2020年3月31日 更新

石垣島のおすすめ星空観測スポットまとめ!観測時の注意点についても!

石垣島は日本でも有数な「星空観測のメッカ」と呼ばれる場所で、国内外に有名な星空の島でもあります。そんな国内トップクラスの美しい夜空が楽しめる石垣島のおすすめ星空観測スポットと楽しみ方、季節ごとに見られる星座を紹介していきます。

「冬の大三角形」が南のだいぶ低い空に位置し、しし座のデネボラ、おとめ座のスピカ、うしかい座のアルクトゥルスの3つの星が形作る「春の大三角形」が北東~南東の空に見えてきます。

北の空には「北斗七星」、南の空には「シリウス」や「カノープス」といったかなり明るい星が見られます。この「カノープス」は一度見ると長生きできると言われている星でもあります。

また春には北半球ではほとんど見ることができない「南十字星」も12月頃~6月頃までの約半年の間、南中の空で観られます。

南十字星は月によって見られる時間帯は異なりますが、3月頃はAM1:00~AM2:00前後、4月は0:00~23:00前後、5月は21:00~22:00前後に見ごろになりますので、是非探してみてください。

夏の星空

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夏の石垣島は晴天の日が多く、大気の状態も安定しているので、1年の中で最も星空を楽しみやすい時期です。夏の星空といえば「天の川」ですが、石垣島で1年中天の川を観ることができます。

とはいうものの、夏に見る「天の川」は1年の間で「最も明るく、長く見える」ため、見る者を圧倒する美しさがあります。

その天の川を挟むように「デネブ」「アルタイル」「ベガ」といった「夏の大三角形」の星々の姿も見えます。それからいて座やさそり座といった明るく有名な星座も天の川近辺で見つけることができます。

ちなみに「さそり座」は一般的に南の空に横たわった形をしていると本などに書かれることが多いのですが、石垣島をはじめ八重山あたりではSの字型に立ったように見えますので、こちらも現地でチェックしてみましょう。

秋の星空

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秋の星空はそこまで明るい星は多くなく、1年の中でもひっそりとした印象の星空です。しかし、北の方角に「カシオペア座」、北東の空の「ペルセウス座」や「アンドロメダ座」など有名な星座が見られます。

それから頭上高くに「ペガスス座」の『秋の大三角形』が見えたりなど、神話にも出てくる人物や生物の星座が数多く見られる季節でもあります。

秋の星空は他の季節と比べるとパッと見た印象は穏やかなのですが、星空のことと神話のことを知っているとにぎやかな空の印象に変わるのが面白いところです。

冬の星空

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星空観測といった冬のイメージがあるように、冬の石垣島の星空は「オールスター」が揃っています。なじみの深い「オリオン座」やおうし座の中に集まっている6~7個の明るい星「スバル」、最も明るい星である「シリウス」も見ることができます。

南の空には「オリオン座のペテルギウス」、「おおいぬ座のシリウス」、「こいぬ座のプロキオン」の3つの星で形作られる「冬の大三角形」の姿もあります。

1年の中でも最も多くの星が見られるのが「冬」ですが、曇空の日も多いので運が悪いと星空観測ができないこともあります。

そのため、星を満足に見られない可能性があるということを念頭に置いて観光スケジュールを組んでおくことをオススメします。

石垣島の夜空は見なきゃ損する「日本一」の星空

@paru_re on Instagram: “. 2019.08.26 at 1:20 石垣島 西の空 . Olympus E-M10 OLYMPUS M.zuiko 12mm F2.0 ISO1600 30sec . 石垣島旅行 . 西の空、夏の大三角 市街地からちょっと出ただけでこれってハンパない、 .…” (833057)

日本においてのトップクラスの人気がある星空観測スポットである石垣島は、観光に訪れたら「夜空」は必ず堪能しておきたいものです。

エメラルドグリーンの海と石垣島の星空は本土にいたらまず見られない風景で、見なきゃ損といっても過言ではありません。

石垣島で大切な人と星空の下で素敵な時を過ごしましょう!

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