目次
北野天満宮は、天神信仰の中心とされており、社殿は国宝にも指定されています。もみじ苑などの自然も楽しめ、撫でるとご利益があると言われる牛や、彫刻が美しい社殿など、見どころ満載の神社なんです。
ここからは、北野天満宮の見どころを解説していきます。広い敷地内をゆっくり散策しながら、自然の美しさにも触れてみてください。
ここからは、北野天満宮の見どころを解説していきます。広い敷地内をゆっくり散策しながら、自然の美しさにも触れてみてください。
撫で牛
北野天満宮と言えば、やはり撫で牛でしょう。境内には10数体あると言われており、自分の悪いところを撫でるとご利益があるとか。頭が良くなりたい方は、ぜひ牛の頭を撫でてみてください。
特に人気があるのが、三光門へ向かう道にある牛です。ここには連日たくさんの人が集まっており、牛の頭や体を撫でている人がたくさんいます。撫でることで悪い部分を治してくれると言いますので、ぜひご自身の体調に合わせて撫でてみてください。
特に人気があるのが、三光門へ向かう道にある牛です。ここには連日たくさんの人が集まっており、牛の頭や体を撫でている人がたくさんいます。撫でることで悪い部分を治してくれると言いますので、ぜひご自身の体調に合わせて撫でてみてください。
梅苑
菅原道真は梅を愛し、庭にあった梅に和歌を詠んだことでも有名です。ここ、北野天満宮は梅の名所としても知られており、境内には約550種類、15,000本の梅の木が植えられているんです。
シーズンになると梅見客が増え、特に2月25日の梅花祭では多くの人で賑わうとか。木によって梅の咲き方も異なるので、ゆっくり散策しながら梅を見物するのもおすすめです。
拝殿の手前にある紅和魂梅(べにわこんばい)が特に有名です。菅原道真が大宰府に着任した後、慕っていた梅の木が一夜にして飛来し、その地に根付いたとか。その伝説の梅の木・紅和魂梅からは不思議なパワーを感じずにいられません。
シーズンになると梅見客が増え、特に2月25日の梅花祭では多くの人で賑わうとか。木によって梅の咲き方も異なるので、ゆっくり散策しながら梅を見物するのもおすすめです。
拝殿の手前にある紅和魂梅(べにわこんばい)が特に有名です。菅原道真が大宰府に着任した後、慕っていた梅の木が一夜にして飛来し、その地に根付いたとか。その伝説の梅の木・紅和魂梅からは不思議なパワーを感じずにいられません。
梅が楽しめるのは、正月明け頃から3月末頃まで。梅苑に入るには、別途入場料が必要になります。もちろん苑内に入らなくても、境内にはたくさんの梅が咲いているので、散歩がてら楽しんでみてください。
ちなみに、入場料は1,000円で、公開時間は9時~16時になります。
ちなみに、入場料は1,000円で、公開時間は9時~16時になります。
もみじ苑
北野天満宮は、梅だけでなく紅葉の名所としても知られています。境内には約300本のもみじが植えられており、紅葉の季節になると赤く染まり美しい風景を見せてくれます。
もみじ苑の北には清流紙屋川が流れており、水面に映る紅葉が絶品だとか。また、もみじ苑にある豊臣秀吉が築いた「御土居」も見どころの1つです。当時の原型に近い状態で保管されていますので、こちらにも注目してみてください。
もみじと言えば秋のイメージが強いですが、夏には青もみじも楽しめます。紅葉とはまた違う青々したもみじも癒し効果抜群です。
もみじ苑の北には清流紙屋川が流れており、水面に映る紅葉が絶品だとか。また、もみじ苑にある豊臣秀吉が築いた「御土居」も見どころの1つです。当時の原型に近い状態で保管されていますので、こちらにも注目してみてください。
もみじと言えば秋のイメージが強いですが、夏には青もみじも楽しめます。紅葉とはまた違う青々したもみじも癒し効果抜群です。
宝物殿
宝物殿は、梅苑の見ごろに合わせて特別公開されます。期間限定の開館とあり、梅のシーズンには多くの参拝客が訪れる場所です。内部にはここでしか見られないお宝が所蔵されており、テーマに応じた展示も行われています。
特に注目したいのが国宝にも指定されている「北野天神縁起絵巻 承久本」。最古の絵巻は非常に大きく見ごたえ満点!刀剣やお茶道具など、梅の時期にしか見られない宝物の数々もぜひご覧ください。
特に注目したいのが国宝にも指定されている「北野天神縁起絵巻 承久本」。最古の絵巻は非常に大きく見ごたえ満点!刀剣やお茶道具など、梅の時期にしか見られない宝物の数々もぜひご覧ください。
楼門
3つの鳥居をくぐった後、2階建ての門が見えてきます。そびえたつ立派な建物が楼門で、安土桃山時代の様式で造られているのが特徴的です。正面には菅原道真を称える言葉が記されており、近くには太閤井戸と石碑があります。
太閤井戸は、千利休を始めとする茶人がお茶を入れる際にここの水を汲んで使ったと言われています。石碑は、「北野大茶湯」の記念に建てられたものだとか。迫力のある楼門と共に、周辺も散策してみましょう。
太閤井戸は、千利休を始めとする茶人がお茶を入れる際にここの水を汲んで使ったと言われています。石碑は、「北野大茶湯」の記念に建てられたものだとか。迫力のある楼門と共に、周辺も散策してみましょう。
古くから伝わる北野天満宮の七不思議
via pixabay.com
北野天満宮には、昔から言い伝えられている七不思議があります。土地のエネルギーと人々の念が重なることで、様々な不思議現象を起こしているとか。
それらの七不思議に注目しながら参拝すると、より深い参拝を楽しめるはず!ぜひ七つの不思議を学んで、参拝に役立ててみてください。
それらの七不思議に注目しながら参拝すると、より深い参拝を楽しめるはず!ぜひ七つの不思議を学んで、参拝に役立ててみてください。
星欠けの三光門
本殿前に建っている三光門は、日・月・星の彫刻が掘られていることからその名前がつけられています。しかしその門に注目してみると、星の彫刻だけ見つからないのです。
星は天上に輝く北極星を指しているため、ここには掘られていないという説があります。ほかにも、平安時代は現在と違う場所(千本丸太町)に御所があり、そこからだとお祈りする際に三光門の上に北極星が見えたことから、星を刻まなかったという説もあります。
不思議なスポットではありますが、夜空の星を見ながら門を見つめてみてはいかがでしょうか。
星は天上に輝く北極星を指しているため、ここには掘られていないという説があります。ほかにも、平安時代は現在と違う場所(千本丸太町)に御所があり、そこからだとお祈りする際に三光門の上に北極星が見えたことから、星を刻まなかったという説もあります。
不思議なスポットではありますが、夜空の星を見ながら門を見つめてみてはいかがでしょうか。
御后三柱
通常、神社を参拝する時は正面からのみ拝めますが、北野天満宮は背面にも御后三柱と呼ばれる神座があり、背面からも拝めるようになっています。
この三柱にあたるのは、先祖・天穂日命(あめのほひのみこと)、父・菅原是善卿、祖父・菅原清公卿です。昔はこの御后三柱も合わせてお参りするのがマナーとされていました。参拝の際には、背面からも拝んでみてください。
この三柱にあたるのは、先祖・天穂日命(あめのほひのみこと)、父・菅原是善卿、祖父・菅原清公卿です。昔はこの御后三柱も合わせてお参りするのがマナーとされていました。参拝の際には、背面からも拝んでみてください。
筋違いの本殿
北野天満宮の本殿が建つ前に、既に地主社が建っていました。よって、地主社は現在も参道の真正面に建っており、本殿は少しずれたところにあるんです。位置的には西に若干ずれており、参道の正面になってないことから「筋違いの本殿」と言われています。
本殿とともに地主社も重要なポイントですので、位置関係に注目しながらご覧ください。
本殿とともに地主社も重要なポイントですので、位置関係に注目しながらご覧ください。
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