目次
- ネイマールチャレンジが流行中?
- ネイマールとは
- ネイマールチャレンジとは
- ネイマールのマリーシアを揶揄する行為
- ネイマールのマリーシアを非難する動画をSNS上に投稿する
- ネイマールチャレンジに対してネイマール本人からのアンサー
- ファウルチャレンジ
- 世間の反応
- ネイマールのマリーシアに対する日本人の感想
- 大げさすぎる
- スポーツマンシップがない
- プレーヤーとしては優れていても人間性はいまいち
- 試合はフェアに迅速に行うべき
- ネイマールのマリーシアに対する海外メディアの反応
- イギリス公共放送「BBC」
- アメリカ「タイム」誌
- 人々はサッカー接触プレーの危険性を知らない?
- 鍛え抜かれた大の男達がぶつかり合う
- ユニフォームやシューズ・ソックスが破損する事も日常的
- 骨折や流血は日常的
- エースとなると接触プレーは激しさを増す
- 試合中の怪我は選手生命に関わる
- 試合でのマリーシアは正当な行為?
- 選手は自身を守らなければならない
- アピールしなければ接触プレーは過激になっていく
- 審判がシミュレーションと判断していない
- 試合中の接触プレーによって選手人生が大きく変わった選手たち
- 小野伸二
- デンバ・バ
- ペトル・チェフ
- エドゥアルド・ダ・シルヴァ
- ネイマールチャレンジは皮肉なものだが面白い
相手選手とほんの少ししか接触していないにもかかわらず、オーバーに倒れ込んでいつまでも痛がったまま起き上がろうとしないネイマール選手には、「大げさすぎる」という声が日本人からも聞かれます。
ただしこれはネイマール選手に限らず、多くのサッカー選手に対して日本人が抱いている感想であると言えます。ラグビーやアイスホッケーほど激しい接触のないサッカー選手たちが過剰に痛がる様子は、視聴者からの失笑を買いやすい傾向にあるのです。
ただしこれはネイマール選手に限らず、多くのサッカー選手に対して日本人が抱いている感想であると言えます。ラグビーやアイスホッケーほど激しい接触のないサッカー選手たちが過剰に痛がる様子は、視聴者からの失笑を買いやすい傾向にあるのです。
スポーツマンシップがない
via pixabay.com
古来から武士道の精神が重んじられてきたこともあり、日本ではスポーツにおいて正々堂々と戦うことを重視する傾向があります。しかしマリーシアとは、接触がないにもかかわらず倒れ込んでファウルをアピールするなど、時に審判を欺くようなプレーです。
そのためネイマールのマリーシアには「スポーツマンシップに欠けている」という批判が飛ぶことが少なくありません。試合を優位に進めるための「ずる賢さ」は、あまり日本人に歓迎されないのです。
そのためネイマールのマリーシアには「スポーツマンシップに欠けている」という批判が飛ぶことが少なくありません。試合を優位に進めるための「ずる賢さ」は、あまり日本人に歓迎されないのです。
プレーヤーとしては優れていても人間性はいまいち
via pixabay.com
国際親善試合で日本代表と対戦したり、クラブW杯で来日したりと、日本のサッカーファンの目にも触れる機会の多いネイマール選手。彼のプレーヤーとしての実力は、日本人にもよく知られており、高く評価されていることは間違いありません。
しかし、前述のようなずる賢いプレーや、批判を受け止めない態度は日本人の反感を買いやすく、結果として「プレーヤーとしては優れていても人間性はいまいち」という声につながってしまっています。
しかし、前述のようなずる賢いプレーや、批判を受け止めない態度は日本人の反感を買いやすく、結果として「プレーヤーとしては優れていても人間性はいまいち」という声につながってしまっています。
試合はフェアに迅速に行うべき
via pixabay.com
ファウルを受けた選手が立ち上がり、無事を確認できるまで審判は試合を再開させることはありません。ですから裏を返せば、痛がっているふりを続ければ、それだけ相手のプレーを遅らせることができます。
審判を欺いて自らに有利な状況を作り出す行為はフェアプレーに反しますし、観客も試合展開が遅くなるようなプレーは当然好みません。そのため、過剰に痛がって時間稼ぎをしているようにも見えるネイマール選手の振る舞いには、観戦する日本人からの「フェアでない」という批判が集まっています。
審判を欺いて自らに有利な状況を作り出す行為はフェアプレーに反しますし、観客も試合展開が遅くなるようなプレーは当然好みません。そのため、過剰に痛がって時間稼ぎをしているようにも見えるネイマール選手の振る舞いには、観戦する日本人からの「フェアでない」という批判が集まっています。
ネイマールのマリーシアに対する海外メディアの反応
via pixabay.com
では他方で海外メディアは、こうしたネイマール選手のマリーシアについて、どのように報じているのでしょうか?
イギリス公共放送「BBC」
via pixabay.com
サッカー発祥の地であるイギリスの公共放送「BBC」で解説者として活躍している、元イングランド代表エースのアラン・シアラー氏は、ロシアW杯メキシコ対ブラジルの一戦の後、ネイマール選手について次のように述べました。
「おいネイマール、お願いだからそんな振る舞いをしないでくれ! もうウンザリだ!」
この試合でネイマール選手は1ゴール1アシストという見事な活躍を見せたにもかかわらず、メディアの見出しにはこのような、過剰に痛がる彼を糾弾する言葉ばかりが並ぶこととなりました。
「おいネイマール、お願いだからそんな振る舞いをしないでくれ! もうウンザリだ!」
この試合でネイマール選手は1ゴール1アシストという見事な活躍を見せたにもかかわらず、メディアの見出しにはこのような、過剰に痛がる彼を糾弾する言葉ばかりが並ぶこととなりました。
アメリカ「タイム」誌
via pixabay.com
世界初のニュース雑誌として世界中で親しまれているアメリカ「タイム」誌は、ネイマール選手のマリーシアについて、次のように報じました。
「ドラマチックなリアクションであり、もはや芸術の域に達している」
みなさんお気付きのように、皮肉がたっぷりと込められています。このように、日本人が抱く感想と同様、海外メディアも彼に対して辛辣な言葉を浴びせていることがわかります。そして、こうした世界的メディアに糾弾されたことが、「ネイマールチャレンジ」の誕生・流行につながったのです。
「ドラマチックなリアクションであり、もはや芸術の域に達している」
みなさんお気付きのように、皮肉がたっぷりと込められています。このように、日本人が抱く感想と同様、海外メディアも彼に対して辛辣な言葉を浴びせていることがわかります。そして、こうした世界的メディアに糾弾されたことが、「ネイマールチャレンジ」の誕生・流行につながったのです。
人々はサッカー接触プレーの危険性を知らない?
via pixabay.com
ここまで紹介してきたように、ネイマール選手のマリーシアには世界中で非難の声が相次ぎました。しかし、サッカーにおける接触プレーというのが、見た目以上に激しく、危険なものであるということが一般にあまり知られていないのも事実なのです。
鍛え抜かれた大の男達がぶつかり合う
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世界でもトップレベルの人気を誇るサッカーというスポーツでは、生半可な努力ではプロになることができません。洗練された技術と鍛え抜かれた肉体を持つ、選ばれし者たちがしのぎを削る世界なのです。
そんな大の男たちが勝利を目指し、必死に身体を投げ出すことで生じるぶつかりあいが危険でないはずがありません。最小限の防具しか着用しないサッカーでは、なるべく生身どうしの接触プレーは避けるべきというのが、自然な考え方なのです。
そんな大の男たちが勝利を目指し、必死に身体を投げ出すことで生じるぶつかりあいが危険でないはずがありません。最小限の防具しか着用しないサッカーでは、なるべく生身どうしの接触プレーは避けるべきというのが、自然な考え方なのです。
ユニフォームやシューズ・ソックスが破損する事も日常的
via pixabay.com
サッカー用品の開発には多くの有名企業が関わっており、日々進化を続けています。サッカー経験者の方は特にご存知かと思いますが、ユニフォームやシューズは軽量ながらも機能的で頑丈な作りになっており、激しい動きにも長く耐えうるものになっています。
しかし、そんなユニフォームやシューズ・ソックスが、たったの1試合で破損してしまうのがプロの日常です。彼らの運動量や接触プレーの強度は、常人の想像を遥かに超えるレベルなのです。
しかし、そんなユニフォームやシューズ・ソックスが、たったの1試合で破損してしまうのがプロの日常です。彼らの運動量や接触プレーの強度は、常人の想像を遥かに超えるレベルなのです。
骨折や流血は日常的
via pixabay.com
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