2020年4月6日 更新

与那国島の海底遺跡は人気のダイビングスポット!ベストシーズンは?

与那国島は自然豊かな島としてダイビングスポットも多くあります。国内外から多くの観光客が集まる離島となっていますが、与那国島には「海底遺跡」があり、一度はここでダイビングをしたいという人が多いようです。今回は海底遺跡について詳しく紹介します。

自然地形加工説

Diver’s Instagram post: “与那国海底遺跡☀️人工なのかなぁ〜#与那国 #与那国海底遺跡 #海底遺跡 #与那国ダイビング #ダイビング #あーびゃん #水中写真 #ダイビング好きな人と繋がりたい  #ワープフィン下ろし立て  #海 #diving  #yonaguni” (837700)

地質学者でボストン大学准教授であるロバート・ショックは「自然地形加工説」を唱えています。彼の考え方によると、この地形そのものが人工物だとは考えにくく、95%以上は自然地形のようです。

しかし、それが人々に崇拝される存在になり、人の手が少し加えられたとしています。ヨーロッパの洞窟壁画に見られるような現象であると説明しています。

紀元前8000年代、与那国島があったのは北回帰線に近い位置であったとされ、天文学的にこれに整列していた神殿だったのではないかとしています。

遺跡説

Tamayo "Tamarverick" Kosugi on Instagram: “与那国島1本目は、チェックダイブも兼ねての海底遺跡へ❗ ワイドレンズ無いと、撮りきれません😅 エギジットの時に色々ありまして… 足がつりました😱😱😱 お昼食べてからの2本目は、お休みです💦 こんな時に限って、ハンマーリバーだったりするんだよなぁ😫 とりあえず、様子見です。…” (837702)

最後に、中心になって海底遺跡の研究を進めている木村政昭教授は「遺跡説」を提唱しています。これは海底遺跡が自然にできたものではなく、人々が作ったものであるという考えです。

道路や石組み、排水溝、敷石と思われる地形や巨石の組み合わせが見られることを根拠として、これが全て自然にできたものとは考えにくいとしています。

また、遺跡内にはクサビを等間隔で打ち込んでいたような跡やテラス上の左右対称にできたものは、自然の侵食では起きない現象だとしています。

遺跡説でも古代文明遺跡説と中世遺跡説ががあります。古代文明遺跡であった場合、世界最古の古代遺跡である可能性を秘めています。

ダイビング以外で海底遺跡を見る方法

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ダイビングを行うためにはライセンスが必要となります。海の中は地上と環境が違うため、それに伴う知識や技術が必要となるためです。

講習を経てテストに合格するとダイビングのライセンスを取得でき、何mまで潜れるかはライセンスによって異なります。しかし海底遺跡を見るためだけにライセンスを取得するのは少し面倒ですよね。

実はダイビング以外でも海底遺跡を見る方法があります。ここでは3つの方法を紹介します。

ライセンス不要!体験ダイビング

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ダイビングをするには基本的にライセンスが必要となりますが、体験ダイビングならライセンスや経験は一切必要ありません。体験ダイビングではつきっきりでインストラクターが器材の操作や安全管理を行います。

また、初心者なら最初は浅瀬で練習をしてから遺跡のダイビングポイントへと移動するので安心です。与那国島にはダイビングを扱うショップが多くあり、ツアーだけを行うものもあれば3泊4日の宿泊料も全て込みで提供しているものもあります。

宿泊料込みであれば10万円程度、ツアーだけであれば3万円程度で昼食・ドリンク・保険料・ダイビング器材のレンタル料・3タンクなど全てが込みになったセット料金です。

シュノーケル

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体験ダイビングよりも気軽に海底遺跡を見たいという人は「シュノーケル」がおすすめです。海に潜るのではなく、海面から遺跡を見下ろす形です。間近で見ることはできませんが、遺跡の全体像を見やすく、十分楽しめるでしょう。

ダイビングが初めての人は恐怖心がある人も少なくありません。無理に潜るのではなく、シュノーケルで海底遺跡を楽しむという方法もあります。体験ダイビングよりも費用は安いので、その分与那国島の観光を楽しむこともできます。

ショップによって料金は異なりますが、5,000円~7,000円で提供しているところが多いです。フィンがあるので泳げない人でも問題ありません。所要時間も1時間半~2時間ほどです。

海底遺跡観光船

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「海底遺跡観光船」と呼ばれるグラスボートに乗って海底遺跡を楽しむ方法もあります。これなら濡れる心配は一切ないので、海が怖い・全く泳げない・年齢制限に引っかかるという場合も問題ありません。

半潜水型になっているので、海の中はガラス越しに見ることができます。また、海底遺跡観光船は遺跡の近くまで寄ってくれるので、場合によってはシュノーケルよりも間近で遺跡を見ることができます。

ただし与那国島周辺の海は風の影響で荒れやすく、シーズン中であっても船が大きく揺れることが多いです。酔いやすい人は事前に酔い止め薬を服用するなどの対策が必要となります。

与那国島海底遺跡の口コミ

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ここまで与那国島の海底遺跡について紹介してきましたが、ここで実際に海底遺跡に行ったことのある人の口コミを見てみましょう。

与那国島でどこに観光に行こうか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

ダイバーなら1度は行くべき!

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今まで国内外で様々な海に潜ってきましたが、与那国島の海底遺跡はダントツでおすすめのスポットです。本当に間近で見られ、何とも言えない不思議な気持ちになりました。

自然にできたものだとするとあまりに綺麗で、人の手が加えられていると考えると少し不自然な感じもします。大昔に海の底で生まれたのか、かつては地上にあったものが沈んだのかは分かりませんが、歴史を感じる素敵なスポットでした。

海の綺麗さや魚の群れを楽しむためにダイビングをする人は多いですが、海底遺跡を見るような楽しみ方もあるのだと教えてもらいました。(30代・女性)

全てがおすすめ

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海底遺跡はもちろん、与那国島の全てが最高でした!人は優しく、食べ物は美味しい、空気が綺麗、海は透き通っている、こんな最高の島に来られて幸せです。まさに「楽園」という言葉がぴったりです。

ダイビングは経験が浅いので少し不安がありましたが、インストラクターの方がすぐ近くで泳いでくれるので安心して楽しめました。2回目のダイビングだった友人も楽しそうに泳いでいました。

この日は天気も良く、ウミガメがすぐ近くまで寄ってきてくれてラッキーでした。海底遺跡だけでなく、海自体も魅力がたっぷりで大満足の3日間でした。もう今すぐにも訪れたいです。(20代・男性)

与那国島の神秘の海を体験しよう!

亀山ぱちょ丸 on Instagram: “やりたかことと、やらんばいけんことは違うったいね〜〜。 なりたか姿と、ならんばいけん姿も違うったいね〜〜。 いらついてやぜらしか時は筋トレして酒飲んで忘れよう。  こんぼこ食いたか。  #沖縄 #与那国島 #yonaguniisland #okinawa #ダイビング…” (837699)

今回は与那国島にある海底遺跡について詳しく紹介しました。調査技術が進んだ今でも自然にできたか遺跡なのかははっきりしておらず、不思議なものです。

与那国島でも保存を呼びかける声が出ており、いつダイビングができなくなるかは分かりません。興味がある人は早めに与那国島に行きましょう。

海底遺跡に限らず、与那国島は魅力が詰まった素敵な島であり、日ごろの疲れを癒してくれるでしょう。

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