2019年9月26日 更新

ちんころとは?ちんころ飴の種類や込められた意味・作り方等を紹介!

新潟県十日町市に伝わる伝統的な和菓子ちんころ飴。この「ちんころ」には色々な意味があります。お正月の縁起物として重宝されているちんころ飴についてだけではなく、ちんころの意味についても詳しく解説していきます。見た目の可愛らしさに魅了されるはずです。

熱湯を混ぜながら力強く練った生地を小分けにして、せんべい状にしていきましょう。小分けをして大きめのお煎餅のようにしていきます。

この時のお煎餅の形は、ちんころ飴の形づくりにあまり影響しないのでしっかりと成形しなくても構いません。茹でやすさ、茹でた後の手順のことを考えると煎餅状の方がやりやすくなります。

特に市場に出すちんころ飴は、大量のものを手際良く作らなくてはいけないので、この方法が取り入れられているように思われます。

③茹でる

Kitchen Cook Pots Cooking - Free photo on Pixabay (655197)

全ての生地をお煎餅状にしたら次は、大きい鍋で茹でていきます。何度も言うように、ちんころ飴は手際が命。一気に手早く仕上げられるように、一気に茹でてしまうのがベストです。

家の中で一番大きい鍋を用意して、一緒に茹でてしまいましょう。先に鍋でお湯を沸かして、沸騰したらちんころ飴の生地を入れて15分茹でます。

家庭によっては、この茹でる手順を取り入れずに練った生地に着色して成形する場合もあります。作り方が変わることで、その家庭によって個性が出てくるのがちんころ飴の魅力なのです。

④②の粉と③のゆで汁を合わせて良く練る

Wood Woods Rolling Pin - Free photo on Pixabay (655204)

熱湯で15分茹でたら、水気を軽く切りながら全ての生地をあげていきます。熱湯を入れて練られた生地を小分けにして、さらに熱湯で茹でるという手順を見るだけでも、ちんころ飴はとても手の混んだものだということが分かります。

茹でた生地は、茹で汁を少し入れながらさらに力強く練っていきます。冷めてからでは乾燥して成形しづらくなってしまうので、熱々のうちに行わなければなりません。

火傷をしないように、氷水を用意して手をつけながら素早く練っていきます。

⑤着色をして更に練る

Turmeric Spice Curry - Free photo on Pixabay (655208)

茹でた生地をさらに練ったあとは、いよいよ着色です。作りたいちんころ飴のモチーフに合わせて着色した生地が必要となるので、小分けをして色付けしていきましょう。

基本的には赤・黄・緑の3色で作られていましたが、モチーフが増えてきた現在はとてもカラフルに彩られています。ちなみに赤は健康、黄はお金、緑は人の役に立つという意味を持ちます。

綺麗に色が出るように、着色をした生地を丁寧に練り込んで色付けしていきます。着色料も増えてきているので、自身で作る時には好きなように色付けして楽しみましょう。

⑥好きな型に成型したら出来上がり

Candy Food Sweet - Free photo on Pixabay (655221)

生地を着色したら、次は最後の工程となる成形です。乾燥してしまう前に手際良く、ハサミや指先を使いながら仕上げていきましょう。着色した生地もこの工程で使っていきます。

初心者はこの成形がなかなか難しい工程です。頭の中だけでイメージするよりは、事前にデザインをして紙に書いてから成形していくと作りやすいです。粘土細工をしているような感覚で、楽しみながら作っていきます。

この後に金粉を使って仕上げていく方法もあります。成形した後に冷ましたら完成です。

ちんころ作りを体験できる場所もある

Pot Steaming Hot - Free photo on Pixabay (655231)

ちんころ飴は地域住民で受け継がれていた伝統のひとつですが、観光客の間でも人気を集めています。毎年1月10日・15日・20日・25日には十日町市内において開催される節季市にて、ちんころ飴が販売されています。

手作りで用意されているちんころ飴は、数多く作ることができません。ひとつひとつ表情も違うため、自分だけのオンリーワンの縁起物を持ち帰ることができます。その希少さが、年々注目を浴びている理由のひとつです。

この地域では、縁起物であるちんころ飴を実際に作れるプログラムを用意している場所もあります。

あてま高原リゾートべルナティオ

Animal Monkey Baby Japanese - Free photo on Pixabay (655243)

新潟県十日町市にあるあてま高原リゾートベルナティオでも、ちんころ飴作りの体験プログラムが用意されています。開催時期は季節によって異なるので、事前に確認しておくことが必要です。

大自然に囲まれたこの場所はスキーやゴルフ、サイクリングなどのアクティビティを楽しめるのが魅力。疲れた体を温泉で癒すこともできます。心も体も癒やされながら、新潟県の伝統文化に触れられるため充実した日々を過ごすことができそうです。

新潟県十日町市諏訪町通り

Street Wall City - Free photo on Pixabay (655254)

元々は農家の副業として始められたのが、ちんころ飴作り。現在は家計のためというよりは、縁起物のひとつとして伝統文化のひとつとして作られていることが多いです。

この伝統文化を身近なものに感じてもらいたいということから、各地でワークショップも開かれています。十日町市諏訪町通りが、ちんころ市が行われている場所です。

ちんころ飴の可愛らしさに魅了されたら、ぜひ自ら作ってみてもより愛着がわくことでしょう。諏訪町通りに限らず、十日町市各地でちんころ飴作りのワークショップが開かれているので要チェックです。

ちんころは飴だけではない!

Secret Hands Over Mouth Covered - Free photo on Pixabay (655267)

ちんころと調べると新潟県十日町市に伝わる伝統の和菓子、ちんころ飴が目につきますが実は日本に伝わるのはこれだけではありません。

三重県にも伝統的な和菓子「ちんころ」が存在します。しかし同じ伝統的な和菓子でも、新潟県に伝わるものとは少し違うようです。どちらも古くから伝わる大切な伝統なお菓子。絶やさないようにしたいものです。

ちんころ飴とは違う和菓子、ちんころと呼ばれている和菓子は一体どのようなものなのでしょうか?

三重県菰野町に餡子入りの和菓子が

Red Beans Hands Corn - Free photo on Pixabay (663790)

三重県に伝わる「ちんころ」は、こしあんが入った和菓子です。お店によってはきな粉と黒糖が入った餡を詰めているところもあります。この餡を詰めているのはいわゆる落雁です。

口の中に入れると、ほのかに優しい味が広がり懐かしさすら感じられます。三重県で受け継がれている「ちんころ」も子犬を模していて、そのことからこの名前がつけられました。

三重県菰野町に伝わっている伝統的な和菓子のひとつです。ぜひこの地に立ち寄った際のお土産として食してみてください。

小さくてかわいいちんころは小さい子に大人気

Child Happy Kid - Free photo on Pixabay (655272)

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