2020年1月24日 更新

パパ活の意味とは?パパ活の内容や実態とその安全性について徹底解説!

最近パパ活を行う女性が増えています。仕事で地道に稼ぐよりも男性とお茶や食事をするだけで数万円もらえるため、副業としてパパ活をする人もいます。しかしパパ活って何?と思う人もいるでしょう。今回はパパ活について詳しく紹介します。

この記事の結論
  • パパ活とは「男性と過ごす対価としてお金をもらう活動」

  • パパ活の活動内容には様々な種類がある

  • パパ活自体は安全だが、危険性を帯びる場合もある

  • 近年、サイバーポリスがSNSでのパパ活を取り締まっている

パパ活の定義と意味

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そもそもパパ活とはどのようなことを指すのでしょうか。ここではパパ活についてあまり知らない人に向けて、定義やパパ活が流行った理由を紹介します。

パパ活の定義

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パパ活とは、Weblio辞書では以下のように定義されています。
女性が、経済的に余裕のある中高年男性と、食事を共にするなどして共に時間を過ごし、代わりに金銭的・経済的な援助を得る、という活動のこと。あるいは、そのようなパトロンを探す活動のこと。
via Weblio辞書
つまり、女性は男性と食事などで一緒に時間を過ごし、その対価として男性はお金を払うというものです。その金銭的援助をしてくれる人を「パパ」と呼びます。

最近ではpatersやsugar daddyなどのパパ活アプリも登場し、男性は年収証明を提出するなど効率よくパパ活ができるようになっています。中にはTwitterなどのSNSでパパを募集している人もいます。

パパ活が流行った理由

パパ活をしている女性が珍しくないほど、パパ活は当たり前となってきています。気軽に稼げ、仕事のように誰かに怒られることもなく、自分のペースで会う日を決められるのでメリットが多いとされています。

執筆者の友人もパパ活をしていますが、彼女はパパ活を始めて3ヶ月で本業よりも稼げるようになりました。彼女は「若くて男性が高いお金を払ってくれるうちに多くのお金をもらっておくべき」と話しており、そのように考える女性は増えています。

若さを武器にして稼ぎたい女性と、お金を払ってまで若い女性と交流したい男性の需要と供給が一致したビジネスなのです。

援助交際とは違う?

援助交際は女性が金銭を目的に男性と交際し、体の関係を含めてお金をもらうことを指します。援助交際=パパ活と捉えられることもありますが、パパ活は必ずしも体の関係を持たないため、厳密には異なります。

しかし、体の関係を含めたパパ活を行う場合、援助交際と同じことをしています。援助交際はポケットベルが普及した1990年代から広まり、援助交際をする未成年も多くいたため、社会問題となりました。

この頃流行ったのも交際クラブやデートクラブです。最大手のユニバース倶楽部が「パパ活」という言葉を作り、今までネガティブに捉えられていた交際クラブを若い人に馴染みやすいように変えました。

2017年にドラマ「パパ活」の放送

パパ活が広く知れ渡ったのは、2017年にインターネットで配信されたドラマ「パパ活」もきっかけの1つとなっています。

このドラマは主演の航(渡部篤郎)が娘を亡くし、娘と同年代でお金に困っていた杏里(飯豊まりえ)と擬似親子の生活をし始め、徐々に恋愛感情を持つようになります。

このドラマはとくに20代、30代の女性に衝撃を与え、これまでマイナスな印象が持たれていたパパ活へのイメージを変えることになりました。このドラマをきっかけにパパ活を始めた人も少なくありません。

パパ活の活動内容と実態

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先ほどパパ活の定義についてお話ししましたが、具体的にはどのような活動をしているのでしょうか。

ここでは、活動内容によって5つのパパ活に分類しました。女性は自身の許容範囲に合わせてパパ活の範囲を限定していることが多いです。もちろん、同じパパでどの活動内容も行なっているという人もいます。

食事パパ

レストランなど外食を共にする代わりにお手当てをくれるパパを「食事パパ」と呼びます。体の関係は一切なく、食事やデートのみでお手当てをもらえるため、女性側にはメリットが多いパパ活です。

パパ活初心者でもチャレンジしやすいため、最初は食事パパとしてパパを見つけ、お手当ての額によって活動範囲を広めていったという人も多くいます。食事パパの難しいところは、食事だけで満足する男性は少なく、ある程度関係が続くとホテルに誘われるなど体の関係を求められることです。

あなたでないとダメという部分をアピールし、あくまで食事を楽しんでいるという姿勢を見せましょう。お手当ては食事代の支払い+5千円から1万円の範囲が多いです。

買い物パパ

買い物パパとは、食事と買い物デートがセットになった活動であり、買い物でも全てお金を出してもらえます。食事パパと会っている流れで買い物になり、定期的に物を買ってもらうようになる人も少なくありません。

ブランドの洋服やバッグ、化粧品、財布など自分でお金を出して買うには届かない金額のものも、買い物パパから買ってもらえ、デートの最後にはお手当てまでもらえます。食事パパよりも買い物の時間がある分一緒にいる時間は長くなり、半日以上過ごすことも珍しくありません。

執筆者の友達は買い物パパ活を極めており、高級車までプレゼントしてもらっていました。パパがお金持ちであれば1回の買い物デートで100万円以上買ってもらえることもあります。お手当ては1万円〜4万円が相場となっています。

出張パパ

ビジネスマンであれば職業によっては定期的に出張がある場合もあります。この時に会い、お手当てをくれるパパを「出張パパ」と呼びます。出張について行くこともあれば、出張で来たパパを相手にすることもあります。

特に出張は地方へ出かけることも多く、パパの人口が少ない地方に住んでいる場合、パパ活をしている女性は貴重な存在となります。その一方で定期的に会えるわけではないため、お小遣い程度にしか稼げないという例もあります。

また出張の際には結婚していても奥さんの目がなくなるため、住んでいる地域ではパパができない男性も出張先でパパをする人は多いです。

結婚している人がパパになるのはリスクも伴いますが、相場では1万円〜2万円ほどお手当てでもらえます。

関係ありのパパ

パパになる男性の最終的な目的は、若い女性とセックスをすることです。そのため、パパ活で体の関係を求めてくる人がほとんどであることを覚悟しておきましょう。ただし食事パパや買い物パパと比べると、体を売っている分、お手当ては多くなります。

相場は3万円から5万円ですが、中には1回で15万円以上払ってくれるパパもいるようです。定期的に会えるとそれだけで生活費を賄えるほど儲けられるため、一度体の関係を許してしまうと普通のパパ活には戻れないと言われています。

許可なくゴムなしで挿入してきたり、中で出したりする悪質なパパもいるようなので、条件はしっかり会う前に確認し、最小限のリスクで関係ありのパパをみつけましょう。

旅行パパ

旅行パパは国内・国外問わず旅行に連れて行ってくれ、旅費や宿泊代を払ってくれる上にお手当てまでもらえるというものです。旅行となれば24時間一緒に過ごすことになるため、大人の関係を求められる可能性は非常に高いです。

旅行パパになってくれる男性は、「旅行好き」、「マイルを貯めている」、「今まで何ヶ国に行ったことがあるかという自慢をしてくる」などの特徴があります。

しかし、しっかりと信頼関係を築いてからでないと非常に危険であることを理解しておきましょう。

パパ活の男女別の年齢層とニーズ

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パパ活のマーケットが拡大しているのは、男女の需要と供給が一致していることを示しています。どちらかのニーズがなくなれば成立しない関係であり、それが流行っているということはお互いにニーズを満たしているのです。

ここではパパ活における男女のニーズやパパの年齢層を詳しく解説します。

パパの年齢層

パパ活にはパパが欠かせない存在です。パパの年齢層は広く、若ければベンチャー企業の社長などをしている20代から70代の人までいます。

パパ活が流行し始めてから20代、30代のパパは「お兄ちゃん」と呼ばれ始め、「兄活」という言葉も使われ始めました。活動内容は同じであり、20代でもパパはパパであると主張する女性は多いです。

パパ活よりも兄活の方が相場は低くなるため、いい歳している大人が「お兄ちゃん」と自らを呼ぶ場合には警戒し、それほどお金はもらえないと覚悟しておく方がいいです。

パパになる男性のニーズ

パパになる男性のニーズは、「一般の子とセックスをしたい」、「お店で払うよりも安くヤリたい」、「お金を払っても若い子と交流したい」というものがほとんどです。

夢に向かって頑張るあの子を応援したいからという親切心でパパになる人はいないので、基本的にパパには下心があると思っておきましょう。

定期的に会うにはそれなりの金額が必要となるため、富裕層であることが多いです。しかしケチなパパは値切ったり、条件と違うお金を渡してきたりします。

パパ活をする女性のニーズ

パパ活をする女性側のニーズは、「お金を楽して稼ぎたい、、「若さを武器にしたい」、「セレブの気分を味わいたい」、「友達にブランド物を自慢したい、などが挙げられます。

本当に夢のためにお金が必要である女性や、生活費に困っていてパパ活がなければ生きていけない女性はほとんどいません。多くはパパ活をしなくても普通の水準の暮らしはできています。

しかしパパ活を始めたことで金銭感覚が狂ってしまい、歳をとってパパを見つけられなくなってもお金持ち気分で生活してしまい、破綻している人は多いようです。

また夜職と呼ばれる風俗嬢やキャバクラよりも自身で男性を選べ、発生した金額の全てが自身の取り分になります。その他にも、パパに嫌になればすぐに縁を切ることができる点が女性には人気となっています。

パパ活は安全性と危険性

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パパ活は良い部分のみや悪い部分のみが取り上げられやすいため、実際の状況と世間の認知にはズレが生じてしまいます。ここではパパ活のどの面が危なく、どのようなパパ活が安全と言えるのかを解説します。

また、下のリンクでは、パパ活と法律の関係性について詳しく解説しています。パパ活って違法なの?捕まる?と不安に思う人はぜひ読んでみてください。

安全なパパ活をするためには?

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パパ活のやり方によって、危険に遭遇するリスクが高いものや安全にできるものがあります。お金は欲しいけれどなるべく安全にパパ活をしたいという人は多いでしょう。

安全にパパ活するためには、まずどこまでが許容範囲でどこからがNGなのかをはっきりさせておきましょう。会う前に条件をすり合わせ、それでも体の関係を求めてくる場合はパパとして良い人とは言えないので会わない方が無難です。

会う前に少しでもおかしいと違和感を感じたら連絡を断ちましょう。心配しなくてもパパ候補の男性は多いので、妥協する必要はありません。また、会う際には必ず人目のつきやすい場所にし、2人きりにならないように心がけましょう。

危険なパパ活とは

やはりセックスありきのパパ活は危険やリスクが伴います。会う前からセックスに応じていても、痛いことや嫌がることをされた、ビデオを撮られた、条件よりも安い金額を渡されたなどのトラブルは多く起こっています。

むしろ何のトラブルもなくパパ活を長く続けられている女性の方が少ないです。特に危ないとされているパパ活はSNSでパパを募集する行為です。無料で利用でき、お金持ちのふりをするのも簡単なので、素性が分かりにくいです。

パパは若い女性とセックスをするためにお金を払っているケースがほとんどであるため、その目標のために多少強引な手を使う人も中にはいます。

パパ活で用いられる用語一覧

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パパ活という言葉自体も新しく作られたものですが、パパ活が広まるにつれて使われるパパ活用語も増えてきました。また、行為自体は売春にあたるため、SNSなどでパパを募集する際に隠語を用いる人も多いです。

パパ活用語は条件の定時や初めて会うまでの間によく使われ、重要度は高いです。ここではパパ活用語の中でも特に頻繁に用いられているものを紹介します。

パパ活の契約形態

パパ活では会う頻度やお手当ての払い方によって呼び方が異なります。不定期で会い、会うたびにプレゼントやお金をもらう「都度」、定期的に会う約束をしている「定期」、月に何回会うかを決めてまとめてお金をもらう「月契約」などがあります。

パパ活をしている女性の多くは定期のパパや月契約をしてくれるパパを見つけようと頑張っています。都度払いのパパを何人も作り、1日に何人かのパパをハシゴしてお金を稼いでいる人もいます。

また、もう1度女性やパパと会うことは「リピ」と言い、会う頻度や会う場所、金額に関する取り決めは「条件」と呼ばれています。

顔合わせ

メッセージ越しや電話越しでは、お互いに何回も会いたい相手なのか、生理的に許せる範囲なのか、タイプの女性なのかは分かりません。そのため、これからパパの契約をするかどうかを見極める「顔合わせ」が行われます。

顔合わせでは待ち合わせをし、そのあと食事やお茶をしながらお互いのことを知る時間です。パパはお金を払うに値する女性かを見極め、女性はパパが信用できそうな人かを見極めます。

顔合わせだけの場合もお手当てを渡す必要があり、通常は5千円〜1万円となっています。顔合わせの段階でお互いの意見が一致すると、そのままホテルに向かい、大人の関係になってお手当てをもらう人もいます。

大人の関係

大人の関係とはセックスのことを指しています。パパ活においてセックスがあるかどうかで相場が大きく異なり、どれくらい稼げるかが左右されます。

大人の関係が一切ない場合は2万円程度しか1回につきもらえませんが、大人の関係があれば1晩で10万円以上稼ぐことも可能になります。また、本番行為以外のことには応じる場合は「プチ」と呼ばれます。

他にも大人の関係と同じ意味のパパ活用語があり、「サポ」や「ドカタ」と呼ばれます。これはSNSなどで隠語として使用されることも多い用語です。

SNSなどで使われる用語

パパ活と言えば聞こえはいいかもしれませんが、場合によっては売春で逮捕される可能性もあります。警察はパパ活が増えたことでSNSもチェックしています。

直接的な表現を用いているものは削除の対象となるため、パパ活をしている人にとって隠語は重要です。よく使われるものは「苺」で1万5千円を指し、1万円は「諭吉」と金額を表すのに使われています。

ホテル代は別であることを示す「ホ別」や「穂別」、援助交際を示す「円」や「円光」もよく使われています。これらは知らない人が見たら意味のわからない隠語になっているため、上手く使うとパパ活がスムーズにいくかもしれません。

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