2019年4月8日 更新

エヴァは衒学的?衒学的の意味と対義語や類語は?

衒学的という難しい言葉を正しく使うことで、かっいこよく見えてきます。しかし、衒学的という言葉を正しく使うには、その言葉の意味や対義語、さらには類語までも理解しておく必要があります。正しい知識を身に付けて、正しく使ってみましょう。

1995年から1996年にかけてテレビ放送がされた新世紀エヴァンゲリオンは、もともとはそれほど人気があるアニメではありませんでした。むしろ、テレビ放送がされたこの1年間の全26話においては、低視聴率な結果になってしまったのです。

しかし、テレビ放送が終了した後にこのアニメを高く評価する人が多くなり、その後に制作発表された新世紀エヴァンゲリオンに関するアナザーストーリーという形でブレイクを果たすことになります。2006年には、もともとのストーリーをリビルドしたエヴァンゲリオン劇場版がリリーズされ、さらにはエヴァンゲリオンの人気に拍車をかけたことになりました。

謎に包まれた内容が多くの人を引き付けることになり、現在でも新世紀エヴァンゲリオンを高く評価する人が多いのは、多くの謎に満ち溢れているからと言われています。その謎が解けないからこそ、今でもその謎を求めて日本だけではなく、世界からも注目が集まっているのです。

また、登場人物についても高い評価がされています。それぞれの登場人物に大きな意味合いを持たせることで、さらに新世紀エヴァンゲリオンが謎めいた内容になっていることは間違いありません。

ストーリー

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新世紀エヴァンゲリオンのストーリーは、とても複雑な構成になっています。大まかなストーリーとしては、舞台は200年、セカンドインパクトと呼ばれる大災害によって、世界の人口の半分以上を失った世界から始まります。主人公は碇シンジと呼ばれる14歳の少年です。

碇シンジは、襲来してくる使徒と呼ばれる敵と戦うことを命じられますが、この敵と戦うために与えられた兵器こそがエヴァンゲリオンです。碇シンジが乗っていたエヴァンゲリオンは新号機ですが、零号機に乗ってた綾波レイと出会い、そこからさまざまな展開が巻き起こっていきます。

綾波レイは使徒との闘いにより自ら操縦していたエヴァンゲリオン零号機と共に自爆をすることになりますが、新たなエヴァンゲリオンのパイロット渚カヲルとの出会いにより、また新たな展開を迎えることになります。テレビ版と劇場版とではストーリーが異なりますが、新世紀エヴァンゲリオンの大まかなストーリーはこのような展開になっています。

テレビ版と劇場版とでは、大きくストーリーが異なっていることも、新世紀エヴァンゲリオンのファンにとってはとても興味深い内容になっているのです。それぞれに違うストーリーを設けることで、神秘的な意味合いや謎めいた意味合いが深くなっています。

どちらが正しい新世紀エヴァンゲリオンなのかも含めて、新世紀エヴァンゲリオンのファンはこうした部分に魅力を感じているのだと言えます。

登場人物

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新世紀エヴァンゲリオンの登場人物はとても多く、さまざまな展開を迎えていく中で重要な登場人物も増えていく内容になっています。主人公である碇シンジ、そしてエヴァンゲリオン零号機を操る少女綾波レイは登場人物の中でも多きな鍵を握る人物です。

そして、ストーリーの鍵を握っているパイロット渚カヲルもとても重要な登場人物だと言えるでしょう。さらには、戦闘指揮官の葛城ミサト、同級生の鈴原トウジと相田ケンスケ、エヴァンゲリオン弐号機のパイロット少女惣流アスカラングレーも、ストーリーにおいてとても重要な存在であるこは間違いありません。

衒学的の類語

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衒学的という言葉は理解できたでしょうか。一見、とてもシンプルな意味を持つ衒学的という言葉ですが、奥が深い言葉であることは間違いありません。どのような意味を持っているのか、どのような使い方をするべきかは、類語を知ることでより理解は深まっていくでしょう。

衒学的に対する類語をご紹介しますので、より衒学的という言葉に対しての理解を深めてみましょう。

ペダンチック

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ペダンチックとは、些細なことを学習することを表しています。広く物事をとらえて学ぶのではなく、狭い視野で学ぶことを表しています。

そのため、一見学識があるように見えますが、実際はとても狭い視野で学習をしていますので、深い知識には乏しく、その知識のなさがすぐに他の人に分かってしまいます。まさに学者ぶっているさまを表しているのペタンチックの意味です。

ペダンティック

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ペダンティックも衒学的と同様に、自分の知識をひけらかすようなことを意味しています。相手が理解していないようなことをあたかも深い知識を得ているかのような言動で相手に伝えるさまを表しています。

得ている知識はあくまでも些細な内容であり、実際にはあまり深い知識ではいことも表しています。そうした些細な知識であるために、よくよく聞いてみると、その内容に整合性がなかったり、実際は多くの人が知っているかのような知識だったりすることがほとんどです。

衒学的の対義語

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衒学的という言葉を深く知るためには、対義語についても理解を深めておきましょう。衒学的の対義語を理解することで、より衒学的という言葉を扱いやすくなるはずです。

衒学的の対義語には、次のような言葉あります。

謙虚

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謙虚とは、自分が持っている知識などをすごいものとしてとらえることなく、まだまだ知識不足だと考えるさまを表しています。まさに衒学的とは対義する言葉であり、あくまでもまだまだ自分は未熟で、さらに知識を高める必要があるということを表しています。

また、知識を相手に伝えるときでも控えめに留めておくことや、表現させるときにもへりくだって話を進めることも謙虚という表現になります。さらには、自分の意見だけではなく、相手の意見についても素直に受け入れる傾向があります。

反省する能力に優れていることも謙虚と表されます。

謙遜

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謙遜も自分の能力や知識、話をへりくだることを表しています。あくまでも自分の知識などは話をするに値しないと考え、自分よりも優れた能力や知識を持っている人は多く、まだまだ自分は知識不足だと考えて控えめに考えるさまです。

こうした考え方は日本人に多く、自分よりも相手のことを第一に考える、また会話を進めるにおいても、相手が話すことを最優先に考えてあげることができる能力を持っている人のことも指しています。

思慮深い

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思慮深いとは、さまざまなことを十分に深く考えて行動を起こすさまを表しています。直感的に頭にイメージできた言葉を全てひけらかすのではなく、その発言が本当に正しいのか、またその話を相手に伝えた場合には相手がどのようなことを想像するのかをイメージして十分に考えて行動を起こしたり話を進めたりするさまです。

衒学的に知識をひけらかし失敗してしまう人とは違い、物事を深く考えて行動を起こすため、言動に対する失敗が少ない人に多いです。また、自分の発言が相手に対してどのような影響を与えているのかも考えながら行動を起こすことができるため、発言に対する失敗も少ない人になります。

衒学的を正しく使える人はかっこいい!

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