目次
- ギリシャについて
- 人口・人種
- 宗教
- 言語
- 歴史
- 文化
- ギリシャ人の名前の特徴
- 守護聖人にちなんだ名前
- 女の子はaかiで終わる名前
- 男の子はsかcで終わる名前
- 祖父母の名前を受け継ぐことが多い
- ギリシャ人女性に人気の名前
- ギリシャ人男性に人気の名前
- ギリシャ人の国民性
- 愛国心が強い
- おもてなし精神がある
- 人を大事にする
- 家族を大事にする
- シエスタの習慣がある
- ギリシャ人は働かないは嘘
- 労働時間は日本人やドイツ人を超えている
- 生産性は低い
- 仕事の後はハメを外す
- ギリシャ人女性の性格・特徴
- 美意識が高い
- 感受性豊か
- よく学ぶ
- キャリアウーマン
- 目鼻立ちがはっきりした美人
- ギリシャ人男性の性格・特徴
- ルーズ
- フレンドリー
- レディーファースト
- おしゃれ
- イケメン
- ギリシャ人の恋愛・結婚事情
- 真面目
- 男性が女性を立てる
- お互いを尊重している
- 教養がある人を好む
- 男性のほうが気が利く
- 男性から告白する
- カップルはずっと一緒に行動する
- 離婚率が低い
- ギリシャ人のセックス事情
- ムードを大事にする
- 頻度が多い
- 婚前交渉が禁止の場合もある
- ギリシャ人はフレンドリーで面白い
男の子はsかcで終わる名前
via pixabay.com
ギリシャでは男の子たちも同様に、名前の最後の文字にとある傾向があります。「s」か「c」で終わる名前が多いということです。こちらも、古くからの習わしが現在も続けられている例の一つとなっています。
ギリシャの男性の名前は古代から、ソクラテスやアリストテレスなど「ス」の音で終わる名前が非常に多く、現在でもその傾向は続いています。それは、古代ギリシャ語が名詞を活用する性質を持っており、名詞の最後に「ス」の音を付けて活用することで男性的なニュアンスを持たせていたことに由来します。
つまり活用語尾としての「s」や「c」という文字が、男の子の名前には頻繁に登場しているということです。
ギリシャの男性の名前は古代から、ソクラテスやアリストテレスなど「ス」の音で終わる名前が非常に多く、現在でもその傾向は続いています。それは、古代ギリシャ語が名詞を活用する性質を持っており、名詞の最後に「ス」の音を付けて活用することで男性的なニュアンスを持たせていたことに由来します。
つまり活用語尾としての「s」や「c」という文字が、男の子の名前には頻繁に登場しているということです。
祖父母の名前を受け継ぐことが多い
via pixabay.com
ギリシャでは、新しく生まれた子どもが祖父母の名前を受け継ぐという習慣があります。祖父の名前を孫息子、祖母の名前を孫娘に付けるということなので、いとこどうし同じ名前というケースが頻繁に起こります。
親戚内で同じ名前が使われ続けるため、同姓同名の人がいることも決して珍しいことではありません。そのためギリシャでの本人確認は大変で、生年月日や父親の名前など細かな確認事項が設定されています。
また、守護聖人にちなんだ名前を付けるという習慣も相まって、ギリシャ人全体として同名の人が多くなっています。もしギリシャでよくある名前を街中で叫ぼうものなら、かなりの数の人たちがこちらを振り返るかもしれません。
親戚内で同じ名前が使われ続けるため、同姓同名の人がいることも決して珍しいことではありません。そのためギリシャでの本人確認は大変で、生年月日や父親の名前など細かな確認事項が設定されています。
また、守護聖人にちなんだ名前を付けるという習慣も相まって、ギリシャ人全体として同名の人が多くなっています。もしギリシャでよくある名前を街中で叫ぼうものなら、かなりの数の人たちがこちらを振り返るかもしれません。
ギリシャ人女性に人気の名前
via pixabay.com
ここからは、ギリシャ人に多い名前を具体的に紹介していきます。ギリシャ人10万人を対象とした調査から作成された「人気の名前ランキング」を参考に、まずは女性に人気の名前を2つ紹介します。
女性のランキング第1位は「マリア」です。これは我々にも聞き馴染みのある外国の名前ですね。名前の由来はもちろん「聖母マリア」である場合がほとんどですが、ギリシャ正教では「神を生みし女」を意味する敬称を付けて、「生神女マリア」と呼ばれています。
第2位は「エレーニ」。この言葉はギリシャ語で月を意味する「セレネ」を由来としており、また語源が同じである聖ヘレナにもちなんで付けられることの多い名前です。聖ヘレナはコンスタンティヌス大帝の母であり、教会建設などでキリスト教を支えたことで聖人となりました。
女性のランキング第1位は「マリア」です。これは我々にも聞き馴染みのある外国の名前ですね。名前の由来はもちろん「聖母マリア」である場合がほとんどですが、ギリシャ正教では「神を生みし女」を意味する敬称を付けて、「生神女マリア」と呼ばれています。
第2位は「エレーニ」。この言葉はギリシャ語で月を意味する「セレネ」を由来としており、また語源が同じである聖ヘレナにもちなんで付けられることの多い名前です。聖ヘレナはコンスタンティヌス大帝の母であり、教会建設などでキリスト教を支えたことで聖人となりました。
ギリシャ人男性に人気の名前
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続いては、ギリシャ人男性に人気の名前を紹介します。こちらも女性と同様、ギリシャで人気の名前ランキング上位の名前について解説していきます。
ランキング第1位は「ヨルゴス」という名前です。聖ゲオルギウスを由来としており、ヨルゴスとはゲオルギウスの短縮形の言葉です。聖ゲオルギウスは、ギリシャ正教でとても尊敬を集める聖人のひとりであり、強固な信仰心やドラゴン退治のエピソードで広く知られています。
そして第2位は「ディミトリス」。これは聖人の「ディミトリオス」から派生した人名で、ギリシャ神話の女神である、「デメテル」が由来となっています。聖ディミトリオスは、彼の名をとったアギオス・ディミトリオス聖堂という礼拝堂が世界遺産に登録されており、ギリシャ正教の重要人物として知られています。
ランキング第1位は「ヨルゴス」という名前です。聖ゲオルギウスを由来としており、ヨルゴスとはゲオルギウスの短縮形の言葉です。聖ゲオルギウスは、ギリシャ正教でとても尊敬を集める聖人のひとりであり、強固な信仰心やドラゴン退治のエピソードで広く知られています。
そして第2位は「ディミトリス」。これは聖人の「ディミトリオス」から派生した人名で、ギリシャ神話の女神である、「デメテル」が由来となっています。聖ディミトリオスは、彼の名をとったアギオス・ディミトリオス聖堂という礼拝堂が世界遺産に登録されており、ギリシャ正教の重要人物として知られています。
ギリシャ人の国民性
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日本の約10分の1の人口のギリシャ。日本で暮らしている我々には、ギリシャ人とコミュニケーションをとる機会というのはそれほど多くありません。また、政治や経済に関するニュースで目にする機会はあれども、ギリシャで暮らす一般の人々の特徴まではなかなか見えないものです。
そんな我々にとっては謎多きギリシャの社会で暮らす人々は、いったいどのような国民性を持っているのでしょうか。ここから具体的に解説していきます。
そんな我々にとっては謎多きギリシャの社会で暮らす人々は、いったいどのような国民性を持っているのでしょうか。ここから具体的に解説していきます。
愛国心が強い
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先ほど紹介した通り、長い間ギリシャの文化は世界に向けて大きな影響を与えてきました。そんな自国の歴史・文化に、ギリシャ人は強く誇りを持っています。老若男女問わず遺跡や博物館を訪れる人が多く、若者が遺跡の近くで談笑している姿もよく見られます。
これはしっかりと自分たちに自信を持っているということであり、ネガティブな姿勢というのをあまり好みません。すなわち日本では謙虚が美徳とされますが、ギリシャ人と話す際は過度に謙虚になると、かえってマイナスの印象を与えてしまう可能性があります。
これはしっかりと自分たちに自信を持っているということであり、ネガティブな姿勢というのをあまり好みません。すなわち日本では謙虚が美徳とされますが、ギリシャ人と話す際は過度に謙虚になると、かえってマイナスの印象を与えてしまう可能性があります。
おもてなし精神がある
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実は、ギリシャのおもてなし精神は日本以上と言われるほどです。サービス業の接客はとても丁寧で、宿泊先では家主やオーナーが手作りの料理やケーキを振舞ってくれます。
その対象は顔なじみの友人だけではありません。短期滞在のビジネスパートナーや、ゲストハウスにひと晩宿泊した観光客にも精一杯のもてなしをしてくれるほどです。
その対象は顔なじみの友人だけではありません。短期滞在のビジネスパートナーや、ゲストハウスにひと晩宿泊した観光客にも精一杯のもてなしをしてくれるほどです。
人を大事にする
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ギリシャ人は人とのつながりをとても大切にしており、男女問わず、友人が困っていれば精一杯助けの手を差し伸べます。ギリシャ人の友人がいれば、悩みの相談相手として最適であると言えるでしょう。
その面倒見の良さは、友人が就職について問題を抱えていれば自分の上司に口添えをしてくれるほどです。何事にも親身になって対応してくれるのがギリシャ人の特徴なのです。
その面倒見の良さは、友人が就職について問題を抱えていれば自分の上司に口添えをしてくれるほどです。何事にも親身になって対応してくれるのがギリシャ人の特徴なのです。
家族を大事にする
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ギリシャ人は家族をとても大事にします。面倒見がよく、人情に溢れる彼らは家族間の結束が特に強いのです。大人でも困りごとはまず両親に相談するという人が多く、結婚後も家族と頻繁に交流します。
海外でコミュニティーを築いているギリシャ人も多く、母国で経済的に困窮している親戚がいれば呼び寄せて、ともに暮らしたりしています。ホームパーティーもしばしば開かれます。
名前を共有する家族間のつながりを特に大事にするギリシャ人は、理想的な結婚相手と言えるかもしれません。
海外でコミュニティーを築いているギリシャ人も多く、母国で経済的に困窮している親戚がいれば呼び寄せて、ともに暮らしたりしています。ホームパーティーもしばしば開かれます。
名前を共有する家族間のつながりを特に大事にするギリシャ人は、理想的な結婚相手と言えるかもしれません。
シエスタの習慣がある
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シエスタとは昼休憩や昼寝を指す言葉で、スペインの慣習として有名です。一般的に13時から16時の間で、しっかりとした昼食を摂った後に昼寝をする時間となっています。スペインでは伝統的に夕食と就寝が遅い時間ですが朝は早いため、シエスタでバランスを取るのです。
また人間の身体のメカニズムとして、14時から15時ごろに活動力が低下する傾向にあり、交通事故なども増加します。そのためシエスタは合理的な行動と言えるのです。
ギリシャでも昼頃はシエスタの習慣によりお店が閉まっていることも多いので、旅行などで訪れる際は注意が必要です。
また人間の身体のメカニズムとして、14時から15時ごろに活動力が低下する傾向にあり、交通事故なども増加します。そのためシエスタは合理的な行動と言えるのです。
ギリシャでも昼頃はシエスタの習慣によりお店が閉まっていることも多いので、旅行などで訪れる際は注意が必要です。
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