目次
のし上がるように出世し、鎌倉幕府をひらくまでに至った源頼朝に対して、ご利益を得ようとしているのは現代の人だけではありません。戦国時代にはあらゆる武士が、この地に訪れ祈願をしたと言われています。
楼門より奥は、神聖な場所なので撮影禁止です。本宮にかけての参道は、強いエネルギーに満ちあふれているとも言われています。本宮左にある武内社も出世運上昇のスポットなので、忘れずに立ち寄りましょう。
楼門より奥は、神聖な場所なので撮影禁止です。本宮にかけての参道は、強いエネルギーに満ちあふれているとも言われています。本宮左にある武内社も出世運上昇のスポットなので、忘れずに立ち寄りましょう。
家内安全【政子石】
おしどり夫婦としても知られている源頼朝・北条政子夫妻。北条政子は自身の身分を捨てて、源頼朝と添い遂げるために駆け落ちしたと言われています。その出来事をあやかり、鶴岡八幡宮境内には家庭円満につながるさまざまなご利益が得られる場所としても有名です。
家内安全のご利益があるとされているのが、旗上弁財天社の裏側にある政子石。御霊石とされている政子石は、北条政子の名前が由来となっています。
家内安全のご利益があるとされているのが、旗上弁財天社の裏側にある政子石。御霊石とされている政子石は、北条政子の名前が由来となっています。
良縁【舞殿】
鶴岡八幡宮でもうひとつ言い伝えられている有名な話が、源義経と静御前の物語です。静御前とは源義経の妾であり、日本一の白拍子(舞や歌を唄う芸人)でした。源義経と源頼朝が対立し都落ちしてしまった源義経と、吉野で生き別れになってしまった静御前。
頼朝の命により、静御前は鎌倉へ連れられます。日本一の白拍子ということで、頼朝は目の前で舞うように静御前に命じました。一度は拒否をしましたが、愛する義経を想い舞ったとか。それを見て頼朝は激怒しましたが、政子は優しくフォローすることで事無きを得ました。
離れた愛する人を想って舞った場所が、舞殿のあった場所です。恋愛のご利益を得られる場所として、知られるようになったのはこの切なくも力強いエピソードが関係しているのかもしれません。
頼朝の命により、静御前は鎌倉へ連れられます。日本一の白拍子ということで、頼朝は目の前で舞うように静御前に命じました。一度は拒否をしましたが、愛する義経を想い舞ったとか。それを見て頼朝は激怒しましたが、政子は優しくフォローすることで事無きを得ました。
離れた愛する人を想って舞った場所が、舞殿のあった場所です。恋愛のご利益を得られる場所として、知られるようになったのはこの切なくも力強いエピソードが関係しているのかもしれません。
復縁【神木の大いちょう】
鶴岡八幡宮の中でも有名なパワースポットとされているのが、樹齢1,000年にもなる御神木です。残念ながら2010年に強風により倒木してしまい、別の場所へ移植しています。移植後1年後に新芽が出始めたことで、再生・生命力のパワースポットとしても注目されるようになりました。
しかし生命力のご利益としてだけではなく、復縁のパワースポットともされているのがこの御神木です。力強い再生エネルギーのパワーを授かって、恋愛に活かすのも良いでしょう。
しかし生命力のご利益としてだけではなく、復縁のパワースポットともされているのがこの御神木です。力強い再生エネルギーのパワーを授かって、恋愛に活かすのも良いでしょう。
夫婦円満【舞殿】
手水舎を過ぎてから、本宮の前に見えてくるのが舞殿です。良縁のパワースポットとしても紹介しましたが、夫婦円満のご利益を得られる場所でもあります。日本歴史史上において、最大のカップルとも言われている源頼朝・北条政子夫婦にあやかっていることが大きな理由です。
結婚式が行われている場所でもあるので、運が良ければ幸せな光景を目にすることができます。毎年4月に開催される鎌倉まつりでは、静の舞が行われています。
結婚式が行われている場所でもあるので、運が良ければ幸せな光景を目にすることができます。毎年4月に開催される鎌倉まつりでは、静の舞が行われています。
安産【若宮大路の参道、政子石】
源頼朝が妻である北条政子の安産祈願でこの地に、頻繁に訪れたことから安産のご利益が得られる場所とされるようになりました。頼朝が政子の安産を願ったのが、先にも紹介している政子石です。別名・姫石とも呼ばれています。
安産を願って創られたのは、鶴岡八幡宮まで続く参道です。奥に進むにつれて道幅は細くなる、戦国時代らしい工夫を凝らした造りとなっています。春には桜並木、夏にはつつじが咲き誇り参拝客の心を癒します。
また御祭神である皇后天皇も安産の神様です。皇后天皇が妊娠中に戦におもむき、勝利をおさめたことからこのご利益が生まれたと言われています。
安産を願って創られたのは、鶴岡八幡宮まで続く参道です。奥に進むにつれて道幅は細くなる、戦国時代らしい工夫を凝らした造りとなっています。春には桜並木、夏にはつつじが咲き誇り参拝客の心を癒します。
また御祭神である皇后天皇も安産の神様です。皇后天皇が妊娠中に戦におもむき、勝利をおさめたことからこのご利益が生まれたと言われています。
鶴岡八幡宮の人気のお守り
次に鶴岡八幡宮で授与できる人気のお守りを紹介します。幅広いご利益を得られるこの神社は、お守りの種類も豊富。家族の一員でもあるペット用のお守りもあります。
お守りは本宮前・舞殿右奥の授与所2ケ所で授かることができます。通信販売などは行っていないため、現地に訪れて参拝をしてから授与する方法のみです。授与できる時間は8:30~18:00と拝観時間よりも短くなっているため、お守りが気なる人は余裕を持って選びましょう。
お守りは本宮前・舞殿右奥の授与所2ケ所で授かることができます。通信販売などは行っていないため、現地に訪れて参拝をしてから授与する方法のみです。授与できる時間は8:30~18:00と拝観時間よりも短くなっているため、お守りが気なる人は余裕を持って選びましょう。
政子石守り
家内安全・安産などのご利益がある政子石にちなんだお守りが、政子石守りです。初穂料1,500円で旗上弁財天社の社務所にて授与できます。夫婦円満や心願成就などのご利益が得られるお守りとして知られています。
翔運守り
次に紹介するのが、薄紫の布地に美しい鶴があしらわれている翔運守りです。鶴が羽ばたくように運が昇るように祈りが込められています。優しく淡い色合いなので、性別や世代問わず持ち歩きやすいのも人気の理由のひとつ。初穂料は800円です。
折鶴叶え守り
社名にあやかった鶴に八幡さまの祈りを込めて、願いが叶うように創られたのが折鶴叶え守りです。繊細なデザインは幅広い世代から人気を集めています。特に開運にご利益があるお守りとされています。金・銀・白の3色あり、初穂料は1,000円です。
鶴岡八幡宮の御朱印
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