2019年7月10日 更新

自称進学校のあるあるや教師の特徴!落ちこぼれた時の対処法も

「厳しい教師たち、大量の課題で辛い日々、ハイスピードな授業に着いていけず落ちこぼれてしまった...」そんな悩める生徒を生み出すことが多い、いわゆる自称進学校。今回はそんな自称進学校の偏差値や教師の特徴、落ちこぼれた時の対処法まで詳しく紹介していきす!

「え!?修学旅行って普通あるもんじゃないの?かわいそう~」自分の学校は一年目に臨海学校、2年目に校外学習で終わり。それが普通だと思っていたし修学旅行に行くのなんて稀なケースかと思っていた…。

そう思っている人がいたら、あなたの学校は自称進学校かもしれません。一般的にはどの学校にもある修学旅行。関東圏の学校であれば京都や沖縄方面、関西圏の学校であれば北海道や東京方面に行って学習と言いつつもほとんど遊べるような楽しい旅行。

しかし、そんな修学旅行が無いというケースも。自称進学校は修学旅行に時間を割く余裕が無いため、そもそも修学旅行を設けていないというのです。

受験は団体戦と連呼する

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「受験は団体戦だ!みんなで乗り越えよう!」「推薦が決まっている人もいるだろうが、まだセンター試験や二次受験が残っている人がほとんどです。受験は団体戦なのだから同じ意識を持って、終わったからと言ってはしゃがないように。」「全員で合格目指そう!団体戦で勝つぞ!」

本来受験は個人で受けるもの。個人が行きたい大学がありそこに向けて個人で努力をし、その結果に個人が一喜一憂するものです。しかし、自称進学校は何かにつけて受験は団体戦だと連呼します。

そのため、最後の人の受験が終わるまで教室内はピリピリとしたムードを抱え、推薦やAO入試を終えて受験から解放されたとしても「終わったから遊べる―!!わーい!」なんて空気をうっかり出したものなら教師に注意されることでしょう。

合格は先生の手柄

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「○○先生のクラス、○○大合格5名出したって?凄いじゃない~。他のクラスより呼びぬけて合格実績良いわよ!」「いやぁ~優秀な子たちで嬉しいですよ~」

職員室や廊下での教師同士の会話で上記のようなセリフを耳にしたことがある人もいるでしょう。教師のサポートのもと、生徒の頑張りにより手に入れた合格の二文字。その合格実績は教師たちの間ではまるで先生の手柄のように語られるケースが多いのです。

もちろん、先生の手厚いサポートのおかげは非常に大きいでしょう。しかし、その合格数や合格率を先生同士で比較していたり、どこどこのクラスが一番だとか競っていたりする会話を聞いてしまった場合、生徒も少しモヤモヤとした気持ちになるかもしれません。

国公立大学をごり押し

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「一番近い国公立大学はここだな。」「うーん、今の偏差値だと近場の国公立大学は難しいな…。地方ならいけなくもないが…。」「同じ偏差値なら私立よりも国公立の方が絶対良い!こっちにするべきだ!」

高校3年生、いよいよ本腰を入れて受験校を選ぶ時期を迎えるわけですが、将来希望の職業や住みたい地域、実家との兼ね合いや自分の現在の偏差値、大学の雰囲気など、様々な要因から受験校を選ぶのもなかなかに難しいもの。

そんな中職員室や進路相談室に行くと、とにかくおススメされるのが国公立大学。近場の私立なら遠方の国公立をおススメされるほどのごり押しぶりに、驚く生徒も。

確かに金銭的にも私立よりは国公立の方が安心ですが、遠方であれば逆に負担が高くなるケースも。合格実績を主張する際、国公立大進学〇〇名!と学校の優秀さをアピールするためにも国公立大学をついおススメしてしまうのでしょう。

入学したときが一番頭がいい

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自称進学校あるある、入学したときが一番頭が良いです。自称とは言え進学校を主張するレベルですから、高校入試では一定の学力が求められます。そのため、実は行きたくても不合格で行けなかったと嘆く中学3年生は少なくありません。

いざ入学。地域でも名のある高校に入学して偏差値がもっと上がり、大学はもっと良いところに行けると思う人が大半ですが、現実はそうもいきません。

入学当時は65と言われていた平均偏差値。初めの授業や最初のテストもなんとか乗り越え日々を過ごしていくも、模試を重ねるごとに落ちていく偏差値。自称進学校に入学した生徒のほとんどは、入学したときは一番頭が良いといった状況になるのです。

文武両道

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どこの学校にも掲げている校訓があるというもの。例えば、「継続は力なり」「自主自律」「日々精進」など、そこの校風にあった校訓があります。

その中で自称進学校でよく見られる校訓が「文武両道」です。学業にばかり力を入れていると思いきや、学業だけでなく部活などの武にも力を入れて両立していることこそが望ましいと言っているのです。

そのため、部活やクラブ活動への入会を促進してはいるものの、実態が学業に傾いた校風のため実績は芳しくありません。

自称進学校で落ちこぼれた時の対処法

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自称進学校とはいえ、ほとんどの人がその高校に入りたくて、高校受験を努力した結果入学した高校です。とはいえ、いざ入学してみたら勉強、勉強、勉強の嵐で望んで入ったのについていけなくなって苦しむ人もいるでしょう。

そんな自称進学校で落ちこぼれた時の対処法を次にご紹介していきましょう。落ちこぼれても大丈夫です。周りのことばかり気にせず、まずは落ち着いて以下の事を試していきましょう。

時間の使い方が大事

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大量の課題や予習復習に忙殺されがちな自称進学校。その多さについていけずに落ちこぼれてしまう人が後を絶ちません。

そんな時大事なのは時間の使い方です。大量の課題とはいえ朝から晩まで勉強ばかりでは身体だけでなく心も疲れてしまうもの。程度に休憩を入れたり、遊ぶ時はしっかり遊ぶことでメリハリをつけてこなしていきましょう。

また、課題は友人と一緒にやることでわからないことを助けあったり、予習復習は電車に乗っている時間やテレビでCMを挟む時間、寝る前の30分だけ!などスキマ時間を活用したり、土日に一週間分を大まかに読み込んでからスキマ時間で見直す、といった方法もおススメです。

学校の授業の進度を気にしすぎないようにする

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日々どんどん進んでいく教科書のページ。早口でメモを取る間も少ない授業の速度。消されないうちにノートと頭に叩き込む板書。そんなハイスピードな授業の進度についていけない自分に嫌気がさし、辛くなってしまう人もいることでしょう。

そうして落ちこぼれてしまった時、頑張って元の速度に追い付こうにもなかなかついていくことが出来なくて断念してしまいます。いっそのこと、授業の進度を気にせずに勉強するのはいかがでしょうか?

できるところは頑張って、追い付けないところは自分のペースで進めていきましょう。わからなければ友達に聞き、塾や予備校に通っていれば塾の先生に聞き、親に聞き…。進度を気にしすぎて自滅してしまうよりかは、周りをもっと頼って一緒に頑張っていきましょう。

進学塾にフルコミットする

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学校で集団でのハイスピードな授業進行に着いていけなくなり、落ちこぼれてしまったのであれば「自分のペースを保ってくれる」進学塾にフルコミットしましょう。

学校では一クラス30~40人の集団を相手に教師は最大多数の効率化を狙って授業進度を決定していきます。そのため、そこから漏れてしまう人は必ずいるわけです。しかし自称進学校の場合はそこに大きな力を割くことはほとんどありません。

一方で進学塾などの中には、個人に特化した授業展開も得意とする進学塾が多くあります。学校の集団での進度に着いていけないのであれば、個人に特化した進学塾で頑張れば良いのです。

自称進学校に毒されないようにする方法

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