2019年8月10日 更新

伝説のコミケ雲の発生条件とは?雨が降る可能性は?コミケの実態

真夏のコミケでは、暑さなどから「コミケ雲」と呼ばれる現象が発生することがあります。コミケ雲は臭いと言われることもあり、また雨は降るのだろうかという疑問もあります。この記事ではコミケ雲やコミケの実態、コミケに対する海外の反応を紹介しています。

コミケはサークル参加者側も、その日を目標に活動していたこともあり、当日は気合を入れて参加しています。また、一般の参加者も、手に入れたいものなどの目標が明確にある為、興奮度が高い傾向にあります。

頒布されるものの中には、ここでしか手に入らないものも数多くあります。「このサークルのものは絶対に手に入れなければ…」と参加者もかなり熱を入れている場合が多く、興奮度から凄まじい熱気が発せられることもあります。

これにより更に会場内の熱気が上昇してしまいます。

熱中症対策として水分補給をしっかりと行っている

Bottle Closeup Drink - Free photo on Pixabay (546198)

夏コミでは、特に熱中症になってしまう人が多く、毎年救急搬送されてしまう人がいます。何も対策をしていない人が夏コミに参加してしまうと、熱中症になってすぐに倒れてしまいます。

その為、多くの参加者は熱中症対策を万全にしていることが殆どになります。水分や塩分補給をしっかりと行っている人が多く、またSNS上では熱中症対策をするように注意喚起もされています。

対策についての情報共有がしやすくなったこともあり、熱中症への対策は年々良くなっています。

よって発汗量が増える

Black White Human Breast - Free photo on Pixabay (546205)

熱中症への対策を万全にする人が増えたことにより、水分補給をこまめに取る人が多くなりました。水分補給をしっかりとると、人は汗をかくことで身体の熱を冷やそうとします。

その為、来場者の発汗量が増え、その汗がクーラーによって冷されて湿度に変わってしまいます。会場内が蒸し暑くサウナのような状態になってしまうのは、汗による湿気が原因であると言われています。

上記で紹介した熱気と、汗が冷やされることによって、コミケ雲が発生してしまうとされています。

コミケでの実際の湿度

Drops Water Drop - Free photo on Pixabay (546213)

コミケでは、来場者数が非常に多く、気温の高い空間に人が密集してしまうことから湿度が高くなります。熱中症対策に水分補給をこまめに行うと発汗量が増える為、更に湿気が増えてしまいます。

その為、参加者からは「サウナのような状態」「蒸し風呂」などと言われる程、会場内はジメジメと蒸し暑い状態になります。では、実際にコミケの会場内の湿度は、どのようになっているのでしょうか?

コミケの実際の湿度や、会場にいるとどうなるのかを紹介します。

実際の湿度予測

Copper Temperature Clock - Free photo on Pixabay (546214)

実際のコミケ会場内の湿度は、参加者による測定では90%を超えていたという声もあります。室内で快適に過ごせると言われている湿度は40~60%で、60%を超えてくると不快指数が上がるとされています。

このことから、コミケの会場内の湿度は相当な高さであることが分かります。東側や西側などへ向かう為の通路付近は狭くなっていることもあり、混雑する場所になります。

その為、通路などの狭く人が密集するような場所は、湿度が非常に高くなります。

メガネが曇る

Girl Smile Lovely - Free photo on Pixabay (546219)

コミケ会場の湿度が高過ぎることから、眼鏡を掛けている参加者の中には「眼鏡が曇った」などの声もあります。ラーメンなどを食べていないにも関わらず、会場にいるだけで眼鏡が曇ることから、会場内の湿度の高さが伺えます。

コミケ雲が発生するような湿度である場合は、雲が発生する前触れとして眼鏡などが曇るようになるとも言われています。眼鏡が曇る程の湿度になれば、コミケ雲が発生するということになります。

同時に危険な湿度であると言える為、熱中症にならないようにしましょう。

コミケ雲の近年発生例

Pier Jetty Ocean - Free photo on Pixabay (546221)

コミケ会場の湿度について紹介しました。湿度が90%を超えることもあるなど、コミケ会場内の湿度は危険な高さになってしまうことが分かりました。

コミケ雲が発生したという事例は、前述のように現在の東京ビッグサイドより前の会場からあったとされています。その中でもコミケ雲という言葉が広まった有名な夏コミが、2013年のコミックマーケット84になります。

では、その年の夏コミではどうしてコミケ雲が発生したのでしょうか?コミケ雲発生の事例について紹介します。

2013年「コミックマーケット84」

Vintage Wood Old - Free image on Pixabay (546224)

2013年のコミックマーケット84は、8月10日から3日間開催されました。コミケ雲が発生したと言われているのは、この3日間のうち2日目の11日でした。ホールの天井に白い霧のようなものを確認した人が相次いでSNS上に写真をアップしました。

コミケ雲を捉えた写真は、まるでレンズが曇っているかのようにも見えます。しかし、実際は雲になっており、天井にコミケ雲が発生していたと言われています。

参加者の中には「何年も参加しているけど、初めて見た」という人もいました。

当日の気温

Desert Dirt Dry - Free photo on Pixabay (546229)

この日の東京の気温は、38度を超える極暑であったと言われています。38度を超えたこの日の気温は、8月の気温の中では当時歴代4位となる程の暑さであったとされています。

その為、熱中症で倒れる人が多かったともされており、ネットでは熱中症で倒れた人数は2000人程いたのではないのか?とも言われています。しかし、実際にどれ程の人が熱中症になったかは不明です。

これほどの猛暑日であったこともあり、コミケ雲が発生したのではないかと言われています。

実際にコミケ雲発生時に現場にいた人の体験談

Desperate Sad Depressed - Free photo on Pixabay (546231)

2013年コミックマーケット84のコミケ雲発生の事例を取り上げました。当日の気温が38度を超えるなどの記録的な猛暑日であったことが、コミケ雲を発生させる引き金になったことが分かりました。

コミケ雲が発生するということは、会場内は異常な程湿気が多く蒸し暑い状態であると言えます。では、コミケ雲が発生した際に参加していた人は、どのような状況だったのでしょうか?

コミケ雲が発生した際に現場にいた人の体験談を、それぞれ紹介していきます。

例年よりも明らかに異常だった

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