2020年2月8日 更新

ゲイのパパ活の実態と相場は?ゲイのパパ活のニーズと安全にパパ活する方法

若い女性が富裕層のパパから金銭的支援を受ける「パパ活」が大流行しており、都会ではパパ活をする女性は決して珍しくありません。しかし、実はその流行の裏でゲイによるパパ活も流行ってきています。今回はゲイのパパ活について詳しく紹介します。

この記事の結論
  • ゲイ間でパパ活を行うケースも増えている

  • 体の関係ありの場合は1回5万円が相場

  • SNSやアプリでパパを見つけることが多い

ゲイのパパ活とサポとの違い

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ゲイのパパ活が流行るずっと昔から、ゲイのコミュニティでは金銭的援助を行うパトロンを見つけることは珍しくありませんでした。それが最近では「ゲイのパパ活」と名前が変わってきました。

ゲイのパパ活について詳しく紹介する前に、まずはゲイのパパ活がどのようなものであるか、昔からある「サポ」とはどのような違いが見られるのかについて解説します。

ゲイのパパ活の定義

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パパ活とは、「ゲイのパパから金銭的援助を受けるために活動すること」を指します。基本的にはデートや食事、買い物や旅行などの行為を通して一緒に過ごす時間に対してパパがお金を払います。

中には体の関係を持つ人もいますが、必須条件ではありません。ゲイ界隈ではパパ活が有名になってきており、いくつかのゲイ雑誌やゲイ向けのサイトで特集されています。

「ゲイ活」という言葉を使う人もいますが、この中には単にゲイのパートナーを見つけるための活動のことを指している人も含まれているため、ここでは「ゲイのパパ活」とあえて訳さずに用います。

ゲイのパパ活の実態

ゲイのパパ活は、若い女性のパパ活よりも需要と供給のバランスが取れています。通常のパパ活に比べてゲイのものは激しい価格変動は起こっていません。

パパ活が流行る前は若い女性を支援したいという富裕層の男性が多く、パパ活を行う女性は多くありませんでした。そのため、パパはパパ活女子を見つけようと手当ての金額をあげていたのです。

ところがパパ活女子が増えたことでパパの手当ての金額が少なくても女性を見つけられるようになりました。ゲイのパパ活は流行ってきていますが、まだ爆発的に増えているわけではありません。

パパを見つけやすく、手当ての金額も比較的安定しています。

サポとの違い

男性から男性に金銭的にサポートすることを「サポ」と略し、昔からゲイの間では行われていました。しかし、サポは基本的に体の関係に対して金銭が発生するのに対し、ゲイのパパ活では食事や買い物だけでお金がもらえる場合もあります。

若い女性が行っているパパ活も同様に援助交際という名前で流行していましたが、社会問題となり印象が悪くなってしまったので、ほとんど同じことをしていても名前を変えることで若い世代に親しみやすくなっています。

ゲイの界隈ではパパ活も流行っていますが、今でもサポは行われており、出会い系サイトの掲示板では隠語が飛び交っています。

ゲイのパパ活におけるニーズと目的

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異性のことが好きな人からすると、なぜゲイの間でパパ活をするの?パートナーを見つけただけで満足じゃないの?と思うかもしれません。

しかし、同性愛者でも異性愛者でも基本的には同じです。パパ活女子がさあざまな事情からパパ活を行なっているのと同様に、ゲイのパパ活でも両者のニーズが一致しているのです。

ここでは、パパ活をする側のニーズとパパ側のニーズを紹介します。

パパ活をする側のニーズ

パパ活をする男性のニーズは、若い女性と同じく金銭的支援を受けたいというものです。生活に困ってお金を稼ぐ手段が欲しい人や生活費分だけでもパパ活で稼ぎたい人、夢のためにお金が必要な人など、理由は様々です。

中にはノンケの需要が高いことから、男性と付き合ったことが無くてもパパ活に挑戦する人もいます。ゲイのパパ活をしている人の中でもどこまでOKするかは異なり、それによって手当ての金額も変わってきます。

中にはパパ活女子以上に稼いでいるパパ活男子もいます。

パパ側のニーズ

パパ側には大きく分けて2つのニーズが存在します。1つはパパがゲイで、ゲイのパパ活男子を探している場合です。この場合は純粋に若いゲイと出会うためにはお金に糸目はつけないパパや、ゲイで頑張っている同士を支援したいというパパがいます。

もう1つはパパがゲイで、パパ活男子がノンケの場合です。ノンケとはゲイやバイではなく、異性愛者を指します。ゲイのパパ活ではノンケを探す方が難しいため、ノンケの希少価値が高いです。

この場合、パパはゲイではない男性と一緒にいられる点に価値を見出したり、あわよくばノンケの男性の初めてを捧げて欲しいと思っていたりします。

ゲイのパパ活の年齢層と相場

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ゲイのパパ活を行うパパ活男子・パパはどのような世代がしているのでしょうか。

また、女性が行うパパ活は注目されているため相場なども聞いたことがあるかもしれませんが、ゲイとなると相場はどれくらいなのだろうと疑問に感じる人もいるでしょう。

ここでは、ゲイのパパ活の年齢層や手当ての相場について紹介します。

パパ活をする男性の年齢層

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ゲイのパパ活をする人は、若ければ若いほど需要は高まるとされています。ただゲイであるだけでは無く、若いことが重要なアピールポイントとなります。

だからといって高校生がパパ活をすることはできず、補導対象となってしまいます。本当の富裕層であれば、そのような面倒な事に巻き込まれるのを避けるため、若くても高校を卒業した10代後半となります。

パパ活は何歳までしかできないと決まっていませんが、基本的にはパパは若い世代を狙っているため、30代までが求められる年齢と言えます。

しかし中には長い間パパとの関係を維持し、40代になっても支援してもらっている人もいるようです。

パパの年齢層

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ゲイのパパ活男子に金銭的援助を行うパパは、30代後半から70代と幅広いです。若い世代でもパパになりたいという人は多く、若い男の子を養いたい、自分のお金で夢を叶えて欲しいという男性が集まります。

ゲイであるからと言って、パパ全員が独身であるわけではありません。中には両性愛者として妻がいて、男性とも楽しみたいという人や、最初からゲイと気づいていながらも女性と結婚した人、結婚してから同性愛者であると気づいた人もいます。

70代ともなると体の関係を目的の人は少なく、余生を共に過ごして欲しい、若いエネルギーが欲しいなどの理由からパパになる人もいます。

ゲイのパパ活の手当ての相場

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ゲイのパパ活でもらえる手当ては、その活動内容によって異なります。もちろん、パパがどれだけお金持ちであるかやお金に関して寛大であるか、パパ活男子のことをどれだけ気に入っているかによっても変わります。

一般的には、顔合わせは3千円〜5千円、体の関係を持たないデートや食事だけの場合、1回につき1万円〜3万円とされています。体の関係を持つ場合には1万5千円〜5万円が相場とされています。

これに加えて会っている間に発生する食事代や買い物代、交通費を払ってもらいます。

男性は賢者タイムの関係でセックスをしても1回戦で終わることが多いため、体の関係ありでもそこまで手当ては高くならないようです。ただし、ゲイのパパ活はほとんどが体目的であり、体の関係なしで3万円も払ってもらえることは少ないです。

ゲイのパパ活が違法になることはあるか?

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パパ活が広まるにつれ、話題となったのが「パパ活は違法になるのか」という問題です。女性と男性の場合、体の関係に対して金銭を払うことは売春行為に値します。

相手が未成年ということになれば、パパが逮捕されることは免れません。では、ゲイのパパ活の場合、法律上同じ扱いになるのでしょうか。

ここではゲイのパパ活の違法性について紹介します。

ゲイのパパ活で捕まった人はいる?

現時点ではゲイのパパ活を理由に逮捕された人はいません。もちろん、これまでに逮捕者が出ていないからといって、これからもゲイのパパ活は合法と認識されるわけではありません。

あくまでもゲイのパパ活は体の関係がないことが前提であり、相手が未成年でないことが必須となります。若い男性がお金持ちの女性に金銭的援助を受ける「ママ活」では、SNS上でママを募集した高校生が補導されました。

ゲイのパパ活の場合も、これと同じことが起こる可能性は十分あります。

通常のパパ活との法律上の違い

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通常のパパ活が違法となるのは、体の関係が発生した場合です。食事や買い物に付き合い、それに対して金銭を受け取ることは法律で罰せられていません。

しかし、売春防止法では援助交際について、以下のように規定されています。
この法律で『売春』とは、対償を受け、又は受ける約束で、不特定の相手方と性交することをいう
via 売春防止法 2条
ここでの「性交」は男女間のセックスを指し、男性同士のセックスは含まれていません。つまり、ゲイのパパ活で体の関係を持っても、買売春には当たらないのです。

しかしながら日本でも同性愛者の存在が市民権を得つつあるため、今後ゲイのパパ活が有名になると法律が改正されたり、同性間の体の関係ありの金銭授与について罰則が追加されたりする可能性はあります。

ゲイのパパ活のやり方とおすすめアプリ

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ゲイのパパ活ってどのようにするの?どこで出会うの?と疑問に思う人も多いでしょう。特に周りにゲイの知り合いがいない場合、ゲイのパパ活は全く未知の世界となります。

ここではゲイがどのようにパパを見つけるのか、パパ活をどのように行うのかについて紹介します。

ゲイがパパと出会う方法

異性愛者に比べ、ゲイは母体数が少ないため出会いが少ないと言われています。しかし実際にはゲイのコミュニティは出来上がっており、その中に入ることさえできたら、一気にゲイの知り合いはできます。

ゲイがパパと出会う方法は、若い世代やネットに強い人はマッチングアプリやSNSを利用したり、団塊世代でネットに疎い人は掲示板を利用したりします。

他にもゲイが集まる新宿2丁目で出会うことや、富裕層が開いているパーティーで出会うパターンも少なくありません。

出会い方それぞれにメリット・デメリットはあるため、どの方法が自分に合っているのかを見極めてパパ活を始める必要があります。

ゲイのパパ活の流れ

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ゲイのパパ活の流れは、通常のパパ活と同じです。主にアプリやサイトなど、インターネット経由でパパとなってくれる人を見つけます。そしてお互いの条件が一致し、会ってみたいとなれば待ち合わせの日時や場所を決めます。

これが「顔合わせ」と呼ばれるもので、お互いの印象や相性を確かめます。通常のパパ活では若ければいい、雰囲気が好みであればいいというパパも多いです。

それに対してゲイの場合は、肉体や顔面重視の人が多いため、顔合わせをしても契約に至らないことは少なくありません。

お互いに気に入れば、条件に合わせて食事やデートをし、お手当てを受け取ります。定期的に会うようになれば月単位で契約したり、旅行に出かけたりすることもあります。

ゲイのパパ活におすすめのアプリ

現在、ゲイのパパ活専用のアプリは出ていません。しかしゲイの出会いを求めるアプリでパパを募集しているケースは多くあります。

1番パパに出会える可能性があるのは、「ワクワクメール」です。これはパパ活女子に人気の出会い系サイトですが、ゲイ専用の掲示板があるので、そこでパパを募集することができます。

利用人数が多く、しっかり監視されているのでサクラや業者が少ないところがおすすめポイントです。しかし、男性の利用はお金がかかるというデメリットもあります。

その他には「Bridge」があります。ゲイの出会い専用アプリですが、目的はあくまでも真剣な出会い・婚活となっています。利用には審査があることや利用料が5600円かかることから、富裕層の利用率が高いとされています。

SNSで出会うのは安全?

通常のパパ活では、パパ活女子が被害に逢うリスクが高く、安全性も確保されていないことからSNSでの出会いは推奨されていません。男性と女性の力の差は大きく、力づくで来られたら女性は抵抗できないためです。

一方でゲイのパパ活の場合、SNSで出会うことも多いです。ゲイを装おうケースは少なく、いざとなれば力で抵抗できるためです。しかし、本当にパパになってくれる人が富裕層であるかや身元確認はされていないため、リスクは同様にあることを理解しておきましょう。

アプリでの出会いは100%安全を保障されているわけではありませんが、SNSに比べると安全性は高いと言えます。

ゲイのパパ活をした体験談

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それでは、最後にゲイのパパ活をした人の体験談を紹介します。あくまで一部の人の体験であり、ゲイのパパ活をしたからといって全員が成功するわけではありません。

ゲイのパパ活に失敗した人の体験談も含めて、参考にしてみてください。

ゲイのパパ活で月40万

これは僕の友人の話です。彼は特別お金持ちの家に生まれたわけではないのに、いつの間にかブランド物の服を着るようになっていました。「最近なんで羽振りがいいの?」と聞くと、「金持ちのパトロンを見つけた」と言われました。

どうやら、彼には定期的に金銭の援助をくれる「パパ」がいるらしく、月に40万円ももらっているらしいのです。大学生にとっては大金であり、羽振りが良くなるのも納得でした。

しかしゲイのパパ活は簡単ではないらしく、今のパパに出会うまで何人もの男性と会ったとのことでした。毎日ラインは欠かさない、恋心があるフリをするなど、パパ活で稼ぐのも大変だなと見ていて思いました。

ゲイのパパ活は大変

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僕はノンケであり、男性には興味ありません。しかしゲイのパパ活ではノンケの需要が高いと聞き、楽に稼げるならと気軽にパパを募集しました。

すると反響は大きく、パパ募集の投稿をした数分後には、パパ候補から多くのメッセージをもらいました。

ゲイのパパ活って楽勝と思いましたが、実際に何人かに会い、ノンケにはきつすぎると感じました。パパが悪かったわけではなく、むしろ優しい人たちだったのですが、やはり異性愛者の僕にとっては男性と密着するのが難しかったです。

また、「パパ活をするなら顔だけよくても続かない、何かお金を払う魅力がないと」と言われました。ただノンケであることだけではパパ活は成り立たないのだと痛感しました。

思わぬ出会い

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小さい頃からゲイであることに気づき、生活費の足しになればとパパ活を始めました。アプリも利用しましたが、関係を続けたいと思える人に出会えず、自分にはパパ活は向いていないと諦めかけていました。

そんな時、友人と行った新宿2丁目で、会社経営者の男性と出会いました。年は40歳の清潔感がある人で、パパになって欲しいなどは思っていなかったんですが、話しているうちに僕のことを気に入ってくれ、パパになりたいと申し出てくれました。

今では月契約してもらえ、月に少なくとも15万円はもらえています。

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