2019年4月10日 更新

懐かしの十回ゲーム!面白い十回ゲームの例とカップルでの楽しみ方

十回ゲームとは昭和の終わりに小学生の間で大流行した遊びですが、近ごろ静かなブームになりつつあります。この記事では十回ゲームの例題と楽しみ方のコツ、カップルでの楽しみ方、十回ゲームをやる際の注意点などをたっぷりご紹介します。

十回ゲームを覚えて暇つぶしを有意義に

Coffee Cup Porcelain - Free photo on Pixabay (154267)

十回ゲームといえば昔の遊びのように思う人もいるかも知れませんが、最近では中高生の間で流行っていたり、認知症予防としてお年寄りの脳トレにも活用されているそうです。

ツボにハマれば非常に盛り上がるゲームですので、覚えておくと友達とのちょっとした暇つぶしにもなりますし、飲み会や合コンなどの時間にも楽しく有効に使えるので大変便利です。

この記事では十回ゲームの例題と、英語バージョンやカップルでの楽しみ方など、様々なバリエーションの十回ゲームの楽しみ方、また十回ゲームをするにあたって注意しなければならない点を詳しくご紹介していきます。

十回ゲームについて

Mistake Error Question Mark - Free photo on Pixabay (154274)

十回ゲームとは、十回クイズという名前で昭和の終わりに爆発的に流行した遊びです。当時は本もたくさん出版されるほど人気があったこのゲームですが、近頃では若者の間で再び流行しているようです。

簡単に説明すると十回ゲームとは、ある単語を十回言わせてから、間違えを誘導するような問題を出して相手をひっかけるという遊びです。

問題自体は冷静に考えれば答えられる簡単なものなんですが、十回言わされた単語を脳と口が覚えてしまっているため反射的に言わされた単語に似ている答えが口を突いて出てしまうというものです。

基本的なルールは、問題を出す側と答える側の1対1で行います。答える側の人が単語を十回言ったら、問題を出す側の人はすぐに問題を出すこと、そして答える側は出題されてから2秒以内に答えなければなりません。
Metronome Clock Music - Free photo on Pixabay (164506)

理由は答える側の人に考える時間を与えてしまうと、単語を十回言わせる意味もこのゲームの醍醐味も失われてしまうからです。このゲームはテンポの良さがとても重要なのです。

答える側の人が単語を十回言った直後は脳と口がその単語を覚えているので、ややこしい問題を出すと間違いを誘発しやすいのですが、時間が経つとどんどん脳も口も元に戻ってしまいます。

こう聞くと難しいように思うかもしれませんが全くそんなことはなく、テンポ良くリズミカルのゲームが進んでいき、気がつけばハマっている……というのがこのゲームの魅力です。

十回ゲームの例

School Teacher Education - Free photo on Pixabay (154280)

十回ゲームの事については大体わかっていただけたかと思いますが、実際にどのような単語を十回言わせれば良いのかどんな問題を出せば良いのかについてはまだわからないと思います。

次の記事ではあなたが問題を出す側として想定して、問題の出し方と相手はどう答えるのか、正解はなんなのかということを17個の例題を挙げてわかりやすく詳細に説明していきたいと思います。

ピザ

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ピザと十回言ってもらいましょう。相手が十回言い終わったら、自分のひじを相手に突き出して指差しながら「じゃあここは?」と聞いてください。大体は「ひざ」と答えるか、引っかかるまいとして口ごもる人もいます。

ピザとひじとひざ……なんだかややこしいですよね。ピザと十回言った後でこの問題を出されると脳内はかなり混乱してしまい咄嗟にひざと答えてしまうのですが、正解は「ひじ」です。

十回ゲームって知ってる?と聞くと、詳しく知らなくても「ああ、ピザって10回言うやつでしょ?」と答える人も多くいるほどポピュラーなのがこのピザです。

ですから昭和世代の人が相手だと、十回言ってくれないだけでなく冷ややかに「ひじ」と先に答えを言ってしまう人が多くいるのもあるあるです。

とはいえ懐かしがって食いついてくれる人もいるので、掴みとして出題してみるのも良いかも知れませんね。

10

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10と十回言ってもらいます。相手が十回言い終わったら「90の次は?」と聞きましょう。相手は100と答えると思いますが、100は正解ではありません。

正解は91です。なぜ相手が100と答えたかというと、10という単語を言い続けていると10単位で数字が変化すると脳が勝手に勘違いをしてしまうのです。

冷静に考えれば答えられる簡単な答えだけに、正解を聞いて相手は悔しがることでしょう。

温泉

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温泉と十回言ってもらいましょう。相手が十回言い終えたら「3000の次は?」と聞きましょう。相手は4000と答えますが間違いです。

正解は3001ですよね。温泉と4000の語感が似ているので咄嗟にそう答えてしまうのでしょう。

夏野菜

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夏野菜と十回言ってもらいましょう。相手が十回言い終わったらすかさず「学校で春休みの次といえば?」と言うのです。大体の人はここで夏休みと答えますが、それは間違いです。

春休みと夏休みの間には一学期がありますよね。なので正解は「一学期」です。
夏野菜と十回いう事で相手の頭の中に「夏」というワードが印象に残ってしまうので、出題された「春休み」と「夏」が脳内でミックスされて夏休みと答えてしまうのでしょうね。

安いみかん

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安いみかんと十回言ってもらいましょう。相手が十回言い終わったら「学校の休みの日のことは?」と聞きます。学校と休みと安いみかんが脳内で組み合わさって相手はきっと「休み時間」と答えてしまうことでしょう。

休み時間というのは授業の合間の時間の事で、登校しなければ休み時間をすごすことはできません。「学校の休みの日のことは?」と聞いているのですから休み時間という答えは間違いですよね。

正解は休日です。

たこやき

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たこやきと十回言ってもらいます。相手が十回言い終わったら「鯛を焼いた食べ物は?」と聞きましょう。相手はたい焼きと答えますが、それは間違いです。

たこやきというのは小麦粉ベースの生地を丸く焼いた食べ物で、相手はたこやきと十回言っているうちに、無意識のうちにたこやきの形状をイメージしてしまうのでしょう。

その上で鯛を焼いた食べ物という問題と、たこやきという食べ物のイメージが相手の頭の中で足し算されてしまうため、口を突いて出た答えがたいやきになってしまいやすいというわけです。

正解は焼き魚です。

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