2019年8月20日 更新

血のバレンタイン事件とは?オンライン版の血のバレンタイン事件も!

『血のバレンタイン事件』という言葉を耳にされたことがありますか?バレンタインデーは恋人たちや好きな人達のための素敵な日なのに、ハッピーな匂いが全くしないこの事件とは?驚くことに、血のバレンタイン事件は一つではないんです!

目次

アメリカ東部の小さな炭鉱町・ハニガーで20年前の2月14日、バレンタインデーの夜に世にも恐ろしい事件が起きました。町の人々がバレンタインを祝っている頃、2人の鉱夫が作業を切り上げパーティーに向かった際、鉱内のメタンガスの量を調査し忘れたため、鉱内で爆発事故が起き数人の鉱夫が生き埋めになりました。

6週間の救出作業で、生き延びるために同僚の肉を食べ完全に気が狂った鉱夫ハリーだけが救出されます。精神病院から脱走したハリーは、一年後のバレンタインデーの夜、鉱山服に身を包み、爆発事故の原因を作った2人の鉱夫をつるはしで殺害した事件により、ハニガーの町でバレンタインデーを祝うことをやめました。

20年後、バレンタイン・パーティーが復活し、それと同時に鉱山服に身を包んだ謎の人物が現れ殺戮を開始。バレンタイン・パーティーを楽しんでいた若者達は、成り行きから爆発事故が起きた炭鉱に肝試しに行くが、そこに鉱山服に身を包んだ謎の人物が現れ、彼らを次々と血祭りに上げていきました。

2009年の「ブラッディ・バレンタイン」

Candles Heart Flame - Free photo on Pixabay (565264)

1981年の『血のバレンタイン』のリメイクです。ある年のバレンタイン・デーに、小さな炭鉱町ハーモニーで経営者の息子で炭鉱作業員トム・ハニガーが、従業員たちの作業するトンネルの中で事故を誘引し5人の死者を出し、唯一の生存者ハリー・ウォーデンが昏睡状態になります。

1年後、突然ハリーが目を覚まし、つるはしを使い住民を殺害してまわり炭鉱へ逃げていきました。この殺戮はブラッディ・バレンタイン事件と呼ばれ、10年後、筆頭株主となったトムが街に戻り炭鉱を完全閉鎖、売却すると宣言し、住民の反対を受けると、再度殺戮が始まり「ハリーが復活した」と噂と事件は広がります。

血のバレンタイン事件と呼ばれるものはたくさんある

Heartbleed Heart Bleeding Broken - Free vector graphic on Pixabay (565265)

『血のバレンタイン』とは、1929年、アメリカ・シカゴ暗黒街のボスであるアル・カポネが、敵対するギャングのバッグズ・モランを抹殺すべきという部下の意見に同意し指示したとされる抗争事件が名前の由来として有名です。

ですが、3世紀頃のキリスト教の聖職者で、正教会・カトリック教会・聖公会・一部ルーテル教会で聖人とされ、恋人たちの守護聖人として崇敬された『ヴァレンタイン (Valentine)』が処刑された日が、バレンタイン・デーの由来であるという指摘もあります。

どの場合も、血のバレンタインとは、2月14日に引き起こされた惨劇であることにはまちがいありません。

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