2020年5月9日 更新

夕張のおすすめ観光&グルメスポットまとめ!廃墟観光も人気の場所?

夕張は誰もが知っている高級メロンの「夕張メロン」で有名なところです。その一方で観光スポットはあまり知られておらず、冬の楽しみ方が分からないという人もいます。今回は夕張の観光スポットについて、最近話題となっている廃墟を含めて紹介します。

夕張で人気の廃墟

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廃墟を巡る人が多くなり、廃墟ツアーを組むところも出てきました。通常は立ち入り禁止となっている場所でも、ツアーであれば立ち入れるようになるところもあります。

ここでは、夕張で人気の廃墟を紹介します。どのような経緯で廃墟となり、人々が廃墟巡りに訪れるようになったのでしょうか。

清水沢火力発電所

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清水沢ダムから全体像を見ることができる「清水沢火力発電所」は、1926年に自家発電所として建設されました。最大74,500キロワットもの出力は国内有数の自家発電施設であり、夕張の炭鉱業を支えました。

炭鉱が廃れることに伴い、1992年に発電所も閉鎖となりました。現在は3/4は取り壊されていますが、残りの一部は後悔されています。保有しているのは企業で、今でも内部で作業が行われているようです。

現役で使用されていますが、発電設備などを含めて廃墟感はありありと残っており、炭鉱の遺産として扱われています。前日までの予約をすれば内部のガイドツアーをしておくれ、コスプレなどの個人撮影にも使用できます。

安全に廃墟を楽しめ、ガイドツアーもたっぷり1時間あるため予約も多いようです。5月から10月までの夏季限定となっています。

キネマ街道

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夕張市本町にあるのが「キネマ街道」です。ここはかつて炭鉱で働いていた人々やその家族たちが娯楽のために利用していたところで、夕張の銀座とも呼ばれていました。

最盛期には17館もの映画館が存在し、映画の街としても有名でした。しかし炭鉱が廃れた事によって夕張を出ていく人も増え、映画館は次々に閉鎖されてしまいました。

キネマ街道には今でも建物がいくつも残っていますが、ほとんどすべてが廃墟となっています。まるで時が止まったかのような昭和レトロの雰囲気が今でも流れているため、訪れると懐かしいと感じる人も多いでしょう。

最近では「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」が浸透し、映画の街として再び盛り上がってきていますが、キネマ街道は廃墟好きや昭和レトロが好きな人にはたまらないスポットとなっています。

夕張小学校

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夕張市が財政破綻したことで、市内の学校にも大きく変化がありました。市内にあった3つの中学校と6つの小学校は1校ずつに統合され、廃校となる学校が多かったのです。「夕張小学校」もそのうちのひとつです。

夕張小学校は1983年に開校しました。現在は主に障がい者の自立支援施設として機能しているほか、空き教室を借りることもできます。1階部分は既に改修が終わっており、喫茶店やサロンなどとして活動しています。

体育館は再生エネルギーの研究や温室栽培で野菜を育てており、その加工は障がい者が行っています。建物自体はそのまま使用されているため、廃墟の雰囲気がありますが、中は常に人がいる状態です

学校内のあちこちに学校として機能していた頃の跡が残っているので、ノスタルジックになることでしょう。

色々な観光の仕方で夕張を楽しもう

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今回は北海道・夕張の観光スポットについて紹介しました。夕張=メロンというイメージが強く、もちろんメロンを使ったスイーツやお土産が多いです。

しかし、それだけが夕張の魅力ではありません。観光スポットは多くあり、それぞれで楽しみ方が異なるため、ぜひ様々な観光の仕方を楽しんでみてください。

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