2019年12月18日 更新

ラオスの治安は大丈夫?可能性のある軽犯罪の種類や注意点とは!

旅行をする際、初めて行く国で気になるのは治安です。特に女性グループや一人旅は危険に遭うことが多く、東南アジアは安全な国ばかりではありません。ラオスはその中でも比較的安全だと言われています。今回は、ラオスの治安について詳しく紹介します。

ラオスで旅行者が巻き込まれる可能性のある犯罪

Travel Suitcase Girl - Free photo on Pixabay (761561)

ラオスでは観光客を狙った犯罪も増えてきています。では、どのような犯罪に気を付けるべきなのでしょうか。

強盗

Thief Burglary Break Into - Free photo on Pixabay (761564)

金品を狙った強盗が多発しています。中には銃やナイフで脅すものもあり、抵抗すればけがを負わされる可能性があるので、万が一強盗に遭った場合はおとなしく金品を差し出しましょう。

発展途上国であるラオスでは、日本人にとっては少額でも、彼らにとっては1ヶ月の給料よりも高いことが多いです。そのため、外国人=お金持ちだと見られやすく、特に力が弱い女性グループは狙われてしまいます。

全てを奪われないためにも、お金を数か所に分けてしまっておくといいでしょう。

昏睡強盗

Pill Capsule Medicine - Free image on Pixabay (761567)

昏睡強盗は、睡眠薬を使って眠らせた後、現金やクレジットカードを盗むという犯罪です。外国人がいるというだけで目立ってしまうため、トイレに立った隙などに食べ物や飲み物に薬を入れられてしまいます。

席を立つときは必ず食べかけ・飲みかけのものをテーブルに置かないようにしましょう。現地の人と仲良くなる機会も多いですが、その場合でも自分が食べたり飲んだりするものから目を離してはいけません。

起きたら金品が全て奪われていたというケースも多いです。

ひったくりやスリ

Watch Time Clock - Free photo on Pixabay (761568)

日本人を狙ってひったくりやスリをする人たちもいます。日本人は普段安全な国にいるため、鞄のチャックを開けていても、ポケットに財布を入れていても盗まれることはほとんどありません。そのため、他の外国人に比べて防犯対策が甘いことが多いです。

特に、歩いている所をバイクで後ろから近づき、バッグごと奪われるひったくりが多数報告されています。抵抗すれば体ごと引きずられてしまう可能性もあるので、まずはバッグを車道側で持たないようにしましょう。

ラオスで注意しておきたいこと

Notes Paper Ball - Free photo on Pixabay (761572)

ラオスには犯罪以外でも気を付けなければいけない点があります。予め知っておけば、冷静に対処できるでしょう。

雨季の風水災害

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ラオスでは日本の四季のような季節はありません。あるのは「雨季」、「乾季」、「暑季」です。この中で最も過ごしやすいのは乾季で、12月から3月にかけて旅行者が多いのもそのためです。

雨季は5月中旬から10月にかけてで、1日雨が降り続くというよりもスコールのように激しい雨が降ります。雷雨になることもあり、外を歩けない程の雨の強さですがしばらくすると止みます。

排水機能が発達していないため、洪水が起こる可能性もあります。

交通事故

Accident Crash Tree - Free photo on Pixabay (761577)

ラオスでは交通ルールを守らないドライバーも多く、運転も荒いです。青信号でも突入してくる車やバイクが後を絶ちません。そのため、交通事故も多く発生しています。道を渡るときはしっかり左右を確認し、車は止まってくれると思わないようにしましょう。

特に人が多く集まるラオスの新年の時期は、何十件もの交通事故が毎年発生しています。自身が運転するのは控えるほか、交通事故に巻き込まれないように周囲を注意深く観察しましょう。

インターネット環境

Ipad Tablet Technology - Free photo on Pixabay (761578)

旅行中、インターネットが使えると、レストランを調べたり観光スポットを調べたりできるのでとても便利です。しかしラオスではインターネットは普及していますが、そのスピードは日本よりも遅いです。

また、街中にフリーWi-Fiが飛んでいるところもありますが、セキュリティ面や速度面で満足にインターネットが使えないという事も珍しくありません。現地のSIMカードを購入するか、日本からポケットWi-Fiを借りていくと安心です。

病気

Despair Alone Being - Free photo on Pixabay (761581)

日本と比べて衛生状態もよくないラオスは、旅行中に病気にかかってしまうこともあります。デング熱やマラリア、鳥インフルエンザ、吸虫症、レプトスピラ症、狂犬病など日本ではかからない病気も蔓延しています。

また、食中毒にかかる旅行客も少なくありません。肌の露出を控える、生ものを食べない、野生の動物に触れないなどの対策をしましょう。また、海外の病院では高額な医療費を請求されることもあるため、海外保険に加入しておきましょう。

ラオス人の性格やお国柄

Darts Dartboard Target - Free photo on Pixabay (761584)

ラオス人の性格は「ボーペンニャン」と言われることが多いです。これはラオスの言葉で「大丈夫」「なんでもない」という意味です。他人の失敗を追求せず、自分の失敗も特に気にしません。

そのようなおおらかな心を持っており、他人との衝突を避けるのです。きっちりしている日本人からすると、お気楽な性格にいらつくこともあるかもしれませんが、これが彼らの性格なのです。旅行中にも問題が起こるかもしれませんが、ラオス人のようにゆったりとした心構えをしておきましょう。

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