目次
- ハローキティ事件って?
- ハローキティ事件の概要
- 事件の一連の流れ
- 被害者女性について
- 加害者の男性3人について
- ハローキティ事件の詳細
- 被害者と加害者の関係
- 事件の発端
- 1ヶ月の監禁拷問
- 麻薬の摂取や強姦
- 被害者女性死亡後の死体遺棄
- 被害者女性の頭部をキティの頭部へ
- 事件の発覚
- 警察がアパートへ突入
- キティのぬいぐるみの発見
- 犯人の逮捕
- 既に3人の加害者は逃亡していた
- その後無事に全員逮捕
- 裁判について
- 判決は終身刑
- 上告
- 罪のなすりつけあい
- 2004年に禁錮18年に減刑
- 被害者女性のその後
- 頭部以外は発見できなかった
- 家族の元に頭部が来たのは5年後
- 残虐なハローキティ事件
- 犯人は異常者であった
- 祖母の病気を治すために借金をしたのがきっかけ
- 放送規制がかかったという話も
- 映画「新・八仙飯店之人肉饅頭」
- 映画「人肉晩餐会」
- 最もセンセーショナルな事件第4位に
- 似たような事件
- 女子高生コンクリート殺人事件
- 北九州監禁殺人事件
- 残虐な拉致監禁殺人事件
via pixabay.com
一か月にも及ぶ過酷な拷問の末、無残に殺害されてしまった樊さん。彼女の遺体はその後どうなったんでしょうか。
ここからは被害女性のその後について紹介していきます。
ここからは被害女性のその後について紹介していきます。
頭部以外は発見できなかった
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『ハローキティ事件』の犯人は逮捕され、終身刑が言い渡されました。しかし樊さんのバラバラに解体された遺体は頭部以外発見されませんでした。
更に頭部はこの事件の唯一の物的証拠であったため全ての裁判が終わるまで家族のもとに返却されなかったのです。長い間娘の帰りを待つ家族の苦痛は相当なものだったでしょう。
更に頭部はこの事件の唯一の物的証拠であったため全ての裁判が終わるまで家族のもとに返却されなかったのです。長い間娘の帰りを待つ家族の苦痛は相当なものだったでしょう。
家族の元に頭部が来たのは5年後
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『ハローキティ事件』の裁判や捜査が全て終了し、被害者の頭部が家族に返還されたのは2004年3月。実に事件発生から5年の歳月がかかりました。
家族のもとへ帰ることができた樊さん。3月26日に火葬されました。これでようやく彼女の無念も晴れたのではないでしょうか。
家族のもとへ帰ることができた樊さん。3月26日に火葬されました。これでようやく彼女の無念も晴れたのではないでしょうか。
残虐なハローキティ事件
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『ハローキティ事件』はか弱い女性を一か月にわたり暴行・拷問を繰り返した末に殺害するという非常に残虐な事件です。
このショッキングな事件は当時の香港の人たちを震え上がらせました。
集団での暴行や拷問は過激になる傾向があるらしく、犯人同士がお互いに罪をなすりつけあうという行為もよくあるそうです。
このショッキングな事件は当時の香港の人たちを震え上がらせました。
集団での暴行や拷問は過激になる傾向があるらしく、犯人同士がお互いに罪をなすりつけあうという行為もよくあるそうです。
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ここからは『ハローキティ事件』の犯人についてや、樊さんが借金をした理由、またこの事件をもとに作られた映画等を紹介していきます。
犯人は異常者であった
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犯人の一人である陳文樂は樊さんの頭をハローキティのぬいぐるみの頭部に詰めるさい、樊さんの頭部に「よしよし、動かないでね。今俺が着飾ってあげるからさあ」と呟いたそうです。
このエピソードだけでも、犯人の異常性が垣間見えます。
このエピソードだけでも、犯人の異常性が垣間見えます。
祖母の病気を治すために借金をしたのがきっかけ
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『被害者と加害者の関係』でも述べましたが、樊さんは犯人に多額の借金をしていました。しかしその借金は自分自身の為ではなく、病身の祖母の為だったそうです。
『ハローキティ事件』は祖母の医療費を調達するために、被害者が非道な男にお金を借りてしまったために起きた悲しい事件なのです。
『ハローキティ事件』は祖母の医療費を調達するために、被害者が非道な男にお金を借りてしまったために起きた悲しい事件なのです。
放送規制がかかったという話も
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『ハローキティ事件』はそのショッキングな内容から香港ではトップニュースとして取り上げられていました。
しかし、日本では全くと言っていいほど報道されませんでした。
日本ではハローキティが女性や子供に圧倒的な人気を誇っていたため、その層への配慮として報道規制がかかったのでは、といわれています。
しかし、日本では全くと言っていいほど報道されませんでした。
日本ではハローキティが女性や子供に圧倒的な人気を誇っていたため、その層への配慮として報道規制がかかったのでは、といわれています。
映画「新・八仙飯店之人肉饅頭」
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「新・八仙飯店之人肉饅頭」は2001年に公開された香港映画で「八仙飯店之人肉饅頭」シリーズの4作品目です。
主人公のマギーは浮気夫に見切りをつけ家出。友人のロッキーの奥さんの家にやっかいになりながら娼婦として働きます。
ある日、店の売上金8000香港ドルを盗み、逃亡。しかしすぐに捕まってしまいます。
その後、妊娠したマギーは再度逃亡するも、また捕まってしまい、今度は監禁されてしまうというもの。
主人公のマギーは浮気夫に見切りをつけ家出。友人のロッキーの奥さんの家にやっかいになりながら娼婦として働きます。
ある日、店の売上金8000香港ドルを盗み、逃亡。しかしすぐに捕まってしまいます。
その後、妊娠したマギーは再度逃亡するも、また捕まってしまい、今度は監禁されてしまうというもの。
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監禁された先で暴行を受け続けたマギーは最終的には死亡。焦った犯人達は彼女を解体し、バラバラにしてしまいます。
多少の違いはありますが、この映画が『ハローキティ事件』を元ネタにしているのはまず間違いないでしょう。
多少の違いはありますが、この映画が『ハローキティ事件』を元ネタにしているのはまず間違いないでしょう。
映画「人肉晩餐会」
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万年金欠のグレースという女性は風俗店を経営する友人の兄、ホクの家で働きます。しかし無気力なグレースは適当な接客態度でお客を怒らせ、反省もしないためホクは激怒。
しかもホクの財布から金を盗み出し逃げてしまう始末。ホクと弟分のジョー、ケイはグレースをすぐに連れ戻し、キャバレーで働かせますが、彼女のやる気のなさは変わらず。
しかもホクの財布から金を盗み出し逃げてしまう始末。ホクと弟分のジョー、ケイはグレースをすぐに連れ戻し、キャバレーで働かせますが、彼女のやる気のなさは変わらず。
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