2020年4月30日 更新

北海道で流氷を楽しめる時期や場所!流氷情報を得る方法についても!

北海道は日本で唯一流氷を見られる場所です。そのため、流氷を目当てに訪れる観光客はとても多く、知床半島が1年で1番賑わう時期でもあります。今回は流氷を楽しめる時期や服装、最新情報の入手方法などについて詳しく紹介していきます。

住所 北海道網走市南3条東4丁目5の1
運航期間 1月20日~4月3日(無休)
料金 大人3,500円、小学生1,750円、幼児無料
乗船時間 1時間
サイトURL https://www.ms-aurora.com/abashiri/about/

流氷砕氷船ガリンコ号Ⅱ

Ice On The Saale Frozen River - Free photo on Pixabay (747155)

早朝の流氷が浮いている海を楽しみたいという人は流氷砕氷船ガリンコ号Ⅱのツアーがおすすめです。早い便は朝6時から運航しており、朝の澄んだ空気を体全体で感じられます。

また、定員195名とおーろらに比べて少ないので船内の混雑を避けることができます。流氷がない場合には料金が500円安くなります。予約は乗船日の3か月前から可能で、2月のハイシーズンはすぐに予約が埋まってしまうので気を付けましょう。

2021年からはガリンコIIIが就航するので、ガリンコII号に乗れるのは2020年の冬が最後です。
住所 北海道紋別市海洋公園1番地
運航期間 1月10日~3月31日
料金 大人3,000円、小学生1,500円、幼児無料
乗船時間 1時間
予約 完全予約制、電話予約のみ
サイトURL https://o-tower.co.jp/

流氷を楽しむ方法はいろいろ!他にはどのような手段が?

Iceland Ice Glacier - Free photo on Pixabay (747156)

流氷を楽しむ方法は海岸から眺めたり流氷砕氷船に乗ったりするだけではありません。

他の方法で流氷を楽しむ人も多いです。

流氷とバードウォッチングを楽しめるクルージングも

Antarctica Antarctic Peninsula - Free photo on Pixabay (747157)

流氷とともに普段北海道に生息していない珍しい鳥もやってきます。これと流氷をセットで楽しめるのが、流氷&バードウォッチングクルージングです。流氷砕氷船とは違い、流氷を砕くのではなく掻き分けながら進みます。

乗船時間1時間と2時間半のコースから選べ、およそ700羽のオジロワシやオオワシのバードウォッチングを堪能できます。見られる確率は90%と高く、同時にスケソウダラ漁を見学することもできます。

大型船ではないので波の影響を受けやすく、船酔いしやすい人は対策をしましょう。

「流氷物語号」に乗車で車窓から流氷を見ることが

Railway Bernina Lagalb - Free photo on Pixabay (747158)

流氷を間近で楽しめる観光船は人気ですが、船酔いしやすい人は気軽には楽しむことができません。そんな人におすすめなのは、「流氷物語号」に乗車して、車窓から流氷を楽しむ方法です。

網走~知床斜里を1日2往復している流氷物語号は、予約ができないため当日長蛇の列ができます。片道840円と観光船よりもリーズナブルに乗車でき、海岸線を走るので十分流氷を堪能することができます。

また、オホーツク海に1番近い駅として知られる北浜駅で途中下車ができ、観光を楽しむこともできます。

流氷の上は歩くことは可能?

Snow Snowshoes Path - Free photo on Pixabay (747159)

流氷を見たら、思わず上に乗ってみたい、歩いて渡りたいと思う人も多いでしょう。大人もワクワクしてしまいますよね。

果たして流氷の上は歩いてもいいのでしょうか。

個人の判断で流氷に乗るのは非常に危険

Ice Sea Arctic - Free photo on Pixabay (747161)

流氷は海の上に浮いているので、素人がその流氷はどれくらい厚くて割れないのか、流れに乗って移動することはないのかなどは判断できません。厚そうに見えて実は薄く、すぐに割れてしまい海に転落する危険も高いです。

また、遠目には流氷同士がくっついて1枚の流氷のように見えていても、実は接しているだけで安定性がないものも多いです。海岸に打ち上げられている流氷であれば乗ることはできますが、海に浮いている流氷を歩くことは絶対しないようにしましょう。

ネイチャーガイド付きの専用ツアーを利用しよう

Arctic Ice Floes Cold - Free photo on Pixabay (747162)

流氷の上を歩きたいと思っている人は少なくありません。そのため、知床半島では、ネイチャーガイド付きの流氷ウォークという流氷の上を歩く専門のツアーが開催されています。専用スーツを着用するので寒さは感じません。

1組最大5名までで料金は5万円。プライベートツアーなので他の人を気にせず、ガイドの人と一緒に2時間じっくり流氷の世界を探検することができます。

プロのガイドなので安全に流氷ウォークを楽しむことができます。

流氷を見に行く時の服装は?

Street Scene Snow Winter Clothes - Free photo on Pixabay (747164)

流氷を見に行くとき、どのような服装や防寒対策をして行けばいいのでしょうか。

流氷が見られる時期・場所の気温や天候は?

Aurora Polar Lights Northen - Free photo on Pixabay (747165)

冬の北海道は寒いことが容易に想像できるでしょう。地元民以外は特に寒さに慣れていないので、綺麗な景色を見ても寒さしか感じず、体調を崩してしまうケースも少なくありません。

流氷が見られる1月、2月は1年のうちでもっとも冷え込む時期です。氷点下になることがほとんどでしょう。また、流氷が海水面を覆っているので水蒸気が蒸発できず、より気温が下がりやすくなります。

どんよりとした天候の日が多く、太陽の暖かさを感じられない日の方が多いです。

屋外や船上で見る場合は防寒対策をしっかりと

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