2020年3月7日 更新

出雲大社の参拝方法とは?正しいルートや服装・お砂の持ち帰り方とは

最強の縁結びのパワースポット・出雲大社は、正しい参拝方法が定められています。今回は、出雲大社の正しい参拝方法を徹底解説!回り方や参拝のルール、服装、四拍手の理由についても。また、お守りのような効果があると言われる御砂のいただき方も見ていきます。

拝殿

Hirono on Instagram: “- - 何度きても、本当に素敵な場所だなぁ。 友達や家族と来ても、縁を感じれて良い。 一人なら、自分を見つめられて良い。 - 1周目は、無言で黙々と参拝。 御朱印も頂いてから、 2周目で写真撮らせて貰ってます。 -- #olympus #omdem10mkii…” (813669)

4つ目の鳥居をくぐったら、いよいよここから神域が始まります。まず目の前に広がるのは迫力のある拝殿です。拝殿の装飾にも注目!繊細かつ煌びやかな装飾はめを奪われる美しさがあります。

ここにも大きなしめ縄がありますが、いわゆる「大しめ縄」と言われるのは神楽殿に祀られているものです。こちらのしめ縄よりもさらに迫力がありますので、ぜひご覧ください。
Hirono on Instagram: “- - 祓社、祓橋、手水舎 三度の禊によって穢れを落とし、 銅の鳥居へ。 -- #olympus #omdem10mkii #galaxyカメラ部 #galaxy #autumnleaves  #japan_daytime_view #skylovers…” (813672)

遷宮期間中にはここに大国主大神が祀られていたと言いますので、しっかりお参りしていきましょう。

なお、しめ縄にお賽銭を投げる行為はNG!「お賽銭をしめ縄に投げて、落ちてこなければ願いが叶う」という言い伝えもありますが、しめ縄は神聖なるものですので、そのような行為は控えるようにしましょう。

八足門

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拝殿の裏側に回ると「八足門」が見えてきます。この門の向こう側にあるのが本殿です。ただし、ここから中へは特別な日しか入れないと言います。

「八足門」の下には賽銭箱が設置しており、通常はここで本殿に向かって拝みます。内側に入れるのは、正月の三が日や特別なイベントの時のみ。内側に入れたとしても、御本殿を直接拝むことはできませんのであしからず!

「八足門」の前の地面に注目してみてください。ピンク色の丸い形が3つ並んでいるのがご覧いただけます。これは、神殿があった時の柱の跡だとか。見逃さないようにしっかり目に焼き付けましょう。

本殿

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運よく「八足門」の内側に入れたなら、御本殿をしっかり拝見しましょう。ここからは警備も厳しくなり、カメラも禁止されています。

本殿の参拝で気を付けて欲しいのが、本当の正面は西側にある小さな祠だという点です。本殿は南向きに建てられていますが、御神座は西向きになっているため、ここが本当の正面だと言います。こちらでもしっかり拝んでいきましょう。

多くの方が見逃してしまいがちですので、内側に入れた際には注意してください。また、本殿の周りにもお社がありますので、そちらの参拝も忘れないように!

出雲大社の正しい参拝方法

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出雲大社の参拝ルートを見てきました。できるなら4つの鳥居を通り、紹介したルートを辿りながらしっかりとパワーを感じましょう。ルートも大事ですが、感謝と謙虚な気持ちでお参りすることも大事です。

参拝ルートがわかってきましたので、ここからは参拝方法について見ていきましょう。手水舎でのマナーや服装、拝み方についても紹介します。

反時計回りに参拝する

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先ほど紹介した正しいルートを思い出してみてください。マップを見ながら位置情報を見てみると分かりやすいのですが、反時計回りになっているのがポイントです。

本殿の周りにあるお社を巡る際も、時計回りではなく反時計回りを意識するようにしましょう。

二拝四拍手一拝

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通常の神社だと、「二拝二拍手一拝」が主流です。しかし出雲大社の場合は、「二礼四拍手一礼」が基本だと言うんです。具体的な拝み方を紹介しておきます。まずは、体を90度ほどに曲げ、深いお辞儀をします。その後、もう一度深いお辞儀をします。

そこからさらに2回深いお辞儀をして、4回拍手をしてから願いごとを唱えます。そして最後に一度礼をしてその場を後にします。出雲大社では、拍手の後にお願いごとをするのが基本。神社によってお願いごとをするタイミングは異なりますので、気を付けてください。

拍手をする際は、胸の高さで両手を合わせ、右手を少し引くのが良いとされています。

参道・鳥居の真ん中は歩かない

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出雲大社に限らずどこの神社でも言えることですが、鳥居や参道の真ん中を歩かないのがマナーとされています。なぜなら、真ん中は神様が通る道だからです。参道や鳥居の真ん中は正中と言われており、避けて通るのが基本です。

ただし、初詣のシーズンなどどうしても真ん中を横切らないといけない場合もあるでしょう。そのような時は、軽く一礼をし誠意を示すと良いでしょう。

真ん中は神様がいる場所と把握しておけば、自然と端を歩くようになるはずです。

手水舎マナーについて

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手水舎のマナーはご存じでしょうか?手を清めた後に口を清めるという手順は皆さんご存じでしょうが、細かい工程となると意外と知らない人も多いでしょう。

1.手水舎で軽く一礼する
2.柄杓を右手に持ち水をすくう
3.左手を清める
4.柄杓を左手に持ち右手を清める
5.柄杓を右手に持ち替えて、左手に水を溜め口を清める
6.もう一度左手を洗う
7.最後に柄杓を立てて、持ち手を洗う
8.軽く一礼する

以上が細かい工程になります。まずは左手から清めることや、一礼をすることなど。そして大事なのはすべての工程を1杯分の水で行うことです。要は汲み直すのはNG!ぜひ気を付けてみてください。

服装について

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出雲大社を参拝する際には、服装にも注意が必要です。神様にお参りする訳ですから、失礼にならない服装で行くのが大事!だらしない恰好や、露出が多い服装、シワが多く汚れているシャツなど、人から見て不快に感じるような服装は控えるようにしましょう。

清潔感がある誰が見てもおかしくないような恰好が無難!スーツを着て行く必要はありませんが、身なりを整えておくのは大事です。

出雲大社は「四拍手が基本」その理由とは?

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