2022年6月10日 更新

実はあなたにも幼なじみがいる!幼なじみの明確な定義と友達との違い

漫画やなドラマで、特別な存在として描かれることの多い幼なじみ。友達や同級生、彼氏・彼女とはまた違った特別な存在感があって、「自分にも幼なじみがいたらな」と憧れを持っている人も多いことでしょう。実は、幼なじみって誰にでも存在するんです。今回は、特別な存在である幼なじみの定義と、幼なじみのメリット・デメリットについて解説していきましょう!

幼なじみの定義

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漫画やドラマなど物語の世界だけではなく、学校や会社の飲み会などでも幼なじみの話題が登場しますね。「あの人と幼なじみなんだ」といった何気ない会話を聞くたび、幼なじみがいないことを残念に感じていませんか?実は気付いていないだけで、あなたにも幼なじみという特別な存在がいる可能性があります。

それでは、どういった人物・関係性が幼なじみと呼べるのか、定義について解説していきましょう。定義と合わせて、一般社会で使われる広い意味での幼なじみという言葉についても解説してきます。幼少期を思い出しながら、幼なじみの有無を確認していきましょう!

どこからが幼なじみ?

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幼なじみとは言葉のとおり、幼い頃から顔見知った間柄で使われる言葉です。幼い頃から接している相手を、幼なじみと定義します。では、”幼い頃”とは具体的に何歳なのか…。一般的には、2~7歳です。

0~2歳前後は記憶も曖昧なので、2~7歳頃の記憶がハッキリしだした頃から顔見知りだった存在に対して、幼なじみと呼びます。しかしこれらは、あくまでも一般的な体感による定義であって、法律や辞書に明言されているわけではありません。

そのため、小学校低額年頃からの知り合いや、0~2歳前後に一緒に過ごした存在も幼なじみと呼ぶ場合があります。

大人と子どもでは幼なじみにならない

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幼少期に馴染みがある存在を幼なじみと呼ぶのであれば、成人した大人と幼い子どもでも、幼なじみと呼ぶことができるのでしょうか。幼少期に大人のお兄さん・お姉さんと遊んでもらった記憶がある人も少なくないでしょう。

近所の小さな子どもの世話をしたり、勉強やスポーツを一緒に楽しんだ経験のある人もいますよね。しかし大人と子どもの場合は、幼なじみとは呼びません。一般的には、近しい年齢同士を幼なじみと呼びます。

その理由は明確になっていませんが、大人と子どもの関係性を”馴染み”と捉えないためでしょう。大人と子どもには年齢や習慣といった複数の壁があり、どれだけ仲が良くても頻繁に会っている間柄であっても”馴染み”にはなりません。幼なじみは、同様の立場や年齢同士の関係性を表しています。

幼なじみと同級生の違い

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幼なじみは幼少期に馴染みのある存在を表す言葉です。類似する関係性として、同級生という言葉がありますが、明確な違いがあります。それは、同級生は年齢が一緒であれば全ての人に該当するという部分です。

同級生は同じクラスや同じ学校内の同年齢を示す言葉として使われますが、広い意味では同じ年齢同士でも使われます。社会人になり年齢を聞いたとき同じ年であれば「同級生だね」と言っても差し支えない言葉なのです。

一方幼なじみは、同じ年齢でなくても使用できますし、同じ年齢だったとしても全員が幼なじみに該当するわけではありません。幼少期に深い関係性があった人物、よく遊んだり話したり一緒に過ごして馴染みある存在に対してだけ、幼なじみと呼ぶことができるのです。

幼なじみと友達の違い

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友達は、同級生や幼なじみよりも、幅広い年齢層に使用できる言葉です。年齢がどれだけ離れていても、幼少期に全く接点がなくても、どんな人物に対してでも友達と呼ぶことができます。必要条件はたった1つ。自分が相手を友人と思えるかどうか。

例え相手が自分のことを友達と思っていなかったとしても、自分が友達と思っていれば友達と呼んでいいのです。では友達と幼なじみの違いはなんでしょうか。1つ目の違いは、年齢層です。幼なじみはほとんどの場合、年齢層が一緒の相手に使用します。

お互いが幼い頃、つまり子どもの頃(成人前)に出会い、馴染み深い時間を共有していれば幼なじみです。中学生以降に出会った相手は友達、それ以前に出会い深い関係性がある相手は幼なじみと呼んでも差し支えないでしょう。

幼なじみはお互いが認識しなくてもOK

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幼なじみの定義を理解した時、気になるのは勝手に呼び始めてもいいのかということ。「幼なじみと呼んでいいか確認しなければならないのだろうか」と不安を感じるかもしれませんが、定義に該当すると自分が感じたのなら相手を幼なじみと呼んでも問題ありません。そもそも幼なじみという言葉は、悪い意味で使われる言葉ではありませんよね。

どちらかというと、好意的な存在や特別な存在といったポジティブな意味合いで使用される言葉です。そのため、相手に確認をとったり、呼んでいいか承認を貰う必要はありません。稀に親友という言葉のように、お互いが了承していないのに呼ばれると不快感を示す人がいます。

「私が認めていないのに勝手に幼なじみと言った」と怒りを感じる人も少なからず存在するのです。そのため、相手の特徴を観察してから幼なじみと呼ぶようにしましょう。言葉や人間関係に敏感な相手の場合、勝手に呼ぶとトラブルになる可能性が高いため注意が必要です。

幼なじみは解消できない

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友達や同級生は、場合によっては解消できますね。クラスが変わったり、友人関係を解消するなど、状況に応じて変化していきます。しかし幼なじみは、どんな状況になっても変わりません。

相手が結婚しても、例えケンカしたとしても幼なじみであることに変わりないのです。このように、幼なじみはいつまでもどんな状況になっても変わらないことから、特別な存在として漫画やドラマに描かれます。

幼なじみのメリット・デメリット

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幼なじみは、いつまでも変わらない特別な存在です。そして、様々なメリットが存在します。一方、幼なじみだからこそのデメリットも…。フィクションの世界では、美しいところばかり描かれていますが、良いことばかりではないんです。

ここからは、幼なじみのメリットとデメリットについて解説してきましょう。幼なじみが欲しいと思っている人、幼なじみを探す意味がわからないと思っている人どちらも、しっかりと読み進めてみてくださいね!

【メリット】恋愛関係になれば最高の相性

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幼なじみのメリット1つ目は、恋愛関係です。恋愛関係に発展した幼なじみは、最高の相性になります。その理由は、幼少期をお互いに理解しているためです。人は成長に伴い様々な変化が見られますが、根本の性格や性質は大きく変わりません。

つまり、最も大事で変化しない部分をお互いに理解できていることから、安定した恋愛関係を築きやすいのです。また、家族関係が円滑に進みやすい部分も、恋愛関係にとってプラスと言えます。

幼少期に幼い子ども同士が深い関係性を築けたということは、お互いの家族間も近しい存在であったと考えられます。恋愛の先にある結婚では、お互いの意思はもちろん相手の家族との関係性も重要です。お互いの家族が顔見知りだったり良好な関係性であれば、それだけ結婚のハードルが下がり、結婚後も円滑に進みやすくなります。

【メリット】親友になりやすい

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幼なじみのメリット2つ目は、親友になりやすいところです。幼なじみは人間にとって、最も初めに経験する社会生活の1つと言っても過言ではありません。家族以外で接する、初めての人間なのです。

つまり、非常に不安で拙い時代に出会った存在であり、確固たる信頼関係が築ける相手。ですから、お互いが関係を深めていきたいと望めば、学校や社会で出会うどんな人物よりも深い関係を築きやすい相手なのです。

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