行為だ
- 今までずっとうそをついていたとはけしからんやつだ
- けしからん!もっとやれ!の意味
- もっとやれとは
- けしからん!もっとやれの意味
- けしからんは女の子だけに使わない!ペットにも使うことも
- ペットの可愛い姿に
- ペットにメロメロな時に
- 男性が思わずけしからん!と思う芸能人
- 橋本環奈
- ユッキーナ
- 新垣結衣
- 壇蜜
- 有村架純
- けしからんを使う時は要注意が必要な場合もある
「たくらみ」とは「物事を始める前の秘密の計画」という意味ですが、この場合の「物事」は、ほとんどの場合「悪事」を指しており、「陰謀」「謀略」などとも言います。
「秘める」とは「人に知られないように隠す」「内緒にする」という意味の言葉です。「秘める」は悪い意味で使われるとは限りません。「可能性を秘めている」など良い意味でも使います。
「たくらみ」と「秘める」を組み合わせて「たくらみを秘める」となり、「悪事を計画していることを隠している」という意味になります。「たくらみ」にも「秘める」にも「隠す」という意味があり、似た意味の言葉を並べて意味を強調しています。
「秘める」とは「人に知られないように隠す」「内緒にする」という意味の言葉です。「秘める」は悪い意味で使われるとは限りません。「可能性を秘めている」など良い意味でも使います。
「たくらみ」と「秘める」を組み合わせて「たくらみを秘める」となり、「悪事を計画していることを隠している」という意味になります。「たくらみ」にも「秘める」にも「隠す」という意味があり、似た意味の言葉を並べて意味を強調しています。
腹に一物持つ
via pixabay.com
「腹に一物」とは「心の中に何かたくらみを隠している」という意味の言葉です。「腹に一物持つ」「腹に一物ありそうな様子だ」などの形で使われます。
ここでの「腹」とは体の部位のことではなく、「表面に出ない心の中」という意味です。「このことは腹の中に納めておいてくれ」などの形で使われます。
「一物」とは本来は「一つの物」「少しの物」という意味ですが、ここでは「口に出すのがはばかれること」という意味であり、「たくらみ」と同じ意味で使われています。
ここでの「腹」とは体の部位のことではなく、「表面に出ない心の中」という意味です。「このことは腹の中に納めておいてくれ」などの形で使われます。
「一物」とは本来は「一つの物」「少しの物」という意味ですが、ここでは「口に出すのがはばかれること」という意味であり、「たくらみ」と同じ意味で使われています。
裏の有る
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「裏の有る」とは「表には出せないことがある」「内情がある」という意味の言葉です。「裏の有る発言」「あいつの行動には裏が有る」などの形で使います。
「裏」の本来の意味は「表の反対」ですが、「裏の有る」のように「表面には表れない」という意味で幅広い場面で用いられる言葉です。「彼は裏で何をしているか分からない」「彼女は裏で悪いことをしている」「裏で手を引く」など、悪い意味で使うことがほとんどです。
「裏」の本来の意味は「表の反対」ですが、「裏の有る」のように「表面には表れない」という意味で幅広い場面で用いられる言葉です。「彼は裏で何をしているか分からない」「彼女は裏で悪いことをしている」「裏で手を引く」など、悪い意味で使うことがほとんどです。
偽善的な
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「偽善」とは「うわべだけ取り繕った善行」という意味の言葉です。「偽善」に接尾語の「的」を付けた「偽善的」という形がよく見られます。「あのボランティア団体は偽善的な活動をしている」「あいつは偽善的だ」などの形で使われます。
「偽善」の反対語に「偽悪」があります。「偽悪」とは「わざと悪く見せること」を意味する言葉です。「偽善」に対する言葉として後から作られた言葉と言われています。
「偽善」と似た言葉に「露悪」という言葉があります。「露悪」とは「わざと自分の悪いところをさらけ出すこと」を意味する言葉です。「露悪趣味の映画」などの形で使います。
「偽善」の反対語に「偽悪」があります。「偽悪」とは「わざと悪く見せること」を意味する言葉です。「偽善」に対する言葉として後から作られた言葉と言われています。
「偽善」と似た言葉に「露悪」という言葉があります。「露悪」とは「わざと自分の悪いところをさらけ出すこと」を意味する言葉です。「露悪趣味の映画」などの形で使います。
二心を持った
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「二心」とは「味方を裏切ったり疑ったりする心」という意味の言葉です。「にしん」と音読みすることが多いですが、「ふたごころ」と訓読みする場合もあります。「二心を持った」「二心を抱く」などの形で使います。
「二心」は音読みでも訓読みでも正解ですが、訓読みで「ふたごころ」と読むと違う意味になる場合もあります。「ふたごころ」と読むと「二人の人に思いを寄せること」「浮気心」という意味になる場合があるので、注意が必要です。
「二心」は音読みでも訓読みでも正解ですが、訓読みで「ふたごころ」と読むと違う意味になる場合もあります。「ふたごころ」と読むと「二人の人に思いを寄せること」「浮気心」という意味になる場合があるので、注意が必要です。
けしからんの使い方の例文
via pixabay.com
ある言葉の意味が分かっても、実際に文の中でどのように使われているのかを知らないと、なかなか使えるようにはなりません。ここでは「けしからん」が使われている例文を見てみましょう。
丈が短いスカートを良く履くのはけしからん子だ
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「丈が短いスカートを良く履くのはけしからん子だ」という例文は、表面上は丈が短いスカートを履く女性のことを「けしからん(道義に外れていて良くない)」と怒っています。インターネットカルチャーに詳しくないほとんどの人が、そのように解釈するでしょう。
しかし実際には、丈が短いスカートの女性をもっと見たいとい下心があることを示した反語的な用法です。インターネットスラングとしての「けしからん」の典型的な使い方と言えるでしょう。
しかし実際には、丈が短いスカートの女性をもっと見たいとい下心があることを示した反語的な用法です。インターネットスラングとしての「けしからん」の典型的な使い方と言えるでしょう。
猫がお腹を見せるなんてなんてけしからん行為だ
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「猫がお腹を見せるなんてなんてけしからん行為だ」という例文を字面通りに解釈すると、猫がお腹を見せる行為に対して「けしからん」と怒っているということになります。しかし、なぜ猫がお腹を見せる行為が「けしからん」のか、いまいちよく分からない文章です。
この例文の「けしからん」は、インターネットスラングとしての意味をさらに広く解釈して単純に「可愛い」という意味で使っています。例文のように動物の可愛さを表現したいときに、元々は正反対の意味である「けしからん」を反語的に使って可愛さを強調しています。
この例文の「けしからん」は、インターネットスラングとしての意味をさらに広く解釈して単純に「可愛い」という意味で使っています。例文のように動物の可愛さを表現したいときに、元々は正反対の意味である「けしからん」を反語的に使って可愛さを強調しています。
今までずっとうそをついていたとはけしからんやつだ
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最初に解説した2つの例文は、あくまでインターネットスラングとしての「けしからん」の例文です。本来の「けしからん」の意味は、あくまで「道理に外れていて良くない」という悪い意味であることに注意が必要です。
「今までずっとうそをついていたとはけしからんやつだ」の「けしからん」は、うそをつくという行為に対して「けしからん」と怒っているのであり、良い意味ではありません。誤解を招かないように使い方に注意しましょう。
「今までずっとうそをついていたとはけしからんやつだ」の「けしからん」は、うそをつくという行為に対して「けしからん」と怒っているのであり、良い意味ではありません。誤解を招かないように使い方に注意しましょう。
けしからん!もっとやれ!の意味
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「けしからん」は単独で使われることもありますが、他の言葉と組み合わせて使われることもあります。ここでは最もよく見られる組み合わせである「けしからん!もっとやれ!」の意味や使い方を解説します。
もっとやれとは
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