2020年12月25日 更新

遅咲きの人生の方が成功する?遅咲きの偉人や俳優・女優をご紹介!

遅咲きの人生を送る有名人や偉人には、なぜ成功者が多いのでしょうか?この記事では、遅咲きと言われる俳優や女優、ミュージシャンたちを例にとって、その理由を詳しく解説していきます。また、遅咲き恋愛についてもご紹介。人生で成功を収めたい方、要チェックです。

「現代物理学者の父」と言われる、20世紀最高の物理学者、アルベルト・アインシュタイン。「一般相対性理論」など数々の理論を世に出したことで知られており、1921年にはノーベル物理学賞を受賞しています。

そんなアインシュタインですが、幼少期はうまく言葉を話せなかったと言われており、「他より劣っている子」だと見られていたそうです。学校に通い始めても語学はなかなか上達せず、その後も大学受験に失敗したり、執筆した論文が酷評されたりと、なかなかその才能を認められませんでした。

しかし天才の発想というのは、一般的なものさしでは測ることができないものです。それまでの物理学を根本から覆す彼の発想は、同じくノーベル賞受賞者であるマックス・プランクらに見出され、徐々に科学界に衝撃を与えていきました。評価されずとも研究をし続けた、彼の努力が実を結んだのです。

やなせたかし

Family Parenting Together - Free photo on Pixabay (413043)

やなせたかしは、国民的大ヒット作品「それいけ!アンパンマン」の生みの親としてその名を知られています。アンパンマンが人気を獲得し始めたのは、やなせがまもなく60歳を迎えるという頃であり、彼もまた遅咲きの漫画家として知られています。

終戦後に漫画家を目指した彼ですが、仕事はなかなか増えず、グラフィックデザイナーや放送作家、詩人など、他の仕事をこなさなければ生活できない日々が続きました。アンパンマンを発表した当時も、世間の評価は思わしくないものだったといいます。

ところがテレビアニメの放送開始とともに、アンパンマンは爆発的なヒットを記録。彼は還暦間際で、人生の新たな道を歩み始めたのです。そして、その後も漫画界を盛り上げるために力を尽くした彼は、2013年に惜しまれながらこの世を去りました。

安藤百福

Bars Ramen In Saigon Q1 - Free photo on Pixabay (413134)

朝ドラ「まんぷく」のモデルとなってことでも知られる、日清食品創業者の安藤百福。いまや当たり前のように食卓に並ぶインスタントラーメンは、彼が開発したものです。「ミスターヌードル」と呼ばれ、世界的な大企業を作り上げた彼の生涯は、波乱に満ちていました。

22歳で起業するなど、若くから実業家として力を発揮してきた安藤ですが、40代半ばにして金融業に失敗。全財産を失ってしまいます。それでも、彼は「この経験を活かそう」と前向きに考え、裏庭に建てた小屋で商品開発に勤しみました。

4時間睡眠でひたすら開発に明け暮れる生活を1年続けた彼は、1958年、ついに「チキンラーメン」を発売させるに至ります。次いで1971年には61歳にして「カップヌードル」を開発。いずれも世界的大ヒットを記録しました。

遅咲きほど息が長い

Say Yes To The Live Joy Lust For - Free photo on Pixabay (413164)

いかがでしたでしょうか?「遅咲きの人生」には辛く長い下積み時代が付きものですが、乗り越えた先に大きな栄光が待ち構えているものなのです。長く業界で活躍を続ける有名人たちも、夢を諦めずに努力を続けたからこそ、息の長い成功を収めることができています。

ですから、苦しい時期を経験することは決して無駄にはなりません。ぜひみなさんも、なかなか成果が現れないからといってめげることなく、「遅咲き」の成功を目指してください。

5 / 5

関連する記事 こんな記事も人気です♪