目次
根室は豊かな自然環境が魅力
北海道の根室市は日本最東端にある街として有名です。アジアで朝日に一番近い街としても知られており、毎年多くの観光客が訪れています。特に有名なのが納沙布岬で訪れた人がカメラを手に美しい朝日を狙う撮影スポットになっています。
岬に立つと、太平洋とオホーツク海の2つの海の潮の分け目が見える迫力ある自然の光景に驚かされます。根室は豊かな自然環境が魅力で、全国主要漁港に数えられる根室港の魚介類の水揚げは北海道で1位、2位を誇ります。
岬に立つと、太平洋とオホーツク海の2つの海の潮の分け目が見える迫力ある自然の光景に驚かされます。根室は豊かな自然環境が魅力で、全国主要漁港に数えられる根室港の魚介類の水揚げは北海道で1位、2位を誇ります。
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根室のおすすめ観光スポット
北海道の最東端にある根室には大自然を満喫できる多くの観光スポットがあります。自然の大きさや豊かさを感じることができ、どの場所も人間の手では絶対作ることができないであろう、すばらしい景色を堪能できます。
そんな根室に足を運びたくなる魅力的な観光スポットをご紹介します。
そんな根室に足を運びたくなる魅力的な観光スポットをご紹介します。
納沙布岬
日本列島最東端にある納沙布岬は根室駅から車で約25分の所にあります。北緯43度23分7秒、東緯145度49分1秒に位置しており、とんねるずの「人情岬」という曲のモチーフにもなりました。
先端に立つ灯台は1872年明治時代に建てられたもので「北海道灯台発祥の地」として歴史を感じさせてくれます。納沙布岬は当時から濃い霧が頻繁に発生して航海の難所として知られ、日本とアメリカとの往来に貨物船が多く航行していたのでいち早く灯台が造られました。
また、平地では最も早く朝日を見ることができる場所として有名です。納沙布岬から望む海には夏にはラッコ、冬は流氷、春にはイルカやクジラなども観察することができます。
先端に立つ灯台は1872年明治時代に建てられたもので「北海道灯台発祥の地」として歴史を感じさせてくれます。納沙布岬は当時から濃い霧が頻繁に発生して航海の難所として知られ、日本とアメリカとの往来に貨物船が多く航行していたのでいち早く灯台が造られました。
また、平地では最も早く朝日を見ることができる場所として有名です。納沙布岬から望む海には夏にはラッコ、冬は流氷、春にはイルカやクジラなども観察することができます。
風蓮湖
風蓮湖は根室市と別海市にまたがる日本最大級のハクチョウの飛来地です。ラムサール条約登録湿地で、湖の周辺には湿原、砂丘、森林などの広大な自然が広がり、日本で見ることができる野鳥の半分以上約330種類が観察できます。
湖には10本以上の河川が流入していて独特の景観を作り出しています。オオハクチョウを見ることができるのは例年10月上旬からで、シベリアからの渡りの中継地点になっている風蓮湖で羽を休めます。
ピークとなる11月中旬には5000羽以上のハクチョウを見ることができます。湖岸には展望台や散歩道もあり、散策も楽しめます。またホッキ貝やアサリ、コマイ、ワカサギなどの海産資源が獲れるので漁業も盛んです。
湖には10本以上の河川が流入していて独特の景観を作り出しています。オオハクチョウを見ることができるのは例年10月上旬からで、シベリアからの渡りの中継地点になっている風蓮湖で羽を休めます。
ピークとなる11月中旬には5000羽以上のハクチョウを見ることができます。湖岸には展望台や散歩道もあり、散策も楽しめます。またホッキ貝やアサリ、コマイ、ワカサギなどの海産資源が獲れるので漁業も盛んです。
春国岱
春国岱は風蓮湖の南側から延びる砂州で、オホーツク海の海流によって運ばれた砂が堆積して出来たものです。約3000年から1500年前に形成されたものではないかと考えられており、長さは8キロもあります。
3列で構成された砂丘と砂丘の間に湿地があり、針葉樹などで森林が形成されています。このように砂浜、森林、草原、干潟とグラデーションの地形になっているので多種多様な生態系を備えており、様々な動植物を観察することができます。
春国岱の南東側にある国道44号線沿いには根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターがあり、日本野鳥の会のレンジャーが常駐している他、5つのトレイルが整備されており、春国岱の自然を満喫することができます。
3列で構成された砂丘と砂丘の間に湿地があり、針葉樹などで森林が形成されています。このように砂浜、森林、草原、干潟とグラデーションの地形になっているので多種多様な生態系を備えており、様々な動植物を観察することができます。
春国岱の南東側にある国道44号線沿いには根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターがあり、日本野鳥の会のレンジャーが常駐している他、5つのトレイルが整備されており、春国岱の自然を満喫することができます。
根室半島チャシ跡群
チャシとはアイヌ語で「柵囲い」の意味で、祭事の場や見張り台、砦などの目的で使われていたとされています。北海道ではチャシ跡は約500ヶ所存在していて、根室市内には32ヶ所チャシ跡が残っています。
そのうち24ヶ所は根室半島チャシ跡として国指定史跡に指定されています。また平成19年には日本100名城のひとつに選定されました。チャシ跡が築かれたのは16~18世紀ごろと推定されています。
根室市内にあるチャシ跡は海を望む崖上に半円形の壕を巡らせた形のチャシ跡が多く、大規模な物が多いことで知られています。現在、見学用に整備されているのはノツカマフ1号2号チャシ跡とヨンネモトチャシ跡の2ヶ所です。
そのうち24ヶ所は根室半島チャシ跡として国指定史跡に指定されています。また平成19年には日本100名城のひとつに選定されました。チャシ跡が築かれたのは16~18世紀ごろと推定されています。
根室市内にあるチャシ跡は海を望む崖上に半円形の壕を巡らせた形のチャシ跡が多く、大規模な物が多いことで知られています。現在、見学用に整備されているのはノツカマフ1号2号チャシ跡とヨンネモトチャシ跡の2ヶ所です。
明治公園
明治8年に国立の開拓使根室牧畜場として設立され北海道では2番目に古い牧場の跡地を利用した公園です。公園のシンボルであるサイロの屋根は鉄兜形で昭和7年に1基、昭和11年に2基建てられました。
現存する赤レンガのサイロとしては日本最大級の規模で国内で2番めに古いもので、2001年に登録有形文化財に登録されました。また公園内に咲いているヤマザクラ、チシマザクラは5月下旬に見頃を迎える日本で一番遅咲きの桜として地元の人達に親しまれています。
家族連れが多く訪れる公園内にはセルフ式のバーベキュー施設があり、6月から10月まで夜の9時まで利用することができます。
現存する赤レンガのサイロとしては日本最大級の規模で国内で2番めに古いもので、2001年に登録有形文化財に登録されました。また公園内に咲いているヤマザクラ、チシマザクラは5月下旬に見頃を迎える日本で一番遅咲きの桜として地元の人達に親しまれています。
家族連れが多く訪れる公園内にはセルフ式のバーベキュー施設があり、6月から10月まで夜の9時まで利用することができます。
冬の根室の楽しみ方
北海道の根室の冬は凍てつく寒さが特徴です。オホーツクで有名な流氷ですが、根室の納沙布岬は流氷の終着点としても知られています。また根室は日本屈指の野鳥観察のスポットとしても有名です。
そんな根室地方での冬のおすすめの楽しみ方をご紹介します。
そんな根室地方での冬のおすすめの楽しみ方をご紹介します。
長節湖のワカサギ釣り
長節湖は周囲5キロの湖で針広混交林に囲まれていて湖畔には人家はありません。西国三十三観音霊場を含む45体の観音像が安置されていて、歩いて一周すると所要時間は1時間半程です。
遊歩道がありますが、熊が出没することがあり歩いている人は少ないです。コマドリ、センダイムシクイ、キビタキ、カッコウなど野鳥が生息し、冬はワカサギを釣ることができます。クロユリ、イワツツジ、エゾエンゴサクなどが綺麗に咲いています。
遊歩道がありますが、熊が出没することがあり歩いている人は少ないです。コマドリ、センダイムシクイ、キビタキ、カッコウなど野鳥が生息し、冬はワカサギを釣ることができます。クロユリ、イワツツジ、エゾエンゴサクなどが綺麗に咲いています。
納沙布岬の流氷
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