2019年3月22日 更新

よく聞くガンギマリの意味は?ガンギマリの意味について詳しく解説

友人同士の会話や、動画やアニメなどで、「ガンギマリ」という言葉を見聞きしたことはありませんか?雰囲気や言葉のニュアンスは分かっていても、正確な意味を知らない人も多いでしょう。この記事では「ガンギマリ」の意味や、どういった状態の事なのか詳細にご紹介していきます。

炭水化物

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知らない人も多いのですが、栄養ドリンクには炭水化物が含まれていることが少なくありません。炭水化物は糖質であり、栄養ドリンクには「糖質」と記載されていることが多いため、砂糖や甘味料だと誤解する人もいるのです。炭水化物の摂取量が少なすぎると、エネルギー量が不足し、眠気や疲れやすさが発症します。

脳の唯一のエネルギー源である「ブドウ糖」も炭水化物であるため、体にとって非常に重要な栄養素なのです。しかし、炭水化物を過剰摂取してしまうと、エネルギー過多状態となり、体重の増加や肥満が懸念されます。また、炭水化物の摂取量が非常に多い人は、死亡リスクも上昇するといった研究もあるのです。

栄養ドリンクに含まれる成分

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疲労感が激しい時や、足りない栄養素を補うために飲むことも多い栄養ドリンク。それらを服用することによって、体調が改善したり美容効果が期待できることから、毎日欠かさず飲む人も大勢います。特に、美容関連の栄養ドリンクは、若い女性を中心に普及した、必須アイテムの一つといえるでしょう。

しかし、栄養ドリンクは、足りない栄養素を補う成分が豊富に含まれており、過度な摂取によってガンギマリに近しい症状や状態を引き起こす恐れもあるのです。最後に、身近な存在である栄養ドリンクの成分と、過度な摂取への注意事項についてご紹介していきましょう。

レットブル

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体調が優れない時、眠気やだるさを感じている時、レッドブルを飲んで体力を回復させる人も多いでしょう。特に、若年層の間では、徹夜明けや長時間遊ぶ前に飲まれることが多いようです。スタイリッシュな見た目から、手軽に飲まれているレッドブルですが、実は栄養ドリンクではありません。

栄養ドリンクとは「医薬品」「医薬部外品」のことであり、レッドブルなどは、お茶やコーラなどと同じ清涼飲料水に分類されます。「医薬品」ではないため、レッドブルは明確な「効能」を謳うことはできません。「翼をさずける」というキャッチコピーも、そのためなのです。

「医薬品」とは、商品に配合されている成分について、厚生労働省が治療として有効な効果が見込めると認めた商品であり、医師の処方箋が必要な場合もあれば、ドラックストアで購入できるものもあります。
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「医薬部外品」は、厚生労働省が許可した効果的な成分が、一定量以上の濃度で配合され、「予防」や「衛生」が期待できる商品にたいする呼び方です。「薬用」と呼ばれる商品も、医薬部外品に該当します。

つまり、レッドブルには、治療効果や予防効果が約束されていないのです。しかし、レッドブルを飲むことによって、何の効果も得られないわけではありません。レッドブルには「カフェイン」や「ビタミン」が含まれているのです。カフェインは、脳を興奮状態にすることで眠気を防ぎますし、疲労感解消にも役立ちます。

ビタミンは、体内の代謝を手助けし、摂取した栄養素を効率よくエネルギーとして使用する際に活躍するのです。また、海外で販売されているレッドブルには、「合成タウリン」というものが含まれており、こちらの成分が入ったものは、日本で「医薬品」とみなされ、販売には厚生労働省の許可が必要になります。
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現在日本で販売されているレッドブルには、合成タウリンは含まれていませんし、厚生労働省が効果を保証する飲料水ではありません。しかし、効果が保障されていないからといって、いくらでも飲んでいいわけではないのです。

レッドブルには、カフェインが含まれており、飲み過ぎることによって、「吐き気」「不眠」「胃痛」などの症状が発症する恐れもあります。また、ウォッカとレッドブルを使った「レッドブルカクテル」にも、注意が必要です。カフェインとアルコールを一緒に摂取してしまうと、酔いを感じにくくなってしまいます。

さらに、薬との併用も避けた方が賢明です。薬の成分にもよりますが、効きにくくなる場合や、効きすぎて体調を崩す恐れがあります。

リポビタンD

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両親世代や、働き盛りの社会人が愛飲することも多い栄養ドリンクは、リポビタンDです。リポビタンDは「医薬品」に指定されていましたが、現在は「医薬部外品」として、コンビニなどでも購入することが可能になりました。

リポビタンDには、「タウリン」「ビタミン類」「炭水化物」が含まれています。それらの成分によって、疲労回復効果や抵抗力の維持及び改善が期待できる栄養ドリンクです。「医薬部外品」のため、こういった効果を明確に謳うことも可能なのです。

リポビタンDには、明確な服用量が表示されており、15歳以上であり、1日1本までと定められています。しかし、罰則等はもちろんないため、服用量を超え1日数本摂取する人も、少なくありません。
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リポビタンDを過剰に摂取することによって、タウリンの過剰摂取が危惧されます。タウリンを過剰摂取すると「吐き気」「下痢」「食欲不振」といった症状が発症する恐れがあるのです。また、タウリンには血圧を下げる効果もあるのですが、突然飲むことを止めてしまうと、その反動で血圧が跳ね上がる恐れもあります。

また、リポビタンDに含まれる炭水化物量は少なくないため、炭水化物の過剰摂取にも繋がり、炭水化物依存症のリスクを高める場合もあるのです。

リポビタンDに含まれるビタミン類は主にB群であり、副作用の報告がないものもあります。しかし、ビタミンB群の過剰摂取と、男性の肺がんリスクが関連するといった研究も発表されているのです。

モンスターエナジー

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モンスターエナジーという飲料水も、若者を中心に普及しています。カラフルな色味や、ポップな柄のパッケージは、若者に好まれやすいのでしょう。日本で発売されているモンスターエナジーも、レッドブル同様に「清涼飲料水」です。厚生労働省が効果や体調改善を保証した飲み物ではありません。

しかし、レッドブル同様にモンスターエナジーも、いくらでも飲んでいい飲み物ではないのです。アメリカでは、10代の子供がモンスターエナジーを大量に飲んだことにより、死亡したという事故が発生しました。アメリカと日本で販売されている商品では、含まれる成分は異なりますが、他人事ではないでしょう。
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モンスターエナジーには、カフェインと糖質、ビタミン類が含まれています。含まれる成分として危険なのが、カフェインになりますが、アメリカで販売されているモンスターエナジーより、日本で販売されている商品のカフェイン量が多いことは、あまり知られてはいません。

カフェインを大量に摂取すると、急性カフェイン中毒となり、「動悸」「頭痛」「吐き気」「不安感」などの症状が発生します。「カフェイン」という成分は、コーヒーやお茶などにも含まれる身近な成分のため、危機感を持たない人も多数存在しますが、カフェイン摂取の基準は人によって異なるのです。

つまり、カフェインにたいして弱い人も存在し、そういった人たちが他者と同じ量のカフェインを摂取することによって、カフェイン中毒を引き起こす可能性もあります。
急性カフェイン中毒は、体重1キロ当たり、.5mg

チョコラBB

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若い女性に限らず、働き盛りの女性や、学生にも人気の栄養ドリンクといえば、チョコラBBでしょう。チョコラBBは、肌荒れやニキビ改善など、美容にも効果が期待できる指定医薬部外品です。栄養ドリンクタイプのチョコラBBには、「ハイパー」「ロイヤル」「ライト」など用途によって、種類がさまざまあります。

日常的な疲労感や体調不良には「ハイパー」、授乳中や妊娠中などのビタミン補給には「ドリンクビット」、体力低下・日常使いには「ドリンクⅡ」がおすすめです。

チョコラBBの成分は、これら種類によって異なりますが、ビタミン類やタウリンなど、他の栄養ドリンクと同様の成分が含まれています。そのため、服用し過ぎると、神経障害や動作制御機能を失う恐れがあるのです。その他にも、皮膚病変や光線過敏症などを発症するリスクもあります。

Regain

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朝が辛い時や、前日の疲労感が抜けない時に利用する人が多い栄養ドリンクは、Regainでしょう。症状の改善に効果的だと言われる成分が、一定量以上含まれている「指定医薬部外品」です。栄養ドリンクには、少量のアルコールが含まれているものもあり、Regainにも少量のアルコールが含まれています。

含まれているアルコール成分自体は、心配するような量ではありません。しかし、アルコール成分以外にも、タウリンやビタミン類、炭水化物などが含まれているため、摂取量を守る必要があります。タウリンは、肝機能を補助する成分ですが、過剰摂取することで肝機能に負担をかけ、不調の原因になることもあるのです。

また、日常的に摂取することで、体内の自発的機能が低下し、飲まないと常に不調といった事態を引き起こす可能性もあります。

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