2019年8月31日 更新

おひねりとは?大衆演劇や歌舞伎等のシーン別での相場も!

大衆演劇や歌舞伎なので「おひねり」の言葉を聞いたことがあると思いますがおひねりの詳しい意味を知っていますか?おひねりの相場の金額やおひねりには税金がかかるのかも気になりますね。おひねりの意味やおひねりの包み方など調べていきます!

歌舞伎は日本固有の伝統演芸で重要無形文化財に指定されています。おひねりは大歌舞伎には見られませんが地方に根付く地歌舞伎ではおひねりを投げることができます。

お目当ての役者や、自分の子どもの晴れ舞台で紙に包んだおひねりを投げます。おひねりは軽すぎると飛ばないため、500円玉など比較的重いものを包みます。

金額としては500円玉2枚ほど入れることが多く、おひねりの数が多いと色とりどりのおひねりで舞台が映えるようになります。

旅館

Japan Hot Springs Inn - Free photo on Pixabay (593028)

旅館では「心付け」といい、女将や仲居さんにお世話になることに対して感謝の気持ちで渡します。心付けは必ず渡す必要はないのですが、昔からある伝統的な風習です。

心付けを渡すタイミングは、旅館の部屋に通されてお茶やお菓子のおもてなしを受けた後に渡します。心付けの金額は特に決まっていませんが、平均的な相場は3,000円ほどといわれていますが、1,000円ほど包む人が一番多いようです。

渡す際はポチ袋を用意しておいたほうができた大人に見られるでしょう。

大道芸人

Las Ramblas Barcelona Artist - Free photo on Pixabay (593029)

大道芸人とは路上や公園などで演奏やパフォーマンスをしている人のことをいいます。歌や、楽器の演奏など路上や街頭で見かけることがあるでしょう。

大道芸人のパフォーマンスを見てもおひねりを渡す人、そのまま何も渡さず帰る人もいます。パフォーマンスがよければ1,000円以上の大金を入れる人もいれば、10円くらいしか入れない人もいます。

パフォーマンスの内容や自分の好みにも分かれると思いますが特に相場は決まっていなくて、パフォーマンスを見た人の気持ち次第になるでしょう。

若手芸人ライブ

Street Entertainment Clown Artist - Free photo on Pixabay (593033)

若手芸人ライブの中で「おひねりライブ」と言うものがあります。これは入場料は無料ですが、帰る時に気持ちをお金で支払う仕組みです。任意ですのでまったく払わず帰っても問題はありません。

芸人のライブの内容により「いくら払うか」をお客さん自信が決められるので、内容がよければギャラが増えるメリットがあります。

入場料が決まった定額制のライブよりは、面白かったネタかいまいちだったネタだったのかわかりやすくなるので、若手芸人はネタの反省点や改善点につながります。

路上ライブ

Israel Street Musicians Singer - Free photo on Pixabay (593034)

路上ライブは路上で楽器を使ってカバー曲を歌ったり、オリジナルの曲を歌ったりすることです。おひねりの仕組みは大道芸人と同じでお客さんが金額を決めます。

路上ライブからデビューをした人も多く、有名なのは「シャ乱Q」や「ゆず」「コブクロ」ではないのでしょうか。そのほかにも「いきものがかり」も路上ライブで活動していました。

路上ライブをする人は歌手を目指している人が多く、音楽を聴いた人を魅了できる力があればデビューも夢ではありません。

ココナラ

Laptop Vintage Apartment Dining - Free photo on Pixabay (593036)

「ココナラ」とは経験・知識・スキルなど得意としているモノを気軽に売り買いができるオンライン上のフリーマーケットです。

ここでのおひねりとは「追加料金の支払い機能」のことです。作業をお願いした時に追加で依頼したい場合や、急ぎでお願いしたい場合、金額以上のサービスを受けたい時に使います。

おひねりの金額は100円から99,999円までで、ココナラを利用している人にとってはとても便利な機能になります。

おひねりの包み方

Euro Ship Money - Free photo on Pixabay (593043)

おひねりを作りたいけれど作り方がわからない人もいます。投げ銭では特に難しいことはなく簡単に作ることができます。大衆演劇などではフラワーレイのようなお札の首飾りや、扇などを作っていく人もいます。

お気に入りの役者のためにおひねりを作りたいけれど、難しいと思っているかもしれませんが簡単に作ることができる方法を紹介します。

簡単にできるものであれば紙1枚あれば作ることができるのでぜひチャレンジをしてください。

用意するもの

Letters Paper Write - Free photo on Pixabay (593047)

舞台上に投げるおひねりの材料はお金と好きな紙です。投げた時に舞台が色とりどりになることを考えれば折り紙などがいいでしょう。折り紙の他にも和紙や書道の半紙などを使います。

中身が軽い硬貨だと舞台まで届かない可能性があります。数多く作ることを考えれば100円玉を入れることが多いようです。

商品として「紙ひねりセット」も売られているので、気に入った紙がない時などは利用してみるのもお勧めします。舞台が映えるように考えて作るのも楽しいですね。

包み方

Question Marks Punctuation Symbol - Free image on Pixabay (593052)

おひねりの包み方を紹介します。

①正方形の気に入った紙を用意します。
②紙の真ん中より下に硬貨を置きます。
③お金を置いた下の角になった部分を折り曲げます。
④そのまま硬貨の幅をくるくると折っていきます。
⑤細長くなったら両端を立てるように折ります。
⑥両端の曲げた部分をひねったら完成です。

色とりどりの紙を使って多く作れば投げた時にきれいに見えます。自分の決めた予算内で作るようにしましょう。

お札の場合

Money Euro 100 Eur - Free photo on Pixabay (593053)

お札の場合でおひねりを作る場合でシンプルなのはA4サイズの紙に包む方法があります。金額を見せたくない場合は御祝儀袋を使う場合もあります。

お札を使った首飾りや扇を作る場合はテープやホチキスでお札同士を留めるので穴が空いてしまうことがあります。穴を空けたくない場合など、一番簡単に作れるおひねりは割り箸を使います。

穴を空けることもなく、役者の胸元におひねりを入れやすいのでおすすめの方法です。割り箸でお札が固定されているので落ちる心配も少ないでしょう。

おひねりの税金について

Calculator Calculation Insurance - Free photo on Pixabay (593056)

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