2020年1月28日 更新

パパ活が関係した3つの殺人事件から解くパパ活の危険性と安全な利用方法

パパ活は今や多くの女の子がやっています。しかし全く知らない男性と出会うわけですから、完璧に安全なわけがありません。実際にパパ活がきっかけでいくつかの殺人事件がおきています。パパ活はどんな部分に注意しなければいけないのかしっかり知っておきましょう。

この記事の結論
  • 過去にパパ活が関わった殺人事件が数件あった

  • パパ活に限らずネットの出会いは危険と隣り合わせ

  • 安全にパパ活をするなら専用アプリを使うべき

茨城女子大学生殺人事件

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茨城女子大学生殺人事件は2004年に起きた事件です。茨城大学の女子大生が行方不明となり、結果的に遺体で発見されました。元々2人は全く知らない同士。容疑者は女子大生が車の中で騒いだことをきっかけに、首を絞め殺してしまいました。
「広瀬は、『女性とは11月20日に初めて会い、自宅の中で話をした。車に乗せて現場近くまで行ったが、騒がれたので車の中で首を絞めて殺した』と供述している」
犯人は茨城県神栖市に住む、広瀬晃一容疑者。実は広瀬晃一容疑者はこの事件の前にも、SNSで知り合った女性にみだらな行為をしたとして、逮捕されています。
2017年4月、SNSで知り合った千葉県在住の女子高生に、現金を渡す約束をしてみだらな行為をしたとして、茨城県警に児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕。同6月には、水戸地裁で罰金50万円の有罪判決を受けています
2人の出会いが、パパ活と判明するまでは、不可解なストーリーがありました。
11月20日xx:xx 大学の講義が終了

11月20日15:10 JR綾瀬駅から出発

11月20日17:36 JR鹿島神宮駅に到着

11月20日17:40 駅前からタクシーを拾う

11月20日17:55 コンビニでタクシー降車し、広瀬容疑者の自宅方面へ歩く

11月20日18:00 別のコンビニ駐車場で広瀬容疑者と会う(→目隠ししてクルマで移動)

11月20日18:05 広瀬容疑者の家に入る(空白の1時間スタート)

11月20日19:00 広瀬容疑者にクルマに乗せられる

11月20日19:xx クルマから降ろされて放置されてしまう

11月20日20:00 記憶を頼りに広瀬容疑者宅へ戻る途中、近隣住民に「目隠しされてここまできた」「記憶を頼りに来た」と伝える

11月20日xx:xx 近隣住民に「広瀬容疑者と金銭トラブルになっている」と伝える

11月20日xx:xx 広瀬容疑者の家に入る

11月20日xx:xx 近隣住民に「広瀬容疑者との金銭トラブルは解決した」と伝える

11月20日xx:xx 広瀬容疑者のクルマに乗る

11月20日22:xx 30万円を払うためコンビニATMに立ち寄る

11月20日23:00 畑近くでスマホのGPSが消える

11月21日xx:xx 畑近くで菊池さんのコートが発見される





01月24日xx:xx 広瀬容疑者が警察に任意事情聴取される

01月30日xx:xx 広瀬容疑者が警察に「土に埋めた」と白状する

01月31日xx:xx 菊池 捺未さんの遺体が土の中から発見される
ここまでをみると、とてもおかしな内容です。一旦危ない目にあっているのにも関わらず、被害者の女の子は容疑者宅へ向かっていました。近隣住民に金銭トラブルと話していることから、何かしらの金銭のやり取りがあったと考えられます。

しかし元々この2人はオンラインゲームを通じて知り合ったと報道されていました。
「携帯電話の通信アプリの掲示板で知り合った」
女子大生の菊池捺未さんはゲームが趣味で、それを通じて広瀬容疑者と知り合ったとみられている。
ネット上で囁かれている真相は、パパ活です。被害者の女の子は、広瀬晃一容疑者から30万円もらうことになっていたとのこと。空白の1時間とありますが、その時間、何が行われていたかはわかりません。

ただ30万円もの額なので、体の関係があったとも考えられます。捜査関係者も、2人の間に金銭のやり取りが行われていたことをコメントしていました。
「菊池さんは廣瀬から事前に、会うことの対価として一定金額の提示を受けていたようです。彼女はお金を受けとれると見込んで、片道の交通費しか持たずに神栖まできた」
やはり被害者の女の子が、容疑者の家へ戻ったのは、金銭のトラブル。そこで被害者の女の子は、容疑者を追い詰めるような発言をしてしまったのです。そこで口論となり、手をかけてしまいました。
「結局、お金を払わなかったのか、金額が少なかったかでもめた。怒った菊池さんが、(廣瀬の)写真を撮って“SNSで拡散してやる”と言って騒ぎはじめ……」
大々的にパパ活とは言われていませんが、パパ活、もしくは援助交際の可能性はかなり高いです。2人が出会ったアプリは、海外の出会い系アプリと言われているので、どのアプリか察しがつく方もいるのではないでしょうか。ここでポイントとなるのは、パパ活アプリを使っていなかったことです。

パパ活アプリは、男性の身分証明書を提示しなければいけません。しかし気軽に使えるアプリの場合、身分証を提示する必要がなく、騙されてしまうケースもあります。そこで口論になった末の事件です。身分がわからない相手と出会うのが、どれほど怖いことか、この事件でわかるでしょう。

渋谷覚醒剤死亡事件

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渋谷覚醒剤死亡事件もパパ活がきっかけで起こった事件と言われています。犯行は大量の覚せい剤を投与し、急性覚せい剤中毒で殺害したというものでした。
会員制デートクラブで知り合った五十嵐友理さん(当時28)に多量の覚醒剤を飲ませて殺害した容疑で、税理士で会社役員の石原信明容疑者(69)が警視庁に逮捕された。
2人の出会いは、会員制デートクラブです。会員制デートクラブは、スペックの高い男女が出会う場所。パパ活として利用している女の子も多いです。ただし会員制デートクラブは、出会い系サイトなどと違い、男性の身分も保障されています。

実際のところ、石原信明容疑者もかなりのお金持ちであったことに間違いはありません。
2011年に購入した渋谷区神泉町の自宅は約270平方メートルの土地に建つ、築31年の地下1階、地上3階の豪邸。土地代だけでも3億円はくだらないとみられる。車はベンツのSクラスとポルシェカイエンの2台を所有。
報道では、デートクラブで出会ったとしか言われていませんが、ネット上ではパパ活だったのではないか?という意見が多いです。
ただパパ活はあくまで疑惑であり、確定ではありません。実は被害者の女性は、派遣型風俗店にも勤めていました。そのことから、単純に風俗嬢とお客様との関係にあったのではないか?とも見られています。

実際の2人の関係に関しては、どういう関係だったのかわかっていません。しかし本来身分が保証されているはずのデートクラブでさえ、このような事件が起きてしまうのです。

新潟女性刺殺事件

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新潟女性刺殺事件は直接的にパパ活はありません。パパ活が関係している事件です。しかしこのような殺人に結び付く可能性もある、ということを女性は知っておきましょう。

事件は2019年11月15日に起きました。容疑者は齋藤涼介。容疑者と被害者はオンラインゲームで親交を深め、容疑者はオンラインゲームの中で、イケメンと言われる程の存在でした。
 11月15日、新潟駅前の繁華街で飲食店店員の石澤結月さん(20)が刃物で刺され死亡した事件。18日、新潟県警に職業不詳・齋藤涼介容疑者(25)が殺人の疑いで逮捕された。2人はオンラインゲーム「人狼殺」で親交を深めていたことが「週刊文春デジタル」の取材でわかった。
事件の現場となったのは、被害者が働くスナックの階段。容疑者はお店の前で待ち伏せして、被害者を殺害しました。
殺害現場となったのは石澤さんが勤務するスナック「A」が入る商業ビルの階段。石澤さんは勤務がはじまる21時前、店前で待ち伏せをしていた齋藤容疑者に包丁で刺され死亡した。近隣の店で働く従業員が事件発生時の凄惨な現場の様子を語る。
殺害後、齋藤容疑者は逃走。なんと一時は全国指名手配とまでなりました。
殺人容疑で現場から逃走した住居、職業不詳の斎藤涼介容疑者(25)の逮捕状を取り、全国に指名手配した。
なぜこのような事件が起きてしまったのか?というと、実は元々齋藤容疑者と被害者は交際関係にあったのです。ただ齋藤容疑者は神奈川県在住、被害者女性は新潟在住で、遠距離恋愛にありました。

遠距離恋愛ということもあり、嫉妬心にかられてしまったのか、齋藤容疑者が殺してしまった原因は、被害者女性のパパ活だったのです。
「毒ちゃんがスナックのお客さんからお金を貰っていたり、パパ活をしていたことがトトスにバレたようです。トトスは毒ちゃんとの交際に100万円近いお金を費やしていて、『他の男とは縁を切る』と約束していた。でも、毒ちゃんはスナックもパパ活もやめなかった。それで腹を立てたトトスが、ツイッターで『爆弾を投下する』といって毒ちゃんのプライベートを暴露したんです」
齋藤容疑者はツイッターでプライベートを暴露するも、気持ちがおさまることはありませんでした。そこで、犯行に及んでしまったのです。パパ活ではないものの、齋藤容疑者と知り合ったのはオンラインゲーム。

ネット上の出会いの怖さがわかります。また、パパ活は体の関係を持たないとはいえ、男性からすれば、あまり良い印象ではありません。齋藤容疑者のように、強く嫉妬を感じてしまう人もいます。

3つの事件から分かるパパ活の危険性

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3つの事件から、パパ活の危険性をまとめます。パパ活する際にはどんなことが危険なのか?事件を参考に見ていきましょう。今パパ活をしているのであれば、パパ活を甘くみていないか、一度見直してみてください。

中には、ただ会ってお手当をもらうだけなんて簡単に考えている女の子もいるのではないでしょうか。ただ実際は危険と隣り合わせです。パパ活は誰かが助けてくれるわけではないので、自己防衛が必須。危険性もしっかり理解しておいてください。

身分が明らかではない出会いは危険

パパ活をする上で、一番重視したいのは相手の身分が明らかかどうか?です。茨城女子大学生殺人事件では、海外の出会い系アプリを通して出会ったと報道されています。海外の出会い系アプリの場合、身分証の提示などが全くないので、誰でも気軽に利用できてしまうのです。

つまりお手当をしっかり払える相手かどうかわかりません。信頼できる相手なのか?どんな企業に勤めているのか?全くわからない状態で出会うわけですから、リスクはかなり大きいです。

金銭のトラブルは危険

茨城女子大学生殺人事件では、金銭のトラブルが大きな原因となっています。上記でも解説しているように、茨城女子大学生殺人事件は犯人の身分を知らないで出会っているため、金銭のトラブルになりやすいです。

出会い系サイトやSNSでは、お手当を支払わない「パパ活詐欺」も多く報告されています。もしそこで大きな騒ぎを起こしてしまえば、男性に逆上される可能性も十分にありえるのです。
相手の身分を確認し、金銭的な条件を明確にした上で、お手当を先に受け取っていればここまでの事件にはならなかったのではないでしょうか。

パートナーがいる女性は危険

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新潟女性刺殺事件は、齋藤容疑者の嫉妬心が生み出した事件です。女性からすれば、パパ活は男性と会って食事をするだけのもので、浮気という意識ではないかもしれません。しかし中には、知らない男性と一緒にご飯を食べるだけでも嫌な男性もいます。

パパ活はライトなものだというイメージは女性だけで、男性、特に彼氏という立ち位置では決して良いものではありません。パートナーがいる中でパパ活をしてしまうと、新潟女性刺殺事件のように恨まれてしまう可能性もあります。

2人きりで会ってはいけない

茨城女子大学生殺人事件、渋谷覚醒剤死亡事件、この2つの事件に共通して言えるのが、男性と2人きりになったことです。パパ活をする中で、男性と2人きりの空間で会うことはとても危険なこと。2人きりになってしまえば、何をされるかわかりません。

あくまで犯行を犯してしまった犯人が100%悪いですが、2人きりで会ってしまった部分に関しては、容疑者の警戒心の低さも感じられます。
基本的に、パパ活は人目の多い場所で会う事が推奨されています。レストランや居酒屋、どれもできれば個室でないところが良いです。人目が多いところであれば、何かされる心配はありません。2つの事件は、どちらも2人きりになったところで事件が起きています。

安全にパパ活を行うための注意点

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男女間でのトラブルが招く事件は、パパ活に限らず、どんな出会いにおいてもありえることです。今回はパパ活が関わっている事件をピックアップしましたが、パパ活関係なく、出会い系サイトが関係している事件はかなり多くあります。

ただパパ活なら完全に大丈夫というわけではないことが、事件からわかったのではないでしょうか。安全にパパ活をするためには以下の注意点を必ず守ってください。
・絶対に2人きりにならない
・お手当などの条件はしっかり確認しておく
・パートナーがいる状態でパパ活をしない
・身分が証明されているアプリを使う

この4つを徹底するだけで、犯罪に巻き込まれるリスクはかなり低くなるでしょう。どんな出会い方をするか?によっても大きく異なります。パパ活アプリならば、身分が保証されている男性ばかりなので、比較的安全です。中でもSNSは危険度が高いので、使わないようにしましょう。

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