2020年5月1日 更新

タイにはチップの風習がある?必要な場所や相場・要らないシーンとは

タイにはチップ文化があるのでしょうか?日本人にはなじみのないチップですが、タイではチップを払う風習があります。今回は、ホテルやマッサージ店などのチップが必要な場所や相場、渡し方などを解説!最後にタイを訪れた際の注意点も紹介します。

チップの渡し方

Salmon Cooked Food - Free photo on Pixabay (752583)

テーブル会計の場合は、チップをテーブルに残しておけばOK!レジ会計の場合は、レジで直接渡すか、横に置いてあるチップボックスを利用します。クレジットカードで支払う際は、チップを別途置いて帰ると良いです。

クレジットカード支払いの場合は、チップを置く人はあまりいません。しかし、良いサービスにはしっかりチップという形で答えたいものです。

タイでチップが必要な場所【タクシー】

Edsel Ranger Taxi Cab Classic Car - Free photo on Pixabay (752587)

タイのタクシー料金は初乗りがたった35B(約110円)。さらにタクシーの台数も多いので、観光客にとっては便利な移動手段ではないでしょうか。タイのタクシーは基本的にメーター走行ですが、稀に値段交渉してくるドライバーもいます。特に観光スポットに多いです。

ここからは、タクシーでチップが必要な場合と相場や渡し方を見ていきましょう。

タクシーでチップが必要な場面

Japan Osaka Night - Free photo on Pixabay (752588)

アメリカのようにタクシーでのチップ文化はさほど根付いていません。基本的には、どんなタクシーに乗ってもチップは必要ないと言います。ただし荷物の積み下ろしがあったり、観光スポットを案内してくれたりと、何かサービスを受けた場合はお礼の形をチップで示しましょう。

メータ制のタクシーの場合は、端数をもらわずチップとすることが多いです。そもそも運転手がお釣りを持ち合わせてなないこともありますし、端数を渡さないドライバーも少なくありません。

値段交渉で乗車した場合は、チップは不要!言われた金額のみを支払えばOKです。

チップの相場や渡し方

Rickshaw Travel Taxi - Free photo on Pixabay (752589)

荷物の積み下ろしをお願いした場合は、通常荷物1つにつき20B払います。通常はチップを払う必要はありませんが、お釣りが端数(5B以下)の時は受け取らないのが主流です。

観光スポットを案内してもらったり、会話が盛り上がったなど、特別なサービスを受けた場合は、20B~少し多めにチップを渡すと喜ばれるでしょう。乗車代金に上乗せして払い、お釣りをとっといてもらえばOKです。

タイでチップが必要な場所【マッサージ】

Physiotherapy Massage Back - Free photo on Pixabay (752615)

タイと言えばマッサージの宝庫!マッサージやSPAに行くためにタイを訪れる人もいるほど。タイコスメも徐々に日本でブームになってきており、美容に関心が高い女性からも人気があります。では、マッサージ店やSPAサロンではチップは必要なのでしょうか?

マッサージやSPAサロンでチップを払う場面

Treatment Finger Keep - Free photo on Pixabay (752614)

マッサージやSPAサロンでは、基本的にチップが必要!短時間の足つぼマッサージであっても、チップを渡すのがマナーです。もちろんマッサージの時間によっても料金は変わってきます。

タクシーやホテル以上にチップが必要になるのがマッサージやSPAサロンです。施術を受ける際は、必ずチップを用意しておきましょう。

チップの相場

Massage Therapy Essential Oils - Free photo on Pixabay (752616)

チップの相場は、マッサージの内容や時間によって変わってきます。通常の庶民的なフットマッサージやタイマッサージの料金は200~300Bほど。チップとして50Bも支払えば十分でしょう。相場としては代金の20%と考えておけば良いです。

高級なマッサージ店になれば、料金も跳ね上がり500B以上することも。そのような場合は、1時間につき100Bのチップを支払いましょう。延長した場合も、チップを追加すると喜ばれます。

チップの渡し方

Massage Move Therapy - Free photo on Pixabay (752617)

マッサージやSPA店は前払い制!チップを渡すタイミングは、施術が終わって帰るタイミングです。着替えが終わって出口に向かうと、担当者が出口で見送ってくれるでしょう。このタイミングで折り畳んだ紙幣を渡してあげましょう。もちろん、着替えを終えて更衣室から出たタイミングでも構いません。

感謝の気持ちを言葉にしながらチップを渡すとスムーズです。マッサージ師の給料は非常に安く、チップも収入源の1つです。ここでは忘れずにチップを渡してあげるようにしましょう。

チップがいらないシチュエーションや場所

Wallet Credit Card Cash - Free photo on Pixabay (752636)

タイのチップ文化は、アメリカほど強く根付いてる訳ではありません。タクシーでは基本的にチップの文化はなく、端数分のお釣りを受け取らない程度です。ホテルではボーイやベッドメイキングにはチップを渡しますが、コンシェルジュに渡す人はさほど多くありません。

ここからは、チップを渡さなくて良い状況を説明していきます。

サービスに満足できなかった

Money Bank Note Banknote - Free photo on Pixabay (752637)

サービスに満足できず、「チップは渡したくない」という方もいるでしょう。チップ文化はありますが、渡さなかったからといって誰かから責められる訳ではありません。もちろん、不満をあらわにしたいならチップを渡さないという選択もできます。

しかし、チップも収入源の1つとなっている人にとっては大きな損失になることを忘れずに!

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