目次
4.冷え性の悪化
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痩せすぎは、血圧の低下や不整脈を引き起こします。さらに血流の滞りによる、冷え性の悪化も招く恐れがあるのです。
冷え性は日常生活で不快感を感じるだけではなく、妊娠しづらくなったり、精神的ダメージの原因にもなります。特に女性にとって、冷え性は万病の原因とも言える重大な症状の1つです。
冷え性は日常生活で不快感を感じるだけではなく、妊娠しづらくなったり、精神的ダメージの原因にもなります。特に女性にとって、冷え性は万病の原因とも言える重大な症状の1つです。
5.筋力の低下
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過度なダイエットによる痩せすぎは、不要な脂肪だけが排除されている状態ではありません。つまり、脂肪だけではなく必要な筋肉もそぎ落としている可能性があるのです。
筋力の低下は代謝を悪くさせ、痩せにくい体の原因になりますし、日常生活においても大きなダメージとなります。重い荷物が持てなくなるなどわかりやすい症状だけではなく、歩きにくくなったり、正しい姿勢を維持できなくなり外見的魅力も奪っていく可能性が高いのです。
筋力の低下は代謝を悪くさせ、痩せにくい体の原因になりますし、日常生活においても大きなダメージとなります。重い荷物が持てなくなるなどわかりやすい症状だけではなく、歩きにくくなったり、正しい姿勢を維持できなくなり外見的魅力も奪っていく可能性が高いのです。
6.生理不順
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過度なダイエットを続けると、生理が定期的に来なくなります。それだけではなく、完全に止まったり、周期に複数回出血するなど生理不順が発生するようになるのです。
ダイエットにより体脂肪率が低下すると、レプチンと呼ばれる分泌物が減少していきます。レプチンの減少は、生理に関連するホルモンに悪影響を与えるため、生理トラブルが頻発するようになるのです。
突然の出血は、外出への不安感を招きますし、将来的な妊娠にも影響を与えます。子どもが欲しいと感じた時、何かしらの治療が必要になったり、諦めざるを得ない状況になってしまう可能性もあるのです。
ダイエットにより体脂肪率が低下すると、レプチンと呼ばれる分泌物が減少していきます。レプチンの減少は、生理に関連するホルモンに悪影響を与えるため、生理トラブルが頻発するようになるのです。
突然の出血は、外出への不安感を招きますし、将来的な妊娠にも影響を与えます。子どもが欲しいと感じた時、何かしらの治療が必要になったり、諦めざるを得ない状況になってしまう可能性もあるのです。
7.濃い産毛が生える
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過度なダイエットを続けると、産毛が濃くなっていきます。顔だけではなく、背中や腕など広範囲の産毛が濃くなっていくと言われているのです。その理由は、体温調節をするため。
必要な脂肪がなくなると、低血圧や低体温といった症状が日常化していきます。また栄養不足により体温調節を行う甲状腺が正しく機能しなくなり、適切な体温を維持できなくなるのです。
体温を維持し生命を守るため、産毛が濃くなると言われているのです。つまり、体が大きく変化しなければならないほど、現状が危険だということ。体温が35度前後まで下がっていることが日常的であれば、病院を受診する必要があります。
必要な脂肪がなくなると、低血圧や低体温といった症状が日常化していきます。また栄養不足により体温調節を行う甲状腺が正しく機能しなくなり、適切な体温を維持できなくなるのです。
体温を維持し生命を守るため、産毛が濃くなると言われているのです。つまり、体が大きく変化しなければならないほど、現状が危険だということ。体温が35度前後まで下がっていることが日常的であれば、病院を受診する必要があります。
8.不妊症
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過度なダイエットや低体重は、不妊症の発症リスクを高めます。そもそも過度なダイエットは、無月経や生理不順など生理周期を乱してしまい、受精の妨げになってしまうのです。
仮に生理が通常通りだったとしても、排卵していなかったり、卵子を適切に育てられないなどのリスクが存在します。それだけではなく、栄養不足により受精卵を体内で育てることが難しく、流産などに繋がる可能性もあるのです。
現在日本では、夫婦の約2.9組に1組が不妊症のリスクを感じています。実際に不妊と診断されるカップルは約10組に1組なので、決して少ない数ではありませんね。
仮に生理が通常通りだったとしても、排卵していなかったり、卵子を適切に育てられないなどのリスクが存在します。それだけではなく、栄養不足により受精卵を体内で育てることが難しく、流産などに繋がる可能性もあるのです。
現在日本では、夫婦の約2.9組に1組が不妊症のリスクを感じています。実際に不妊と診断されるカップルは約10組に1組なので、決して少ない数ではありませんね。
9.骨粗しょう症
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ダイエットによって生じた栄養不足は、骨粗しょう症のリスクを高めます。特に肉体を形成する少年期から青年期にかけて過度なダイエットをした場合、将来に大きなリスクを抱えることになるのです。
骨粗しょう症になると、骨折しやすくなったり、背骨が潰れて身長が縮んでしまいます。また骨粗しょう症は自覚症状が表れにくく、気付かぬうちに進行する恐ろしい病です。
腰痛や関節痛など日常生活に負担を与えるだけではなく、長期的に辛い治療が必要になる恐れもあります。
骨粗しょう症になると、骨折しやすくなったり、背骨が潰れて身長が縮んでしまいます。また骨粗しょう症は自覚症状が表れにくく、気付かぬうちに進行する恐ろしい病です。
腰痛や関節痛など日常生活に負担を与えるだけではなく、長期的に辛い治療が必要になる恐れもあります。
10.摂食障害
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過度なダイエット、低体重状態は、摂食障害を引き起こす恐れがあります。ダイエットの恐ろしさは、限度がないところ。どこまで痩せても満足感が得られず、食べることが怖くなってしまうのです。
しかし食欲は3大欲求の1つであり、非常に強い欲求ですね。「食べたい」「食べたくない」という欲求に苛まれるようになり、過食・拒食を発症する可能性があるのです。摂食障害になると、最悪の場合死亡することもあります。
しかし食欲は3大欲求の1つであり、非常に強い欲求ですね。「食べたい」「食べたくない」という欲求に苛まれるようになり、過食・拒食を発症する可能性があるのです。摂食障害になると、最悪の場合死亡することもあります。
11.死亡率の上昇
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痩せすぎに分類されるBMI14~19は、他のBMI値と比較した場合、脂肪率が1.78倍高くなります。「痩せすぎよりも太り過ぎの方が死亡率が高いのでは」と感じる人もいることでしょう。
しかし肥満に分類されるBMI30~40は、死亡率が1.36倍です。つまり、太りすぎよりも痩せすぎの方が、死亡率が高いということ。そのためWHOは、痩せすぎを細分化し警戒しているのです。
BMI18.4以下になると、”癌””呼吸器系疾患””虚血性心疾患””脳血管疾患”などの死亡率が上昇します。脳梗塞や心筋梗塞、肺炎での死亡率が高くなるのです。
しかし肥満に分類されるBMI30~40は、死亡率が1.36倍です。つまり、太りすぎよりも痩せすぎの方が、死亡率が高いということ。そのためWHOは、痩せすぎを細分化し警戒しているのです。
BMI18.4以下になると、”癌””呼吸器系疾患””虚血性心疾患””脳血管疾患”などの死亡率が上昇します。脳梗塞や心筋梗塞、肺炎での死亡率が高くなるのです。
なぜデメリットが多いのに痩せたいと感じるのか
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これほど多くのデメリットが発生するのに、なぜ痩せたいと感じるのでしょうか。その理由は、痩せている=優れているという間違った価値観です。華々しく活躍している芸能人、雑誌やファッションショーに登場する人々は、スリムな場合がほとんどですね。
そうした人々を見続けるうちに、痩せている=良いことであると間違った価値観が刷り込まれていきます。また、食事を制限するとその影響が、体に顕著に表れますね。すぐに表れる変化に、中毒症状にも似た状態になっているのです。
そうした人々を見続けるうちに、痩せている=良いことであると間違った価値観が刷り込まれていきます。また、食事を制限するとその影響が、体に顕著に表れますね。すぐに表れる変化に、中毒症状にも似た状態になっているのです。
命を危険にさらしてまでもダイエットは必要なのか
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目標を達成するため、努力を続けることは非常に大切なことです。しかしその目標は、命を危険にさらしてまでも達成しなければならないことでしょうか?そしてその目標は、本当に求めていたことなのでしょうか。
「綺麗になりたい」「あの人に褒められたい」のは、幸せに生きるためですね。幸せになる方法は、必ずしもダイエットではないのです。今一度、体重やBMIといった数値ではなく、自分の本心と向き合ってみましょう。
「綺麗になりたい」「あの人に褒められたい」のは、幸せに生きるためですね。幸せになる方法は、必ずしもダイエットではないのです。今一度、体重やBMIといった数値ではなく、自分の本心と向き合ってみましょう。
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