目次
湯の川温泉発祥の地「湯倉神社」
函館市電の終点湯の川からほど近く、温泉街の入口に鎮座している「湯倉神社」。古くから湯の川温泉の守り神として愛され続けています。この神社は地元住民だけではなく、観光客が多く立ち寄るスポットです。神兎やイカすおみくじなど初めて訪れた人も楽しめる見所が盛りだくさん。
湯の川温泉発祥の地でもあるこの神社の歴史や魅力、おすすめの見所などを紹介します。
湯の川温泉発祥の地でもあるこの神社の歴史や魅力、おすすめの見所などを紹介します。
湯の川温泉を日帰りで満喫!日帰り温泉や足湯・観光スポットを紹介! - POUCHS(ポーチス)
北海道三大温泉郷の1つとも言われる函館空港から近い「湯の川温泉」。函館市内からのアクセスも便利で、日帰りで楽しむ方も多いと言います。今回は、日帰りで湯の川温泉を楽しむ方法を伝授!おすすめの日帰り温泉や足湯、観光スポット、アクセス方法などを紹介します。
湯倉神社の歴史や神様
湯倉神社の始まりは1453年一人のきこりが、湯倉神社の付近で休んでいた時に湧き湯を発見したことでした。関節痛に悩んでいた木こりは、痛みを癒そうとその湧いている湯に患部を浸してみたところたちまち完治。
完治したことに感謝の気持ちを表し祠を建てたのが「湯倉神社」の起源と言われています。しかし他にも言い伝えられている説があるようです。「湯倉神社」の由緒やご祭神、ご利益などをみていきましょう。
完治したことに感謝の気持ちを表し祠を建てたのが「湯倉神社」の起源と言われています。しかし他にも言い伝えられている説があるようです。「湯倉神社」の由緒やご祭神、ご利益などをみていきましょう。
由緒
「湯倉神社」の起源は他にもあります。松前藩第九代藩主高広の幼少期に重い病にかかり、なかなか治る兆しが見えませんでした。ある夜、母親が「松前の東に病に効く温泉がある。そこへ行けば病が治る」というお告げを夢で見ます。
早速お告げに沿い高広を湯治させたところ、どんな薬でも治らなかった病が完治しました。そのお礼に知床産の砂金で造った薬師如来像を安置し、鰐口も奉納したとか。湯座に薬師如来を祀られていただけの場所でしたが、社殿も改造されたことで、地元住民の心の拠り所とされるようになったそうです。
早速お告げに沿い高広を湯治させたところ、どんな薬でも治らなかった病が完治しました。そのお礼に知床産の砂金で造った薬師如来像を安置し、鰐口も奉納したとか。湯座に薬師如来を祀られていただけの場所でしたが、社殿も改造されたことで、地元住民の心の拠り所とされるようになったそうです。
湯倉神社の祭神
「湯倉神社」には大己貴神(おおなむちのかみ)、少彦名神(すくなひこなのかみ)、倉稲魂神(うがのみたまのかみ)の3柱が祀られています。
大己貴神は七福神の一人である大黒様です。大国主命、大物主命とも呼ばれています。少彦名神は大己貴神と共に、国造りに大いに携わっていた神様であり、医療の神・酒の神として全国的に知られています。倉稲魂神は全国のお稲荷さんのご祭神として知られている穀物の神様です。
大己貴神は七福神の一人である大黒様です。大国主命、大物主命とも呼ばれています。少彦名神は大己貴神と共に、国造りに大いに携わっていた神様であり、医療の神・酒の神として全国的に知られています。倉稲魂神は全国のお稲荷さんのご祭神として知られている穀物の神様です。
湯倉神社のご利益
幅広いご利益を得られる3柱が祀られているため、さまざまな御神徳を得られるのが「湯倉神社」の特徴です。特に医療・温泉、五穀豊穣、家内安全、縁結び、夫婦和合、商売繁盛のご利益があります。それらのご利益に沿った見所もあるので、見逃さないようにしましょう。
境内は広くないので、拝殿で参拝をした後は境内をすみずみまで散策してみましょう。
境内は広くないので、拝殿で参拝をした後は境内をすみずみまで散策してみましょう。
湯倉神社の御朱印と御朱印帳
境内の左手に社務所があるので、そちらで御朱印(初穂料300円)を授与します。境内のパンフレットも一緒に頂けるので、参拝後に御朱印を授与して境内を散策するとより深く楽しめるかもしれません。
参拝・湯倉神社・日付が墨書きされ、神兎・神社名・温泉マークがついた朱印が押されます。夏詣の時期になると神兎のデザインが変わったり、夏詣という朱印が押されたりするようです。季節ごとに御朱印を授与するのもひとつの楽しみとなるでしょう。
参拝・湯倉神社・日付が墨書きされ、神兎・神社名・温泉マークがついた朱印が押されます。夏詣の時期になると神兎のデザインが変わったり、夏詣という朱印が押されたりするようです。季節ごとに御朱印を授与するのもひとつの楽しみとなるでしょう。
湯倉神社の見どころや楽しみ方
少し階段を上り鳥居をくぐると「湯倉神社」の境内が広がっています。すぐ右手に見えるのが”常若の杜”です。参拝客が休めるように東屋が設置されています。あちこち歩き疲れた体をひとやすみできるので、観光客にとっても嬉しい設備です。
夏には”常若の杜”の側に風鈴が設けられることもあります。季節感を味わいながら、ゆったりとした時間を過ごせるはずです。「湯倉神社」は初めて来た人を優しく受け入れてくれるような、優しさを感じられる神社。次は境内のあちこちにある見所を紹介していきます。
夏には”常若の杜”の側に風鈴が設けられることもあります。季節感を味わいながら、ゆったりとした時間を過ごせるはずです。「湯倉神社」は初めて来た人を優しく受け入れてくれるような、優しさを感じられる神社。次は境内のあちこちにある見所を紹介していきます。
御神木
「湯倉神社」の御神木は、湯の川で一番の古木です。樹齢約370年を誇るオンコ(イチイ)の木は、抜群の存在感を与えます。拝殿の前に佇む姿は、参拝客やこの地に住んでいる人たちを優しく見守っているようです。
もうひとつ注目して欲しいのが、拝殿の向かって右側の裏手にある結びの銀杏・湯倉の大銀杏です。ぎんなんを実につける銀杏の木は、実を結ぶ・縁を結ぶ霊木としても知られています。湯倉の大銀杏は樹齢220年にもなる古木です。縁結びを願う人、生命力にあやかりたい人からも信仰されている御神木です。
もうひとつ注目して欲しいのが、拝殿の向かって右側の裏手にある結びの銀杏・湯倉の大銀杏です。ぎんなんを実につける銀杏の木は、実を結ぶ・縁を結ぶ霊木としても知られています。湯倉の大銀杏は樹齢220年にもなる古木です。縁結びを願う人、生命力にあやかりたい人からも信仰されている御神木です。
神兎
「湯倉神社」のシンボルとなっているくらいに、参拝客から人気を集めているのが”神兎”です。社殿の右側に凛々しい姿で祀られています。兎といえば野原を駆け抜ける可愛らしいイメージがありますが、佇まいは立派!可愛らしいというよりは、神々しさすら感じられます。
この”神兎”は創建360年を記念し、因幡の白兎に因んで設置されました。拝殿で参拝をした後に、願い事を祈りながら撫でるとご利益があると言われています。
この”神兎”は創建360年を記念し、因幡の白兎に因んで設置されました。拝殿で参拝をした後に、願い事を祈りながら撫でるとご利益があると言われています。
小槌
1 / 3