2020年3月24日 更新

沖縄のおでんは一味違う?沖縄おでんの特徴やおすすめのおでん屋7選!

おでんと言えば冬の食べ物のイメージが強いですが、沖縄ではおでんが1年を通して食べられています。本土で食べられているおでんとは少し異なり、沖縄を訪れておでんを食べる人も少なくありません。今回は沖縄のおでんの特徴とおすすめのお店を紹介します。

沖縄ではおでんがお酒のアテに食べられていますが、他にもお酒のつまみとして最高なメニューが多くあります。酒好きが多く、ビールや泡盛がよく飲まれている沖縄では、おつまみもお酒に合うように味付けされています。

ここでは、お酒のおつまみに最適な沖縄の居酒屋で売られている定番メニューを紹介します。

ミミガー

Kiyoshi  Hara on Instagram: “富永町で豚の耳  沖縄ではミミガーともいう豚の耳。時には処理し忘れた毛がついたまま出て来る豚の耳😟  若い頃は、こんなもの、よく平気で食べるなぁ🤔と、上から目線で気持ち悪がっていた豚の耳。…” (826773)

沖縄では豚の消費量が多いだけでなく、「蹄と鳴き声以外は食べる」と言われているほど余すことなく食べることが特徴です。沖縄の定番おつまみメニューといえば「ミミガー」です。

ミミガーは豚の耳の部分を使っています。茹でたり蒸したりした後、千切りにして食べられ、味付けは塩や酢味噌、ポン酢など様々です。

コリコリした食感がクラゲに似ていて、豚の耳と思わなければ初めてでも抵抗なく食べられるおつまみでしょう。居酒屋では必ずと言っていいほどメニューにあり、最近ではミミガーを使ったジャーキーなどもコンビニで販売されています。

ラフテー

Junko Fujita on Instagram: “皮付き豚バラ肉で作りたかったお料理のひとつ、沖縄料理のラフテー。  今月のお料理教室Orange/オランジュのメインで使用している皮付き豚バラ肉を使っての試作メニューのひとつです。…” (826774)

ミミガーとならび、沖縄料理として知名度が高い「ラフテー」もお酒のアテにぴったりです。ラフテーとは、いわゆる豚の角煮であり、皮つきの三枚肉が使われることが多いです。

琉球時代から保存食として食べられており、角煮と異なるのは皮つきであることと泡盛で煮込むことです。味付けは醤油とまろやかな黒砂糖で、濃い目の味なのでお酒が進みます。

煮込めば煮込むほど味がしみこみ、お店では数日間煮込まれているラフテーもあるので、家庭では出せない味を堪能できます。居酒屋にラフテーがあれば、まず最初にお酒と頼みたい一品です。

ご飯との相性も抜群なので、お昼の時間に楽しむのであれば定食スタイルもおすすめです。

スクガラス豆腐

沖縄グルメならトレバリ(trevary) on Instagram: “#沖縄グルメを毎日紹介 スクガラス豆腐!綺麗に整列!をしているのはスクガラスというアイゴの稚魚を丸ごと塩漬けにしたお魚です。とーっても塩辛いので沖縄では、ひと口大に切った島豆腐の上に並べてお酒のおつまみにして頂きます🙏🏼…” (826775)

見た目も特徴的な「スクガラス豆腐」は、ミミガーやラフテーのような知名度はありませんが、地元民に愛されているお酒のアテです。

スクとは沖縄の方言でアイゴの稚魚、カラスは塩辛のことを指します。海藻を食べる前の臭みのないアイゴの稚魚を塩漬けにして熟成させ、瓶詰めで1年ほど経ったら完成です。そして島豆腐を一口サイズに切り、その上にアイゴの塩漬けを乗せます。

かなり塩気が強いのでクセのある味ですが、はまるとこれなしでは飲めない程はまるようです。島とうがらしをトッピングして辛みを足すのもおすすめです。ぜひ、お酒とともに味わってみてください。

スクガラスにはまれば、スーパーなどで瓶詰されたものを買うことがでいます。市販されている豆腐に乗せたり、軽く洗ってレモン汁をかけたりして食べるのもおすすめです。

夏でも美味しい沖縄おでん

koz on Instagram: “おでんが美味しい気温だった☆ 好きな人と過ごす時期はあっとゆー間!! #みさとのさかば #沖縄おでん #野菜入り #大根しみしみ #美味しい #久しぶりの寒さ #楽しい時間 #大好きな人 #あっという間 #沖縄 #沖縄ライフ#🍺 #🍢 #beer #happy #okinawa…” (826776)

今回は、本土とは一味違う沖縄のおでんについて詳しく紹介しました。今回紹介したおでん屋はどこも地元民行きつけのお店であり、美味しさは間違いありません。

テビチやソーキは馴染みが無いので、はじめは勇気がいるかもしれませんが、はまるとおでんのためだけに沖縄を訪れたくなるほど中毒性があります。

沖縄料理の定番を楽しむのも良いですが、数日滞在するのであれば、ぜひ1度は沖縄おでんを味わってみてください。季節関係なく楽しめるので、夏の時期に訪れる人にもおすすめです。

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