2019年7月19日 更新

死刑囚が放つ最後の言葉とは?日本だけでなく海外のものも

みなさんは死刑囚が最後に言う言葉を知っていますか。そして興味がありますか。今回はそんな興味のある人に向けて死刑囚の最後の言葉を紹介していきます。日本だけではなく世界の言葉も紹介します。最後の言葉は怖いのあるのも謝罪の意が含まれているなどさまざまです。

目次

小原保は当時4歳の子どもを誘拐し殺人したとして死刑判決を受け、死刑が執行されました。吉展ちゃん誘拐殺人事件と呼ばれています。

小原保は最後の言葉として「真人間になって死んでいきます。ナスの漬物おいしゅうございました」と言っていたそうです。

小原保は裁判において自白の内容を覆していた。殺人ではなく傷害致死であり、本当のことを捜査官が信じてもらえなった。

そのため捜査官の言う通りの殺害方法を言ってしまったと述べています。どちらにせよ自分の行なったことに対しては言葉からは反省の色が伺えます。

海外の死刑囚の最後の言葉【怖い】

Sky Blue Cloud - Free photo on Pixabay (488213)

ここからは海外の死刑囚の最後の言葉を紹介していきます。まずは恐怖に関わるものです。死に対しては人間であれば誰もが恐れるものです。

日本の死刑囚と海外の死刑囚では言葉の内容に違いはあるのでしょうか。海外だろうと日本人とはあまり変わりはないようです。

世界的に見ると死刑執行数は減少傾向にあります。また死刑を執行している国数も減少傾向にあるようです。

日本人にとっては死刑の存在があまり前のものとなっていますが、世界に目を向けると死刑制度を廃止している国も多いのです。

ベイクドアップルをご覧に入れよう/ジョージ・アペル

Apples Fall Autumn - Free photo on Pixabay (488214)

ジョージ・アペルという死刑囚は死刑執行前の最後の言葉として常軌を逸し、狂気も感じられる言葉を放ちました。

ジョージ・アペルは「ベイクドアップルをご覧に入れよう」と言ったのです。これは電気椅子で焼かれるアペルを意味していると思われています。

まさに恐怖を覚える言葉でしょう。海外にはこのような恐怖を覚えるようなダジャレを言って執行される人がいます。

他にはジェームズ・D・フレンチは電気椅子で執行される前に「フレンチ・フライ」と言ったそうです。

私は必ず戻る/アイリーン・ウォーノス

Figure Terminator Genisys T-800 - Free photo on Pixabay (488215)

アイリーン・ウォーノスは女性でアメリカ最大の殺人事件を起こしたことで有名です。娼婦として働きながら客を7名殺害しています。

アイリーン・ウォーノスは薬物注射で思考が執行されました。執行前に言った言葉が「私は必ず戻る」だったそうです。

何を意図して言っているのかは不明ですが、一般人からすると恐怖を覚えるでしょう。彼女の精神状態は不安定であったことがわかります。

アイリーン・ウォーノスは裁判では一貫して正当防衛を訴えていたため必ず戻ってきてやり直すということかもしれません。

人殺し!人殺し!人殺し!/エリック・スコット・ブランチ

Staircase Body Corpse - Free photo on Pixabay (488217)

エリック・スコット・ブランチは当時大学生だった女性に強姦したのち殺害し、死体を地中に埋めました。

またその事件の10日前にも14歳の少女を強姦しています。これらの罪で死刑が言い渡されました。死刑は薬物注射で執行されました。

死刑執行のの直前にエリック・スコット・ブランチは「人殺し!人殺し!人殺し!」と叫んだようです。自分の罪を理解していないように感じます。

自分は殺人を犯したことによって死刑になっていることを理解していないのかわかりませんが、執行官を人殺し呼ばわりしたようです。

遅れてすまない。渋滞に巻き込まれたんだ/ロドニー・ベルゲ

Traffic Jam Automotive - Free photo on Pixabay (488218)

ロドニー・ベルゲは誘拐と殺人未遂により終身刑となり服役しておりました。ロドニー・ベルゲは仲間とともに脱獄を計画したのです。

脱獄の最中に看守をパイプで殴り殺しました。結局脱獄は失敗し、のちの裁判で死刑が言い渡されます。仲間も死刑となっております。

死刑執行当日に担当弁護士からロドニー・ベルゲには知的障害があると死刑執行の停止を要求しました。そのため執行は6時間遅れで行われました。

最後にロドニー・ベルゲは遅れたことを冗談のように「遅れてすまない。渋滞に巻き込まれたんだ」と言ったようです。

早くしろ!/エドワード・H・ルロフ

Barbed Wire Rust Rusty - Free photo on Pixabay (488220)

エドワード・H・ルロフは数々の犯罪を犯し、妻と娘を殺害し、親戚2人も毒殺を試みました。証拠不十分として一度釈放されています。

しかし店員を殺害したとして死刑を言い渡されました。死刑執行の直前に大声で「早くしろ」と叫んだようです。

今まで死への恐怖に怯えている死刑囚は多くいましたが、早くしろと言うのはかなり珍しいでしょう。

しかしこれも死の恐怖から早く抜け出したいために早くしてほしかったのかもしれません。真意は死んでしまった今はわかりません。

俺は自分の血が吹き出す音を/ピーター・カートン

Blood Moon Lunar Eclipse - Free photo on Pixabay (488221)

ピーター・カートンはドイツで連続殺人を犯しました。デュッセルドルフの吸血鬼という異名がピーター・カートンには付いています。

なぜ吸血鬼と呼ばれるのでしょうか。それはピーター・カートンが血液に対して異常な興味があったためと言われています。

死刑執行の直前に執行官に対して「俺は自分の血が吹き出す音を一瞬でも聞くことができるのか」と聞いたそうです。

これは狂気に満ちた言葉と感じるでしょう。血液に異常な興味のあった彼にとっては自分の血にさえ興味があったのでしょう。

海外の死刑囚の最後の言葉【謝罪】

Food Drinks Afternoon - Free photo on Pixabay (488222)

ここからは海外の死刑囚の謝罪に関わる最後の言葉を紹介します。先ほどは狂気に満ちた言葉を紹介しました。

海外でも自分の犯した罪を理解し、反省して心から謝罪を言葉にする人もいます。これは国が違えど人間であれば同じ感情になるのでしょう。

しかし死刑の執行前に謝罪をしたからといって被害者は戻ってこないですし、遺族の悲しみは消えることはないでしょう。

しかし死刑囚は死をもって罪を償うのです。そこに反省は必要ないように思われますが、やはり反省し後悔する死刑囚もいるのです。

傷つけるつもりはなかったんだ/カルロス・グラナドス

Couple Kissing Snowy Night Snowing - Free photo on Pixabay (488225)

カルロス・グラナドスは当時ガールフレンドであった女性とその息子をキッチンナイフで殺害した罪で死刑を言い渡されました。

通報を受けた警察が家に入ると何箇所も刺し傷のあるガールフレンドと息子がいました。そこにはカルロス・グラナドスもいたそうです。

そのときにカルロス・グラナドスは警察官に向かって撃ち殺してくれた懇願したそうです。彼は死刑執行前にこう言っています。

「傷つけるつもりはなかったんだ」と言ったそうです。愛しているからゆえの殺人ということになるのでしょうか。

心から後悔している/ハンベルト・リール

Heart Red Rope - Free photo on Pixabay (488227)

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