2019年9月29日 更新

藤井聡太の通う高校は?中学からプロの彼が進学を決意した理由とは

藤井聡太さんは、天才将棋棋士として多くの人たちから注目されています。この記事では、藤井聡太さんが将棋に興味を持ったきっかけから、今までの過程を通して得た功績の数々をご紹介していきます!そして、中学を卒業してからの進路についても詳しくご紹介していきます。

第31期竜王戦5組ランキング戦準決勝 船江恒平六段との対局に勝ち、竜王戦4組に昇級・七段に昇段しました。「竜王ランキング戦連続昇級」による昇段となり、加藤一二三九段が17歳3か月で樹立した最年少記録より18か月はやい、15歳9か月での七段昇段となります。

藤井七段は第76期順位戦C級2組全勝昇級により五段昇段して、そこからわずか16日後の第11回朝日杯将棋オープン戦優勝により六段昇段を果たしています。

有名棋士に次々と勝利

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2016年12月24日に行われた第30期竜王戦6組ランキング戦での加藤一二三さんとの対局が、プロデビュー戦となりました。両棋士の年齢差は62歳6か月で、記録に残っているプロ棋士の公式戦では最多年齢差の対局となります。

藤井聡太さんが更新するまで最年少棋士記録を保持していた加藤一二三さんを110手で破ったことで、公式戦勝利の史上最年少記録を更新したことになります。藤井聡太さんの当時の年齢は14歳5か月でした。

藤井聡太の中学生時代

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中学生で将棋棋士のプロになった藤井聡太さんですが、どのような中学生生活を送っていたのでしょうか。また、どこの学校に通っていたのでしょうか。学校に関する内容と卒業後の進路について詳しくご紹介していきます。

中学生でプロになったため、他の生徒と比べると落ち着いて学校に通うことが難しい時もあったことでしょう。また、藤井聡太さんが学業と将棋棋士を両立するには周囲の人たちの理解と協力が必要不可欠だったのではないでしょうか。

出身中学校

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出身中学は、名古屋大学教育学部付属中学校、愛知県名古屋市千種区にある。名古屋大学教育学部付属高校もあり、国立大学付属高校としては唯一の併設型中高一貫校であるようです。

2006年からはスーパーサイエンスハイスクールに指定されています。名古屋大学教育学部付属中学校の偏差値は、65で、全国624校中116位であるそうです。藤井聡太さんは、将棋の知識だけでなく、学力も高いことが分かります。何事に対しても学ぶ姿勢をしっかりと持たれている方なのでしょう。

高校へ進学するか将棋に専念するかの選択が注目される

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藤井聡太さんの師匠である、杉本昌隆七段はまな弟子のどんな決意も歓迎しているようです。藤井聡太さんの揺れる思いをひしひしと感じていた杉本七段は、「これまで高校に行けとも行くなとも言いませんでした」と振り返っていますが今後の人間関係づくりについては助言をしています。

「将棋界は狭く、棋士としての人間関係ばかりになってしまう。藤井という1人の人間としての関係を構築し、友達を作ってほしい」と話しています。

また、将棋界では、中学生でプロ入りした加藤一二三九段と谷川浩司九段、羽生善治棋聖や渡辺明竜王も高校に進学しています。そして4人はその後も第一人者として活躍しています。

藤井聡太、高校進学を決意

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藤井聡太さんの中学を卒業してからの進路に注目が集まっていましたが、高校へ進学することを決意しました。では、藤井聡太さんが選んだ高校とは一体どのような学校なのでしょうか。

また、高校へ進学することを決意した理由にはどのようなものがあるのでしょうか。それぞれを詳しくご紹介していきます。中学生生活と同じように、学業との両立は難しいものがあるのではないでしょうか。自分の時間をつくる工夫をしていかなければ、両立をすることは難しいかもしれません。

在学中の高校

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在学中の高校は、名古屋大教育学部付属高校で愛知県でもトップクラスの進学校です。卒業生には、2017年10月大阪10区で当選した立憲民主党の辻元清美衆院議員を始め、加藤晴彦(俳優)、中西哲生(元サッカー選手)、勝野哲(中部電力 代表執行役社長)等の著名人がいます。偏差値は62とされています。

また、2015年から5年間スーパーグローバルハイスクールに指定されました。スーパーグローバルハイスクールは将来、国際的に活躍できるグローバル・リーダーの育成を図ることを目的としています。さらに2010年7月にユネスコ・スクールに登録されました。

ユネスコ・スクールとはユネスコの理念を実現するため、平和や国際的な連携を実践する学校のことです。

高校への進学を決意した理由

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高校進学をするのか、世間が注目したように藤井聡太さんの中でも心の揺れ、葛藤があったようです。昨年の12月のプロデビューから無敗の29連勝という歴代1位の記録を樹立し、強くなりたい気持ちや気迫は並大抵ではなかったことでしょう。

藤井聡太さん自身も「今は将棋が強くなることが最優先と思っているので、将棋に集中したい」と述べていました。それでは、高校進学を選んだ理由は何だったのでしょうか。高校に進学するとなると今まで以上に勉強や、高校の活動時間が増え、当然、将棋の集中する時間が減ってしまいます。

それでは藤井聡太さんの希望とは異なります。そして、進路が注目される中、進学を決めた藤井は同連盟を通じて「すべてのことをプラスにする気持ちでこれからも進んでいきます」とコメントをしました。
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高校生活で得られる将棋とは関係のない時間を享受する友情などのメリット、また勉学と将棋を両立するために困難を乗り越える努力をすることが、藤井聡太さんの今後の人生において貴重であると家族や、学校、将棋関係者との話し合いで判断されたのかもしれません。

将棋と学業の両立は可能?

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藤井聡太さんは、学校以外の時間の過ごし方について、将棋が7~8割、その他が2割で、勉強は家ではしないと話しているようです。「宿題は学校で済ませて帰ってくる」ことが多いようですが、予習・復習もしないで授業についていくには授業中の集中力が高いということが考えられるでしょう。

先輩棋士の中では、加藤一二三九段、谷川浩司九段、羽生善治二冠、渡辺明棋王の4人が中学を卒業し高校へ進学しています。ですが出席日数が足りないことが度々あり、学校と対局スケジュールの調整に苦しめられたこともあったようです。

藤井聡太の最新情報!最近の功績は?

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最後に、藤井聡太さんの最新情報をご紹介していきます。中学生でプロの将棋棋士になった藤井聡太さんですが、次々と新たな功績を残し続けています。努力を惜しまずに挑戦をしていく姿に胸を打たれる人もいることでしょう。

多くの経験を積んでいく彼の更なる成長に期待が高まります。そこで今回は最近の試合についての情報と試合結果をご紹介します。今年の8月に行われた試合です。どの試合も時間を有効的に使用して、冷静に挑む姿に注目が集まります。

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