2019年12月25日 更新

ベトナムの文化にはどんな特徴が?日本との違いも紹介!

ベトナムの文化には日本と異なることがいくつもあります。食事や性格などの特徴やルール、マナーを知ることで現地の人ともうまく関係を築くことができるでしょう。日本人との違いを理解してベトナム人への理解を深めてください。旅行に行く時にもマナーチェックは重要です。

プライドが高い

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ベトナム人はプライドが高く、周囲の目を気にする見栄っ張りなタイプがおポイと言われています。スマートフォンやバイクなどの高級品を持つことをステータスになっているのです。

ベトナムの月収から考えるとそれらの商品はとても高額なのですが、持つことで見栄を張っているのです。とは言いましても、最新のものではなく古い型の商品を手にしていることもあります。しかし、プライドが高いベトナムの人相手に突っ込むような発言は避けたほうが良いでしょう。

手先が器用

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ベトナム人は手先が器用だともいわれています。もしも自分の乗っているバイクなどが故障したら、日本では多くの人が修理に出すと答えるでしょう。しかし、ベトナムでは壊れたバイクや機械を自分で直してしまいます。

それだけの技術と器用さを持っているからできるのでしょう。お土産屋さんなどで売っているアイテムは手作りのものもあるようで、刺しゅうや工作にも手先の器用さが生かされています。

協調性を持つ

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ベトナム人は協調性があります。日本では「おひとり様」という言葉も違和感なく受け入れられていますが、ベトナム人は集団などでの協調性を発揮します。

1人では何もできないというわけではなく、1人でできることはこなすこともできます。ただし、大人数で取り組んだ方が効率が良いと判断した場合は結束力の高いチームになるのです。

ベトナムの食文化

Cook Food Plate - Free photo on Pixabay (763977)

ベトナム料理というと皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。エスニック料理と混同している方も多いのですが、辛みの強いものはあまりなくナチュラルな料理もたくさんあります。

また、ベトナム料理でも南部と北部で料理の特徴が異なります。南部では甘辛い料理が多く、春巻きやベトナム風お好み焼きが代表的です。北部は海があり中国に近いので、塩見が強く、海鮮料理や豆腐、麺類が多いようです。

スープはスプーンで飲む

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ベトナムでスープの料理を食べる時には気を付けなければなりません。日本ではカップを持ち上げて直接口を付けることもありますが、ベトナムではマナー違反となる行為です。

ベトナムでスープを飲む際には必ずスプーンを使って飲むようにしてください。何気ないことのように聞こえますが、ベトナムではかなり恥ずかしいテーブルマナーのようです。現地でスープを丼に口を付けるような行為をすると、周囲の人から白い目で見られてしまいます。

麺をすすって食べない

Food Noodles Soup - Free photo on Pixabay (763983)

ベトナムの麺料理と言えばフォーを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。フォーは米粉から作られた平べったい麺で、専門店があるほどポピュラーなメニューです。一言でフォーと言っても牛や豚、魚介などのスープなどもありバリエーション豊富です。

北部ではフォーだけではなく調味料も一緒に並びます。自分好みの味わいにできるので、いろいろな味を楽しむことも可能です。ただし、麺類を食べる際にはすすらずに食べるのがベトナムのマナーです。そばやラーメンのようにすすらないよう気を付けましょう。

また、米の場合はテーブルマナーが少々異なります。ベトナムの米は日本の米に比べて粘りがないので箸では食べにくいのです。そのため、かきこむようにしてご飯を食べます。スープをご飯にかけて食べる際もかきこむように食べてよいのでシーンに合わせた食べ方を選びましょう。

食事に誘った人がお会計をする

Piggy Bank Money Finance - Free image on Pixabay (763978)

ベトナムではだれかと食事に行く際に割り勘ということはありません。基本的に食事に誘った方がお金を払います。割り勘が多い日本に住んでいるといまいち共感できないのではないでしょうか。

このルールは誕生日などにも適応されます。祝われる側であっても集まってもらったお礼やプレゼントへの感謝の気持ちで食事代を払うのだとか。また、男女で食事をすると見栄っ張りのベトナム男性は積極的にお金を支払うようです。

ベトナムでもお会計はレジで行う店がありますが、テーブルで会計を済ませることも多いようです。お店のつくりや周囲のお客さんの様子を見ながらその場にあった行動をとるようにしてください。お会計の際には「ティンティエンディー」というと伝わります。言葉が難しい時には英語でも伝わることが多いようです。

ベトナムの性の特徴

Couples Self Wedding Marriage - Free photo on Pixabay (763985)

国によって異なるのは性格や習慣だけではありません。恋愛にも国柄が表れているのです。日本の恋愛では考えられないことや、驚くようなこともあります。ここでベトナムの恋愛事情をチェックしてみましょう。

トランスジェンダー文化がある

Gay Lesbian Partner - Free photo on Pixabay (763988)

ベトナムにはトランスジェンダー文化があります。ベトナムでは法的にトランスジェンダーに配慮したものがありません。2012年には同性カップルが自宅で伝統的な結婚式を行ったのですが、当局によって止められるという事態になってしまいました。

この出来事はメディアにも取り上げられ、大きな議論を巻き起こしました。その後同性婚に関する議案も出ましたが成立はせず、禁止はしないけれど政府から権利を保障されていないという状況です。

婚前交渉を否定する人もいる

Heart Wedding Marriage - Free photo on Pixabay (763986)

日本では結婚していなくても恋人同士なら性交渉をするカップルが多いでしょう。しかし、ベトナム人は婚前交渉はしないという人もいるようです。

また、ベトナムの伝統衣装であるアオザイを身に着けているときは性交はしません。コスプレのような気分で手を出すと相手に嫌な思いをさせることになるでしょう。とは言いましても地域によって差はあるようで、ラブホ街のような地域もあるようです。

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