2019年12月20日 更新

韓国にチキン屋が多い理由は?おすすめのチキン屋も紹介!

韓国には、あちこちにチキン屋があり、なぜこんなに多いのかと疑問に思った人も多いでしょう。韓国のチキン屋の数は世界中のマクドナルドよりも多いと言われています。また、就職に失敗すると餓死かチキン屋かと言われるほどです。今回は韓国のチキン屋事情に迫ります。

韓国のチキン屋人気店

Food Chicken Rice - Free photo on Pixabay (762411)

韓国に行くと、あまりにもチキン屋が多すぎて選べないという人もいるでしょう。店によって味付けや食材へのこだわりは異なり、絶品の店もあればクオリティーが低い店もあります。

ここでは韓国のチキン屋で人気のものを紹介します。

キョチョンチキン

Chicken Fried Oven Foods - Free photo on Pixabay (762417)

韓国のチキンと言えばキョチョンチキンを味わわなければ始まらないと言われるほど定番のお店です。チェーン店なので韓国各地で食べられていますが、観光客がアクセスしやすい店舗は東大門店です。

24時間営業で、座席数も多いので、人が多いときも比較的スムーズに座ることができます。人気メニューは「オリジナル、レッドオリジナル ハーフ&ハーフ」で、オリジナルの味のチキンと、スパイシーに味付けされているチキンが両方楽しめます。

BBQチキン

Chicken Food Fried - Free photo on Pixabay (762412)

BBQチキンも韓国国内に数百もの店舗を持つ大手のチキンチェーン店です。揚げる際にエクストラバージンオイルを使っているので、揚げているのにヘルシーと女性人気が高いです。ソースをディップすると更に旨味が加わります。

また、ダイエット中の人には、揚げずにじっくり焼いたグリルチキンを提供している店舗もあります。鍾路本店は、韓国の人気ドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」の撮影地であるため、韓流ドラマファンが世界各地から訪れています。

トゥルドゥルチキン

Fried Chicken Peanut Sauce - Free photo on Pixabay (762413)

トゥルドゥルチキンは、下味をしみこませるために10時間以上も熟成させています。また、新鮮な鶏肉のみを使用するこだわりで、圧力フライヤーで揚げるので衣はサクサク、中からは肉汁が溢れ出ます。

明洞にはいくつか店舗があるので観光の途中でも寄りやすく、昼からビールとともにチキンを食べる人が後を絶ちません。深夜2時まで営業しているので、深夜のスナックにもおすすめです。店舗によって提供している味が異なるので、巡るのも楽しいでしょう。

ネネチキン

Fresh Wings Lemon Pepper Ranch - Free photo on Pixabay (762414)

元々、鶏肉加工会社からスタートしたため、鶏肉の品質はピカイチです。100%韓国産の鶏肉を使用しているので安全であり、揚げる際も中まで油がしみこまないこだわりがあります。

ここの人気メニューは、チーズパウダーがチキンが見えない程かけられている「スノーウィングチキン」と、ネギがたっぷりとかけられた「オリエンタルネギチキン」です。どちらも他の店では珍しい味であり、定番のチキンに飽きたら挑戦してみましょう。

キョチョンチキンが日本進出を果たすも…

Flowers Field Petals - Free photo on Pixabay (762419)

キョチョンチキンは日本人にも好まれる味で、SNSなどで口コミが広まったことから日本進出を果たしました。その後、どうなったのでしょうか。

キョチョンチキンが六本木に出店

Tokyo Japan High Rise Building - Free photo on Pixabay (762420)

2015年に日本1号店となるキョチョンチキンが六本木にオープンしました。韓国チキンの美味しさは日本人の間でも噂になっており、醤油ベースの味は日本のから揚げに近いため、日本人受けもよかったようです。

また、チキンとビールの組み合わせも、居酒屋で唐揚げとビールを頼む日本人にとっては受け入れやすいものでした。最初は店に行列ができるくらい繁盛していました。しかし次第に客足が減り、翌年には閉店となってしまったのです。

韓国のチキンが日本人ウケしなかった理由

Girl Sitting Jetty - Free photo on Pixabay (762421)

キョチョンチキンが日本に浸透しなかったのは、チキンの味が日本人に合わなかったからではありません。韓国を訪れる日本人のほとんどがチキンを食べており、キョチョンチキンも大人気の店です。

日本でキョチョンチキンが成功しなかったのは、高めの価格設定です。日本ではコンビニで数百円でフライドチキンが買えるのに対し、六本木のキョチョンチキンは6本で2,000円と強気の値段設定でした。そこまで高いお金を払ってチキンを食べないというのが日本人の感覚だったのです。

韓国の定番おつまみ

Lake Macquarie Sunset Water - Free photo on Pixabay (762422)

韓国ではよくビールが飲まれており、チキン以外にも韓国人に愛されているおつまみがあります。

ここではその一部を紹介します。

トッポッキ

Toppokki Food Korean Spicy - Free photo on Pixabay (762423)

トッポッキとは、朝鮮半島の餅「トック」を砂糖やコチュジャンで煮た料理です。元々は宮廷料理に炒め物として出されていましたが、1953年に庶民でも作れるようにアレンジされました。

屋台でも定番の食べ物となっており、子供用に甘く味付けされたものも売っています。ビールとの相性も良く、わざと辛さを増してビールで流し込むのが美味しいようです。

インスタントタイプも販売されているので、お土産にも喜ばれるでしょう。

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