2020年3月1日 更新

エディンバラ城には幽霊が?ハリーポッターの魔法学校のモデルの城の噂とは

スコットランドにある「エディンバラ城」は、ハリーポッターに出てくるホグワーツ魔法学校のモデルになったお城です。年間100万人が訪れる人気観光地ですが、幽霊が出るという噂も多くあります。今回は、エディンバラ城が心霊スポットになっている噂の真相に迫ります。

調査結果

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200名もの調査員が派遣されて行われた調査では、実に50%以上が何らかの超常現象はあったことを報告しました。その原因は残念ながら分かっておらず、科学的に超常現象が証明されたわけではありません。

しかしこれだけ多くの調査員が超常現象を記録したことから、エディンバラ城に幽霊が出るというのは噂ではなく、本当のことであるとされました。

この調査をきっかけにエディンバラ城には本物の幽霊が出ると話題になり、更に多くの観光客が訪れるスポットとなりました。

エディンバラ城の主な心霊現象

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エディンバラ城では数々の心霊現象が目撃されています。その中でも頻繁に目撃されているのは、城内で聞こえるうめき声です。特に牢獄があったとされる地下や大砲の周辺、通路は多く報告されています。

その他にも、首のない女性に幽霊がリズムを刻んでいる、歩いていたら急に手を引っ張られた、白い服を着た少年が歩いているなどの目撃情報も絶えません。エディンバラ城で最も幽霊が出ると言われているスポットはクラウン・スクエアです。

エディンバラの街全体が心霊スポット?

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スコットランドの首都であるエディンバラは歴史のある美しい街並みを現代でも保っており、1995年には世界遺産に登録されました。17世紀には城とエディンバラの中心部を結ぶ秘密地下が発見され、ミステリアスな街として有名になりました。

現在、エディンバラでは普通の観光だけでなく、心霊スポットを巡るツアーが多く開催されています。その場所で起こった出来事を話しながら、エディンバラの街中を歩きまわる「ゴースト・ウォーキングツアー」が人気となっています。

開催時間は夜なので雰囲気もあり、怖さに耐えられなくなる人もいるようです。

エディンバラには世界で1番怖い墓地が存在する

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エディンバラにあるのは城だけではありません。エディンバラ城以上にポルターガイスト現象が報告されている場所が「グレーフライアーズ・カークヤード」です。ここは世界1怖い墓地としても知られており、今でも訪れる人が後を絶ちません。

ここではグレーフライアーズ・カークヤードがなぜ有名になったのか、どのような逸話が残されているのかについて紹介します。

グレーフライアーズ・カークヤードのポルターガイスト

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まず紹介するのが、世界で1番怖い墓地という異名を持つ「グレーフライアーズ・カークヤードのポルターガイスト」です。テレビや雑誌で紹介される定番スポットであり、世界から取材されています。

墓場は霊が集まるかと思われがちですが、実は悪さをするような霊はほとんどいないようです。しかし、グレーフライアーズ・カークヤードだけは異なります。

数年の間に170人もの人が気絶したり原因不明の火傷、骨折、鼻血などの怪我を負ったりしています。

ジョージ・マッケンジーの呪い

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グレーフライアーズ・カークヤードが有名になったのには、「ジョージ・マッケンジーの呪い」の逸話が関係しています。ジョージ・マッケンジーはチャールズ2世の上級官吏でした。

彼は極悪非道な人物として知られており、拷問が趣味になっていました。キリスト教長老教会派を嫌っていたことから、1,200人もの信者たちを墓地内の刑務所に投獄して迫害したと言われています。そのうち1,000人以上を虐殺したとされています。

1691年に死亡し、遺体は墓地内の霊堂に入れられ、人の目の届かないところに追いやられました。しかし、1999年にホームレスがその霊堂の扉を開けてしまい、ジョージ・マッケンジーの呪いが解き放たれてしまいました。

この霊堂付近では500件以上のポルターガイスト現象が報告されており、墓地の一部分を一般来訪禁止としました。現在はガイドツアー参加者のみ霊堂を見ることができます。

ヴォルデモート卿のお墓?!

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ヴォルデモートといえば、ハリーポッター内に登場する架空の魔法使いです。そのモデルとなったと言われている「トーマス・リドル」という人物のお墓がグレーフライアーズ・カークヤード内にあります。

また、グレーフライアーズ・カークヤードの近くには、ハリーポッターの著者が作品を書く際に利用していた「エレファント・ハウス・カフェ」というカフェもあります。

そのため、オカルト好きだけでなく、ハリーポッターファンも世界中からこの場所を訪れています。花や手紙が供えられているため、すぐにどのお墓がヴォルデモート卿のお墓と言われているのか分かるでしょう。

グレーフライアーズ・ボビーの逸話

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グレーフライアーズ・カークヤードに埋葬されているのは人だけではありません。グレーフライアーズ・ボビーという犬も埋葬されています。この犬は、19世紀にジョン・グレイという警察官に飼われていました。

しかし、ある時グレイは亡くなってしまい、グレーフライアーズ・カークヤードに埋葬されました。ボビーはそれからお墓のそばで暮らすようになりました。

14年の月日が経ち、1872年に亡くなってしまいました。市民はボビーの飼い主愛に感動し、入り口近くに埋葬され、銅像も設置されました。

オカルト好きにはたまらない街

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今回はスコットランドにあるエディンバラ城について詳しく紹介しました。原因は特定されていませんが、ポルターガイスト現象が多く報告されているのは事実であり、霊を超えた何かがいる可能性もあります。

歴史好きだけでなく、オカルト好きにはたまらない街です。スコットランドを訪れる際は、ぜひエディンバラの街を堪能してみてください。

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