2022年2月3日 更新

オネショタってどんな意味?オネショタの正しい意味と身近な登場作品集

一見、「おねしょ」「ショタ」など卑猥さを連想させる”オネショタ”という言葉。実は、それほど卑猥な言葉ではありません。”オネショタ”は国民的アニメや子供向け作品にも登場する、ある特別な関係性を表す言葉なんです。今回は”オネショタ”という言葉の正しい意味と、登場する有名作品をご紹介しましょう!曖昧な”オネショタ”の定義についても、詳しく解説していきます。

実は変態じゃない!オネショタってどんな関係?

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「ショタコン」「オバショタ」「ケモショタ」など、ショタを使った言葉は実に様々。それぞれの言葉から、”オネショタ”に何となくエッチなイメージだけを持っている人も多いことでしょう。しかし”オネショタ”はそれほどエッチな言葉ではありませんし、卑猥で特異な関係性でもありません。意外に巷にあふれている関係性なんです。

オネショタとは

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オネショタとは、「お姉さん」と「ショタ」の略称俗語です。年上女性と年下男性の恋愛関係や信頼関係を表す際用いられます。血のつながった女性と、幼い弟との関係性を表すものではなく、年上の女性と年下の男性の心理的つながりを表現する言葉です。

よく「おねしょしたショタ」つまり、「おもらしした少年」やそういったシーンフェチを表す言葉と誤解する人もいます。実際におもらししたショタをお仕置きするような内容で、エロ本のタイトルなんかにも使われていますが、正しい意味としては年上女性×年下男性の関係性を表す言葉です。

オネショタの魅力【男性編】

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オネショタの心理についても解説していきましょう。まずは、オネショタの男性側の心理を紹介します。オネショタを好む男性心理は、ありのままの自分全てを抱擁されたいという欲求、心理的圧迫からの解放です。

男性には、女性よりも「強い」というイメージが存在し、女性を「リード」しなければならないという心理的圧迫が存在します。食事で男性がおごる、エッチで女性をリードするという男女共に持っている男性主体のイメージです。しかし全ての男性が女性よりも経済力があり、積極性を持ち合わせているというわけではありませんね。

人生で最初に出会った女性である母親のように、自分の全てをありのままに受け止め許し守られたいという欲求を持ち続けている男性も少なくないのです。オネショタを好む男性の心理は、年上女性に抱擁され存分に甘えたいと思っています。時には無理難題を押し付け、それでも最後まで愛し続けて欲しいと願っているのです。

オネショタの魅力【女性編】

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オネショタを好む女性には、自分よりも弱い男性を守り愛したいという欲求・心理が働いています。女性の本能に刻まれている、幼く弱い者を愛し守る母性に非常によく似た状態です。女性の会話で、「可愛い」という言葉をよく耳にしますよね。

これは巷で言われているような「可愛い」と表現する自分を、ただ可愛いと思っているから多用しているわけではありません。小さい物や自分よりも劣る動物を見て、「庇護したい」という欲求が言葉として表現されているのです。

自分の子どもでもないのに、公園で遊んでいる小さな子どもたちを見て「可愛い」と言うのも、散歩中のよそのペットを見て「可愛い」と撫でようとするのもそのためです。ですから、男性がか弱ければか弱いほど、だらしなければだらしないほど愛してやまない女性もいます。誰が見てもダメでどうしようもない男性と別れられない女性も、オネショタに近い心理状態です。

実は細かい!オネショタの条件

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オネショタには法律のようにハッキリとした定義は存在しませんが、年上女性×年下男性全てを表す言葉でもありません。実は細かい線引きが存在するのです。それでは、オネショタの条件について解説していきましょう。

思春期前の少年

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まずはオネショタの男性側の定義です。オネショタは、男性側が思春期前でなくてはなりません。つまり男性の年齢制限は、12~14歳未満です。体毛や身体のラインが薄く女性と大差ないこと、顔も中性的であることが条件です。

声変わりがまだで、性発達も未成熟であることが求められます。そのため本来のオネショタ作品では、明確なエッチシーンが描かれていないのです。

ショタ以上25歳未満

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女性側は、少年よりも年上で、なおかつ25歳未満であることが求められます。相手の少年よりも年上であることは当然ですが、精神的にも余裕があり、少年を男性として警戒していないことが条件です。

ショタが胸に顔を埋めてきても愛らしいと抱きしめたり、イタズラだと笑って流すのがオネショタの女性です。このような状況で少年を男性として意識してしまうようでは、R‐18展開になってしまいます。

オバショタとの違い

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オネショタと近い言葉として、オバショタという言葉があります。携帯アプリ”原神”の影響で、一時トレンド入りしましたね。オバショタとオネショタとの違いは、女性側の年齢です。明確に制限が設けられているわけではありませんが、基本的に相手女性の年齢が25歳以上の場合、少年の年齢に関係なくオバショタと表現されます。

また、実際に血のつながった叔母と甥との信頼関係、恋愛関係を表す際もオバショタという言葉が使われる場合があります。叔母が幼い甥っ子を慈しむ時、親とは違った愛情を示すシーンでオバショタという言葉が使われるのです。

性的関係性を望むのではなく愛情・親愛を表しているという部分が、オバショタとオネショタ双方に共通します。広義では、性的関係性を含みますが、狭義は庇護欲を満たす精神的な繋がりを示す言葉です。

ロリコンとの違い

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ロリコンとは、年齢差のある少女や少年を性的対象として認識し求める様です。自分または相手の年齢に明確な制限はありませんが、主に12~15歳の少女に性的興奮を覚える男性を示して使われます。

また、一回り以上つまり12歳以上年下の相手に性的興奮を覚える人物を、ロリコンと表現する場合もあります。さらにロリコンという言葉は、男性に使われる場合がほとんどです。女性が12~15歳前後の少年に性的興奮を覚える場合は、ショタコンと表現します。

オネショタと年齢の認識が似ていますね。しかしオネショタの場合、肉体関係に囚われた言葉ではありません。オネショタは相手を愛情・庇護の対象として認識し、必ずしも性的関係を望むというわけではないのです。ロリコンとの違いは、性の対象として認識しているか否かで区別することができます。

オネショタが登場する作品

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オネショタという言葉はロリコンと似た状況で使われることもあるため、やはり卑猥なイメージが抜けない人もいることでしょう。しかしR‐18作品以外でも、オネショタは度々取り入れられている一般的な関係性なのです。

ここからは、オネショタが登場する作品をご紹介しましょう。子どもが見ている作品、家族そろって見るような作品の中にもオネショタが登場しています。どんな作品でどのように表現されているのか、一緒に見ていきましょう。

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