2019年7月13日 更新

立正佼成会とは?やばいと言われている理由や関連施設とは

「立正佼成会」は、霊友会から派生した日蓮系・法華系の新宗教です。立正佼成会は過去に創価学会と対立して強引な勧誘や洗脳があったなどとやばい噂になっています。立正佼成会の本部や運営する病院、信仰している芸能人なども詳しく見ていきましょう。

開祖記念館とは、立正佼成会開祖・庭野日敬の生誕100年を記念して建てられた記念館になります。こちらの記念館は平成18年6月4日に開館していて館内は、開祖の人柄・功績・教えの真髄を伝えることを目的に、開祖の生涯を5つのステージにわけて展示されています。

生涯の5つのステージとは、開祖の原点である故郷・菅沼の四季の映像が流れる「シンボルプラザ」をはじめ、「世界宗教者平和会議」プログラム、「危険を冒してまで武装するよりも、むしろ平和のために危険を冒すべきである」と、国連軍縮特別総会において世界の為政者へ訴えた折の講演原稿などの資料が展示されています。

吉祥山東光寺

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吉祥山東光寺は、長野県安曇野市穂高にある曹洞宗の寺院です。山号は吉祥山といい、本尊は馬頭観世音菩薩です。吉祥山東光寺は、信州七福神の一つで、その特徴は門前にある「吉祥仁王様の下駄」です。「吉祥仁王様の下駄」と呼ばれる大きな下駄は、実際に履くことができて大下駄を履くと、願い事がかなうといわれています。

また本堂の裏にはご戒壇めぐりがあります。ご戒壇めぐりをして「幸福の鍵」にふれると良いことが起こるそうです。ぜひ吉祥山東光寺へいった際は、下駄を履いてご戒壇めぐりうぃしてみてください。

穂高佼成保養センター

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先ほどご紹介した吉祥山東光寺から車で20分ほどのところにある穂高佼成保養センターは、立正佼成会の信者、あるいは信者の同伴や紹介があれば誰でも利用可能な宿泊施設です。露天風呂や秘湯・中房温泉から引いてきた源泉掛け流しの温泉などが楽しめる場所になっています。

穂高佼成保養センターの近くには、創立者である庭野日敬がよく通ったとされる「石松庵」という蕎麦屋さんがあります。興味のある人はぜひいってみてください。

佼成病院

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立正佼成会附属佼成病院は、東京都杉並区和田にある医療機関です。宗教法人立正佼成会が運営する病院で、診療対象は立正佼成会関係者に限らないので誰でも利用することができます。

かなり大きな病院で診療科は、内科・外科・小児科・脳神経外科・産婦人科・整形外科・形成外科・リハビリテーション科・循環器内科・眼科・耳鼻咽喉科・皮膚科・泌尿器科・メンタルヘルス科・放射線科・内視鏡室・腎透析室・緩和ケア科・病理科・麻酔科があります。

1999年には小児科医師の過労死事件があり、問題になりましたが2010年に病院と遺族との間で和解が成立しています。

立正佼成会がやばいと言われる理由

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ここまで「立正佼成会」の成り立ちや教えなど基本的なことをご紹介してきましたが、特にやばいと言われるようなことはなかったと思います。むしろ学校や病院など言われなければ気づけないようなところまで、宗教が関連していたなんて驚きです。では立正佼成会がやばいと言われる理由はなんなのでしょうか?

その理由は、どうやら1950年前後に行き過ぎた勧誘活動があったり、霊感商法などの噂があったようです。現在はそのようなことはないようですが、昔の行き過ぎた勧誘から「やばい」と言われているようです。

実際にどんなことがあったのか詳しく見ていきましょう。

1950年前後に行き過ぎた勧誘活動があった

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1950年頃に信者獲得活動が行き過ぎてしまい、公共の福祉に反するなどの訴えがありました。この時には「立正佼成会」だけでなく「創価学会」も訴えの対象となっていました。お互いが張り合うように信者獲得活動をしていたためです。

行き過ぎた行動の具体的な内容は、「創価学会」の折伏大行進による数多のトラブルや人権蹂躙、「立正佼成会」による霊能指導は、多くの問題を生むこととなりました。昭和20年代後半から40年代初頭に掛けて「創価学会」と「立正佼成会」間での非難合戦は熾烈を極めたました。

こうした動向が国会でも取り上げられる問題となり、衆議院の法務委員会の調査結果に基き、1956年3月6日、不当な宗教活動に対して警告を発する「不正なる宗教活動に対する決議」が満場一致でなされ、それ以降は落ち着いています。

霊感商法などの噂があった

Hooded Man Mystery Scary - Free photo on Pixabay (469271)

霊感商法とは、悪徳商法の一種であり、まるで 霊感があるかのように振舞って、先祖の因縁や霊の祟り、悪いカルマがあるなどの話をして、相手をだまし法外な値段で商品を売ったり、不当に高額な金銭などを取る商法です。「立正佼成会」にはかつて霊感商法などを使って信者を獲得しているというの悪い噂がありました。

「最近ついていない」そんなことは誰でも一度は感じることでしょう。霊感商法とは、そんな悩みにつけこみ相手の不安を利用して多額な商品や祈祷料などを請求する悪徳商法です。「自分は絶対にひっかからない」と思っていても、心が弱っているときは必ずやってきます。そして何かに頼りたくなってしまうのです。

霊能指導

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霊能指導とは、あなたも霊能力者になれますなどといって霊力をつける訓練をさせることです。皆さんもご存知の通り、そんなに簡単に誰でも霊能力者になれるわけがありません。しかし心が弱っているときにはなんだって信じたくなるものです。

庭野日敬と長沼妙佼脇は、霊能指導だけでなく姓名判断も行いながら、第二次世界大戦の影響を受けていた当時の人々を「貧病争」の苦しみから救い、仏道精進に導くというスタンスで布教活動を行っていました。

創価学会との非難合戦の影響

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昭和20年代後半から40年代初頭に掛けて「創価学会」と「立正佼成会」間での非難合戦はヒートアップするばかりでした。その影響は国を動かす国会までも巻き込んでいます。

こうした非難合戦の動向が国会でも取り上げられる問題となり、衆議院の法務委員会の調査結果に基き、1956年3月6日、不当な宗教活動に対して警告を発する「不正なる宗教活動に対する決議」が満場一致でなされました。二つの宗教の対立は、それ以降は落ち着きました。

教団本部関連施設の建設用地取得に絡む不正取引

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1956年には第二次世界大戦などの影響で信者が多くなり、「立正佼成会」は急激な拡大をみせていました。しかし、佼成学園をはじめとする教団本部関連施設の建設用地取得に絡む不正取引など、悪い事実や噂が読売新聞の報道等によって世間へ広がり、教団幹部を含む信者約7万人の大量退会騒動が起きてしまうのです。

また、霊能指導を行っていた長沼に対して「長沼教祖・庭野会長待望論」・「長沼新教団独立論」が水面下で一部の教団幹部より発せられ騒動になります。教団は、教団と会員同士の結束強化と教義の明確化・充実を図り、布教活動と機構の改革、会員の勧誘方法や運営に当たっての見直しを行いました。

現在は洗脳や激しい勧誘など行われていない

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