目次
- とっても怖いクリスマスの怪物
- クリスマスの怪物
- クリスマスの怪物の登場人物
- 川栄李奈/小野寺奈央
- 本郷奏多/緒方良輔
- 岡崎紗絵/柴田美晴
- 小野花梨/三塚秀美
- クリスマスの怪物の撮影場所
- ホテルカデンツァ光が丘
- クリスマスの怪物の見どころ
- いじめをしていた人が苦しめられるところ
- 恋人に裏切られる主人公
- 『クリスマスの怪物』は本当は誰だったのか
- クリスマスの怪物にはサンタクロースがいた
- ドラマクリスマスの怪物と原作のクリスマスの怪物の違い
- クリスマスの怪物を紹介した世にも奇妙な物語の他の作品
- 幽霊社員
- あしたのあたし
- マスマティックな夕暮れ
- クリスマスの怪物のような話にならないように気を付けましょう
クリスマスの怪物の見どころ
それでは、『クリスマスの怪物』の見どころはどこなのか、見ていきましょう。
いじめをしていた人が苦しめられるところ
まずは、いじめっ子がしっかり罰を受けているところでしょう。7年前同級生に凄惨ないじめを行っていた奈央と美晴。二人は秀美をいじめ抜き、秀美は自殺未遂までしてしまいます。
しかし中学を卒業するとそのままいじめなどなかったことにして、奈央は幸せに暮らしています。ただ1日を除いて。7年間、クリスマスイブの日に、奈央の前に秀美が必ず現れるのです。
秀美に追いかけられ、追い詰められ、最後にはいじめっ子だった奈央が、クリスマスの怪物となって彷徨うことになってしまうのです。いじめっ子がしっかり制裁される結果になるところが、まずは見どころと言えるでしょう。
しかし中学を卒業するとそのままいじめなどなかったことにして、奈央は幸せに暮らしています。ただ1日を除いて。7年間、クリスマスイブの日に、奈央の前に秀美が必ず現れるのです。
秀美に追いかけられ、追い詰められ、最後にはいじめっ子だった奈央が、クリスマスの怪物となって彷徨うことになってしまうのです。いじめっ子がしっかり制裁される結果になるところが、まずは見どころと言えるでしょう。
恋人に裏切られる主人公
奈央は24歳のクリスマスイブに、恋人である良輔からプロポーズされることを期待しています。良輔はIT社長で、奈央は玉の輿に乗れると、幸せいっぱいです。
しかし、その良輔は奈央が7年前にしたいじめを知っていて、そのいじめた相手が自殺未遂をしたことも知っていました。さらに、奈央に反省するよう促していたり、最後には「君は悪い子だ」という良輔の声とともに、奈央は屋上から落ちて、自身が「クリスマスの怪物」になってしまうのです。
幸せの絶頂から、良輔に裏切られ、奈央が怪物へと変わっていくところも見どころでしょう。
しかし、その良輔は奈央が7年前にしたいじめを知っていて、そのいじめた相手が自殺未遂をしたことも知っていました。さらに、奈央に反省するよう促していたり、最後には「君は悪い子だ」という良輔の声とともに、奈央は屋上から落ちて、自身が「クリスマスの怪物」になってしまうのです。
幸せの絶頂から、良輔に裏切られ、奈央が怪物へと変わっていくところも見どころでしょう。
『クリスマスの怪物』は本当は誰だったのか
奈央は7年の間必ずクリスマスイブに現れる『クリスマスの怪物』を、7年前にいじめて自殺未遂させてしまった同級生の秀美だと思っていました。
しかし、24歳のクリスマスイブに追われ、プロポーズされると幸せの絶頂だと思っていた奈央はその邪魔をされて、秀美の首を絞めようとすると、それは秀美ではなかったのです。一緒にいじめをしていた美晴でした。
いつからかは分かりませんが、『クリスマスの怪物』は、秀美ではなく美晴でした。
しかし、24歳のクリスマスイブに追われ、プロポーズされると幸せの絶頂だと思っていた奈央はその邪魔をされて、秀美の首を絞めようとすると、それは秀美ではなかったのです。一緒にいじめをしていた美晴でした。
いつからかは分かりませんが、『クリスマスの怪物』は、秀美ではなく美晴でした。
クリスマスの怪物にはサンタクロースがいた
恋人の良輔は、サンタクロースだったという説があります。良輔は奈央の過去をなんでも知っていて、奈央が誰にも話していないことでも知っていました。
さらに、「せっかくチャンスをあげたのに謝らなかった。忘れたの?いつもプレゼントをあげてたじゃないか。悪い子には罰を与えなければならない」という良輔のセリフがあります。いい子にプレゼントをくれるのはサンタクロースですよね。
ですから、良輔は秀美の恋人という風にも取れますが、サンタクロースだったのではないかという説が濃厚のようです。
さらに、「せっかくチャンスをあげたのに謝らなかった。忘れたの?いつもプレゼントをあげてたじゃないか。悪い子には罰を与えなければならない」という良輔のセリフがあります。いい子にプレゼントをくれるのはサンタクロースですよね。
ですから、良輔は秀美の恋人という風にも取れますが、サンタクロースだったのではないかという説が濃厚のようです。
ドラマクリスマスの怪物と原作のクリスマスの怪物の違い
「クリスマスの怪物」の原作は、「薄氷の日」という小説が原作になっています。この二つは、大まかな流れは同じですが、ところどころに違いがあります。まず、秀美が歌わされていたのは、ドラマでは「赤鼻のトナカイ」でしたが、小説では「森のくまさん」でした。
また、良輔ですが、小説では完全にファンタジーの存在のように書かれていました。結末もドラマとは違い、奈央が怪物になる結末ではなく、良輔に車に乗せられて、現実なのかわからない世界を走っていくという終わりになっています。
また、良輔ですが、小説では完全にファンタジーの存在のように書かれていました。結末もドラマとは違い、奈央が怪物になる結末ではなく、良輔に車に乗せられて、現実なのかわからない世界を走っていくという終わりになっています。
クリスマスの怪物を紹介した世にも奇妙な物語の他の作品
「世にも奇妙な物語2018年秋」には「クリスマスの怪物」のほかにどのような作品があったのか、見ていきたいと思います。
幽霊社員
まずは、佐野史郎さん主演の「幽霊社員」です。ブラック企業に勤める、いるのかいないのかわからないほど薄い存在感の、佐野さん演じる工藤はいわゆる幽霊社員。そんな工藤の前に、過労死した里山(勝地涼)の幽霊があらわれ、やり残した仕事を代わりに終わらせてほしいと頼まれます。
里山の言いなりにプロジェクトをすすめていき、あと一息というところで、里山は霊感のあるほかの社員に呼ばれた霊媒師により除霊されてしまいます。
しかし、工藤は何とかプロジェクトを成功させ、これで終わりかと思いきや、また別の仕事に思い残しのある死んだ無数の社員の幽霊が現れたのでした。
里山の言いなりにプロジェクトをすすめていき、あと一息というところで、里山は霊感のあるほかの社員に呼ばれた霊媒師により除霊されてしまいます。
しかし、工藤は何とかプロジェクトを成功させ、これで終わりかと思いきや、また別の仕事に思い残しのある死んだ無数の社員の幽霊が現れたのでした。
あしたのあたし
国仲涼子さん主演のドラマです。香織 (国仲涼子)は普通の主婦で夫の拓哉とは少し冷めた関係です。そんなある日、「あしたのあたし」というもじがスマホ画面表示され、香織は興味本位でサイトにアクセスします。
「第1話予告」という動画で、香織が元カレの修二(忍成修吾)と再会するという内容でした。次の日、香織は本当に修二に再会します。その夜、「第2話」の予告動画が届き、その予告通りのことが起こります。
「第1話予告」という動画で、香織が元カレの修二(忍成修吾)と再会するという内容でした。次の日、香織は本当に修二に再会します。その夜、「第2話」の予告動画が届き、その予告通りのことが起こります。
その後も動画の通りに修二との仲も深くなっていき、ついに最終話が届きました。香織が修二との旅行に向かっているときに、夫の拓也が事故に合ってしまうという内容でした。次の日、香織は修二に別れを告げて拓也のもとに向かいますが、拓也はすでに事故に合っていて病院に搬送されていました。
病院に駆け付けた香織は、拓也とやり直すことを決めました。笑顔で病院の廊下を歩いていると、香織は背後から来た、香織のせいで別れた修二の元カノに背中を刺され、そのまま命を落としてしまうのでした。
病院に駆け付けた香織は、拓也とやり直すことを決めました。笑顔で病院の廊下を歩いていると、香織は背後から来た、香織のせいで別れた修二の元カノに背中を刺され、そのまま命を落としてしまうのでした。
マスマティックな夕暮れ
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