2019年5月26日 更新

地図にない犬鳴村の現在とは?数々の噂や事件の真実と村人の行方は?

地図に載っていない村「犬鳴村」、現在村への道は封鎖されていると言われています。そんな犬鳴村に関する噂の嘘と真実をご紹介します。犬鳴村は本当に実在するのか?村人は?村で起きた事件とは?そんな数々の疑問について解説していきます。

犬鳴村内部では、日本国憲法が通用されないという噂もあります。この噂の出どころですが、旧犬鳴トンネルに入り進んでいくと「この先日本国憲法通じず」と書かれた看板が立っているというものが最初だと言われています。

この日本国憲法が通じないという噂ですが、実際の写真や目撃したというレポートもないことから、嘘なのではないかとの見方が強いです。法治国家である日本でそんな物騒な話は無いだろうと思われるかもしれませんが、もし国の関知していない、地図にも載っていない村があるのならば、そこで起きた事件も国は認知しないのかもしれません。

他には、村の住人たちがよそ者の襲来を避けるための脅し文句として作ったものであるという説もありますが、こちらも今となっては真偽は分からないままです。現在トンネルは封鎖されており、この看板の存在は明らかにすることはできませんが非常に興味深い話です。

日本行政記録や地図に存在が記載されていない

Guy Man People - Free photo on Pixabay (276444)

先ほどからも述べているように、犬鳴村は地図には記載されていません。それどころか日本行政記録にもその存在は記載されていません。しかし、犬鳴を実際に訪れた方のレポートによると、いくつか廃墟のような古民家があったという情報や、付近の畑は整備されていた、というものがあります。

中には写真付きの報告もいくつかあり、村としての存在の真偽は不明ですが、人の住んでいる形跡は確かにあるようです。日本政府は本当にこの村を関知していないのでしょうか、または存在を隠しているのでしょうか?

外部との接触を拒んでいるため村で自給自足生活をしている

Wheat Grain Cornfield - Free photo on Pixabay (276447)

村へ通ずると言われている旧犬鳴トンネルは現在閉ざされています。そして「日本国憲法通じず」という看板を立ててまで外部との接触を断っているため、この村の村民は100%自給自足で生活していると考えられています。

実際にそのような閉ざされた村が存在しているのなら、村民が自給自足の生活を送っていることは間違いないでしょう。付近に整備された畑があったという報告があったのもうなずけます。

本当にそのような村で暮らす人々がいるのならば、この恵まれた日本という国の現代社会で、文明の利器を享受できないことは可愛そうにも思えます。それとも社会的ストレスにさらされない分幸福なのでしょうか?

近親相姦が行われいる

Sibling Children Family - Free photo on Pixabay (276448)

外部との接触の一切を断ち、よそ者を受け入れない村の性質から、村内部では近親相姦が行われているのではないかと言われています。これもまた、外部と一切かかわらないのであればあり得る話でしょう。

人類社会ではタブーとされているこの行為ですが、これにより産まれてしまった子供は様々な障害を持つことが多いことが科学的に解明されています。これは生物としての当然の理であり遺伝的リスクによるものです。

近親による行為でできた子供は肉体的にも精神的にも問題を持つことが多く、その為に村人は凶暴化し訪れた人は襲われると考えられています。こう考えるといろいろと辻褄も合い、噂の信憑性も増してきます。

江戸時代以前より酷い差別を受けている

Hand Faust Violent - Free photo on Pixabay (276449)

これらのほかにも、犬鳴村は江戸時代以前よりひどい差別を受けてきた村だという噂もあります。日本において中世ごろから穢多・非人(えた・ひにん)と呼ばれる、被差別身分がありました。

この差別は平安時代から始まったとされ、江戸時代には制度として確立されましたが、明治時代には撤廃されました。穢多は穢れた職業を強制され、住む場所も限定されていますた。また非人は、人として扱われず仕事も済む場所もなく、物乞いなどをして生活していました。

この身分制度は明治時代になって撤廃されてからも、一部の地域では引き継がれており犬鳴村はその一つだったため、隔離されたと言われています。他にも戦前、社会から隔離されたハンセン病患者の隔離場所に使われていたという話があり、差別の対象となった人たちの集められた村だという一説があります。

広場には頭蓋骨がたくさん積まれている

Skull Cemetery Genoa - Free photo on Pixabay (276450)

また中には、犬鳴村の中心の広場や付近の小屋などに、頭蓋骨がたくさん積まれているという話もあります。荒唐無稽な話かと、鼻で笑われるかもしれませんが、これもあながち嘘ではないかもしれません。

重篤な病気の患者が隔離されていた、あるいは人として扱われないような人が住んでいる、はたまた近親相姦で生まれた人が住んでいる、これらが事実であれば死人が多いこともあるでしょうし、まともな埋葬もせず死体をぞんざいに扱った結果なのかもしれません。

また、噂通り入り込んだよそ者が殺されているのであれば、その死体や頭蓋骨を見せしめのために纏めているということも考えられないことはありません。どちらにせよ、現在実際に訪れた人がいない以上これもまた、真実は分かりません。

村人は足が速い

Time Fast Moving Balancing Act - Free image on Pixabay (276453)

これもまた荒唐無稽な話にはなりますが、村人たちは尋常でなく足が速いと言います。村の周囲には、触れると音を発するトラップや、足止めするトラップなどが仕掛けられており、そのトラップにかかると村人がものすごい速度でやってきて取り囲まれる、という話があります。

さすがにこの話は眉唾物です。そもそもこれが体験談だとしたら、取り囲まれた本人はその恐るべき足の速さを誇る村人たちからどのように逃げ出したのでしょうか?

しかし、隔離された地で自然の中で野性的な生活をしているのなら、常人よりも身体能力が高く足が速いということはあり得るかもしれません、そのため一概に嘘だと決めつけるのも難しいです。

勝手に入ると村人が斧を持って追いかける

Axe Timber Wood - Free photo on Pixabay (276454)

村に入り込んだよそ者は、斧を持った村人に追い掛け回されると言う話も広まっています。日本国憲法が通じないのであれば、このぐらいは当然起こっても不思議ではないでしょう。

よそ者を嫌う習性や、その凶暴性からもこの話の辻褄は合います。惨殺されたカップルもおそらくこうして追い掛け回された挙句に殺されたのかもしれませんね。

田舎の絶景スポットを探しに犬鳴村に迷い込んでしまい村人に追いかけられた、という体験記もありもしかすると本当の話なのかもしれません。

携帯機器が圏外になっている

Raisting Sattelit Reception - Free photo on Pixabay (276457)

犬鳴村では携帯電話の電波が圏外になるそうです。すべての通信会社が圏外になるため、地図アプリ等は使えず迷い込むと抜け出すことは至難の業だそうです。今時全ての電波が圏外?と思われるかもしれませんが、これもまた普通に考えられる話です。

国の関与していない地域だから電波が通じていないという説もありますが、これは単に電波が届きにくい場所というだけでしょう。

犬鳴村でなくても、田舎や山奥などの僻地であれば、現在でも電波が届かない地域はまだまだあります。犬鳴村も同様に山奥に位置しているとされているため、携帯の電波が圏外になったとしても何ら驚くことではありません。

しかし、興味本位で訪れた人たちにとってみれば、不気味な村で携帯電話の電波が繋がらないというのは、さぞかし怖いでしょう。

コンビニがある

Store Convenience Quick Shop - Free image on Pixabay (276458)

外界から隔離され、日本国憲法はおろか一般常識すらも通じない村人が住むこの犬鳴村ですが、なんとコンビニがあるという噂もあります。これはさすがに笑ってしまうような話ですね。地図にも載っておらず村人も常識が通じないようなところでコンビニを開店する意味が分かりません。

村人が存在するとしても、日本の貨幣を所持しているとは思えません。それに噂されているような生活をしているのであれば何を購入するのか?従業員はどの様な人物なのか?疑問が尽きません。

これは犬鳴村伝説を面白おかしく盛り上げようとした輩の捏造でしょう。交通、電気、水道、どのインフラも通じていないであろう地でコンビニを運営するのは不可能です。この噂はさすがに嘘だと考えてよいですね。

過去に外部の人間が入り殺人されている

Potatoes Ketchup Murder - Free photo on Pixabay (276461)

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