2019年10月24日 更新

真性包茎でセックスはできる?女性からはどう思われている?

日本では包茎の手術はメジャーではなく、真性包茎で悩んでいる男性は少なくありません。恋人が真性包茎の場合、衛生面が気になってセックスに集中できないという女性も多くいます。果たして、真性包茎でもセックスができるのでしょうか。

真性包茎の場合、コンドーム無しでのセックスは感染症のリスクが高まるので控えます。そのため、セックスでは必ずコンドームを着用しましょう。また、勃起し始めたらすぐにコンドームを着用することで、臭いがしにくくなるというメリットもあるようです。

風俗店などでは真性包茎の場合、フェラなどもコンドームの上からになる場合が多く、これも衛生面での対策です。また、そのような店ではグリンスという殺菌消毒用のせっけん液を使って女性に性病が移らないように対策をしています。

真性包茎でセックスすると痛い?

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真性包茎にも、様々なタイプがあります。また、勃起したペニスがどれくらい大きいかで人によっては痛みを感じる場合もあります。

では、真性包茎の男性がセックスをした場合、必ず痛みは生じているのでしょうか。

痛みは人それぞれ

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同じ真性包茎の人でも、セックスで痛みを感じるかは人それぞれのようです。勃起するだけで痛みを感じる人、動くとたまに痛いと感じる人、今まで痛みを感じたことのない人など個人で感じる痛みはかなり幅があります。

そもそも、真性包茎の人がなぜ痛みを感じるのかについては、勃起して亀頭も大きくなります。この大きくなった亀頭が包皮を圧迫し、更に中で癒着している場合には皮膚が引っ張られて痛みを感じるようです。

また、セックスしている最中に勢いで皮が剝け、亀頭が外気に触れることで痛みを感じる場合もあります。これは亀頭が粘膜でできており、外気になれていない場合には刺激が痛みとして感じられるからです。

真性包茎がセックスする際のデメリット

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真性包茎の男性は、仮性包茎や包茎でない人には分からないセックスでの悩みが多いことが特徴です。このデメリットのせいでセックスに自信がなく、彼女を作る気になれないと悩んでいる人は少なくありません。

では、実際にセックスの際にはどのようなデメリットが生じうるのでしょうか。

コンドームが外れやすい

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通常、勃起したペニスは亀頭も大きくなり、笠やきのこのように引っかかる部分が出てきます。これが通称カリと言われる部分であり、コンドームを着けた際にこの部分に引っかかって外れない仕組みになっています。

しかし真性包茎の場合は勃起してもカリの部分が露出しておらず、いわば1つの棒のような状態でほとんど凸凹はありません。そのため、コンドームをしても摩擦が生じにくく、すぐに外れてしまうというデメリットがあります。

セックスに慣れてくれば自分なりにコンドームが外れないコツが掴めてくるようですが、コツを掴む前にセックス自体を諦めてしまう人もいます。

女性が快感を得にくい

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セックスで快感を得られることは重要です。また、女性はイク際に男性の何倍もの快楽を得られると言われており、セックスが好きだという女性も多くいます。

女性が男性のペニスによってイケるには、膣とペニスとの摩擦で刺激を与えることが重要となります。それを担うのが亀頭であり、カリの部分が中で引っ掛かることで多くの摩擦が生まれます。しかし真性包茎の場合は摩擦が多く生まれません。

それどころか皮も亀頭と一緒に動くため、包茎でない場合と比べると中での快感は得にくいと言われています。

早漏傾向が強い

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中には真性包茎で遅漏という男性もいますが、全体的に見ると早漏傾向にあるようです。早漏とは自身の意思に反して射精してしまうことで、挿入から1分以内に射精してしまう人のことを一般的に差します。

真性包茎は普段外気に亀頭がさらされていないため、とても刺激に弱くなっています。包皮に包まれていても亀頭に刺激は十分伝わるため、少しの刺激で射精してしまうのです。

中には挿入した刺激で射精してしまう男性もいて、女性はセックスで満足できないと感じることも多いようです。

真性包茎は性病にかかりやすい?

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真性包茎は衛生面で問題があると指摘しましたが、綺麗に洗えないということは細菌の温床となりやすいです。人に感染する細菌は温かいところを好む傾向にあり、蒸れて高温になった性器内はまさに住みやすい場所とも言えます。

そのため、包茎でない人に比べて性感染症のリスクが高まると言われています。もちろん真性包茎の人は全て感染症に罹るわけではありませんが、発症しなくても細菌を持っており、知らないうちにパートナーに移してしまうことがあることも知っておきましょう。

ここでは、特に真性包茎の人が掛かりやすいとされている感染症について紹介します。

亀頭包皮炎

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亀頭包皮炎は、亀頭や包皮に炎症が見られるものです。通常は小児にかかりやすく、痛みを訴えることで親が病院に連れていく事で発覚することが多いですが、真性包茎は小児と同じように亀頭が完全に包皮に包まれている状態なので炎症を起こしやすくなっています。

きちんと亀頭や包皮を洗えている場合はほとんど炎症を起こさないため、真性包茎特有の炎症でもあります。また、感染することは通常ありません。

治療法としては、抗生物質入りの軟膏クリームを患部に塗り込みます。繰り返すようであれば医師から包茎手術を進められることもあります。

尿路感染症

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尿路感染症とは、尿路に細菌が感染することで腎臓、膀胱、尿道などに感染症が見られるものの総称を指します。症状としては排尿痛や残尿感が挙げられます。尿道が短い女性に多くみられますが、真性包茎の男性の場合はこのリスクが高まります。

尿検査で診断することができ、尿の中の白血球や細菌の数で診断を受けます。症状が軽い場合は抗生物質を服用したり点滴を受けたりすることで完治しますが、重症化した場合には入院が必要となることもあります。

尖圭コンジローマ

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