2020年2月5日 更新

兵庫の方言を徹底解説!通じにくい兵庫弁の意味やかわいい兵庫の方言も紹介!

兵庫の方言と聞くと関西弁を思い浮かべる人が多いでしょう。実際には様々な地域の言葉が入り混じっておりとても複雑な方言をしていますが、かわいいと評判のものがたくさんあり人気!そんな兵庫の方言の一覧や告白例文などをご紹介していきます。

なんどいや

兵庫の方言は6つに分けられていますが、そのなかの一つ藩州弁として有名なのが「なんどいや」です。標準語で「なんですか」という意味で使われていますが、「なんど」と使っている人もいます。

口調がきついという特徴がある藩州弁ですが、とくに「なんどいや」は怒っているように勘違いされることが多くある言葉です。

「それなんですか?」を兵庫の方言にすると「それなんどいや?」になり、「なんですか?その態度は」は「なんど?その態度は」などのように表現されます。

えらい

「えらい」は丹波を中心に使われており、標準語で「すごい」という意味です。例えば、「すごく仕事頑張っているね!」を兵庫の方言にすると「えらい仕事頑張るね!」になります。

また、すごいという意味だけではなく、まったく違う意味の「しんどい」で使われることも。その際には「よぉ走ったからえらいわ~(よく走ったからしんどいわ)」のように表現されています。

しらん

「しらん」とは「知らない」という意味で使われていますが、「~なのかも知れない」という場合にも用いられています。例えば「そうかも知れないね」を兵庫の方言にすると「ほうかもしらん」となります。

その時々によって使われる意味が違ってきますが、ニュアンスで徐々に分かっていく人が多いようです。会話の流れから判断していくといいでしょう。

ばんなりました

「ばんなりました」は但馬弁でよく使われている方言になり、「こんばんわ」という意味です。若い世代ではあまり使われておらず、お年寄り世代で使用されています。

「ばんなりなしたな」「ばんなりましたね~」などのように表現され、お年寄り世代の言葉ですので聞かれる機会が少ないかもしれませんが、あいさつですので覚えておくといいでしょう。

他県民に通じにくい兵庫の方言

【関西弁 兵庫県】「なおしといて」って修理してと違う!【方言美人】

「あかん」や「せやな」などは聞いたことがある人も多いでしょう。関西弁なのでは?と多くの人が思っているように、兵庫の方言は全国的にも知られているものもありますが、なかには分かりにくいものも。

そんな他県民にはなかなか通じにくい兵庫の方言をご紹介していきます。読み進めながらぜひ考えてみてください!

ほかす

「ほかす」は大阪でも使われている方言ですが、「捨てる」という意味です。「もういらないから、それ捨てておいて」を兵庫の方言にすると「もういらんから、それほかしといて」になります。

また、捨てるという意味で「ほっといて」も使われていますが、「放っておいて」のことを指す場合もありますので、前後の流れやニュアンスなどで使い分けるといいでしょう。

なおす

「なおす」は標準語で「片付ける」という意味になり、修理のことも指します。例えば「この机なおしといて」「車をなおす」などのように使われています。

他県の人からすると、どちらだろう?と分からないことも多いのですが、慣れ親しんでいる方言ですので兵庫県民の間では、それだけで通じてしまうのです。

また、「机なおしといて」は「机を元の場所に戻しといて」になり、元の場所に戻すという意味で使われることが多くあります。

さら

「さら」と聞くと「皿」をイメージする人が多いかもしれませんが、お皿ではなく「新しい」という意味の兵庫の方言です。

例えば、「この靴のさらってありますか?」など、試着用のではなく新しい在庫はあるのか?尋ねる際などに使われています。また、「さらぴん」とも表現する場合もありますので、「さらぴんは?」などのように聞かれると「さら(新しい)」のことになります。

べっちょない

「べっちょない」はベタベタやベッタリなどのように使うのではなく、「大丈夫」という意味で用いられており、藩州弁を使っている兵庫西側で使われている方言です。

例えば「べっちょないで」などがありますが、他県民にはなかなか通じない兵庫の方言の一つでしょう。ですが、何度か聞いているとニュアンス的に分かってくるようになるようです。

兵庫の方言一覧【かわいい方言】

方言美女兵庫県代表:みきち 懐かしのCMセリフを方言で言ってみた第1弾

兵庫の方言は「べっちょない」など独特のものもありますが、かわいい方言もあり真似したい人が多くいるほど評判です。「やんなあ」や「ほんなら」など、とても響きが女の子らしく、男性はついつい守ってあげたくなるようです。

そんなかわいい兵庫の方言をご紹介していきます。ぜひデートの際に使ってみてください。

めばちこ

「めばちこ」とはどんなイメージを持つでしょう。「ガチンコ?何かの名前?」などのように分からない人が多い言葉ですが、兵庫では「ものもらい」の意味で使われています。

例えば、「めばちこできて目が痛い」などのように使われており、「ものもらい」とそのまま発言するより、とっても可愛いく伝えることができます。

「めばちこ痛いなぁ~」なんて女の子が少しシュンとしながら言っていたら、何だか放っておけない感じがします。敢えて「めばちこ」と言ってみるのも胸キュンテクの一つでしょう。

~しよった

「~しよった」は関西弁になり大阪や京都などで使われていますが、この場合の「○○さんが、~しよった」は「○○さんが、~した」という意味になります。

ですが兵庫の方言では意味が異なり、「○○さんが、~しよった」というのは「~した」ではなく「~しかけた」という意味で使われています。
例えば、「こけよった~」は「こけかけた」ということで、実際にはこけてはいません。「危な!怪我しよった」なら「危な!怪我するところだった」という意味になります。

また、「~しよったら~」というように、「~していたら~」のことを表現することもありますので、会話の流れから意味をつかんでいきましょう。

いやや

「いやや」は標準語で「嫌だ」という意味で使われていますが、「いややぁ」となり語尾に「あ」がつく感じで表現します。

「いや!」とハッキリではなく「いややぁ」と子供が駄々をこねるように伝わるため、とても可愛い女の子に見えるでしょう。男性からすると、このように言われると思わず守ってあげたくなるようです。

デートの後半で可愛いく「まだ帰るのはいややぁ」と言ってみるのがおすすめ。まだ帰したくないと思うこと間違いなしです。

やんなぁ

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