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ぎゅたましい
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ぎゅたましいというのは「大げさな」という意味になり、大げさな表現やリアクションをしたときに使う言葉です。紙などで指を切り、少ししか血が出ていないのに騒いでいる人に向かって「ぎゅたましい奴ちゃね!」という使い方をします。
これは仰々しいが訛ってぎゅたましいとなったのではないかと言われています。若い人は使わなくなってきている傾向にあり、どちらかといえば、おじいちゃんやおばあちゃんが使う言葉のようです。
これは仰々しいが訛ってぎゅたましいとなったのではないかと言われています。若い人は使わなくなってきている傾向にあり、どちらかといえば、おじいちゃんやおばあちゃんが使う言葉のようです。
だれた
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だれたは「疲れた」という意味になります。「だれた~」と語尾を伸ばすと、もう元気がない、気持ちが疲れてしまったということが伝わります。
また「ひんだれた」は「すごく疲れた」という強調する表現となり、相手に気持ちが強く伝わりやすいです。「てげ」が「すごく」という意味なのに、疲れたを意味する「だれた」の強調としては使わないというのはおもしろいポイントです。
身体的な疲れだけでなく、精神的な疲れの場合にも用いることができます。
また「ひんだれた」は「すごく疲れた」という強調する表現となり、相手に気持ちが強く伝わりやすいです。「てげ」が「すごく」という意味なのに、疲れたを意味する「だれた」の強調としては使わないというのはおもしろいポイントです。
身体的な疲れだけでなく、精神的な疲れの場合にも用いることができます。
しょろさん
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しょろさんは「仏さま」を意味します。これはお盆の時期に祖先の霊を迎え入れる際の「精霊棚」(しょうろうだな)から来たのではないかと見られています。親しみを込めてしょろさん、おしょろさまなどが使われています。
日本では昔から自然と仏教や神道が生活の中に溶け込んでいました。仏さまも生活の一部であり、小さいころから馴染みがあるため、呼び方も親しみがこもっていたのでしょう。
お墓詣りや寺に行く際に「しょろ参り」という人もいるようです。
日本では昔から自然と仏教や神道が生活の中に溶け込んでいました。仏さまも生活の一部であり、小さいころから馴染みがあるため、呼び方も親しみがこもっていたのでしょう。
お墓詣りや寺に行く際に「しょろ参り」という人もいるようです。
かわいいと話題の宮崎県の方言
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宮崎の方言は、他県民には通じない言葉もあります。音の響きや雰囲気が可愛いと話題になっているいくつかの方言を紹介します。
これらを他県民が使えば違和感があるため、宮崎出身の子にこれらの言葉を言ってもらうよう頼んでみましょう。
これらを他県民が使えば違和感があるため、宮崎出身の子にこれらの言葉を言ってもらうよう頼んでみましょう。
てげてげ
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「てげ」というのは、すごくという意味です。大概が訛ったとする説と、韓国のテゲ(すごく)から来ているという説があります。日常でもよく使われ、若者も使っています。
しかし2回繰り返して「てげてげ」になると、意味は「適当に、そこそこ」という別の意味になります。強調するわけではないので気を付けましょう。
例文としては「そんなん、てげてげでいっちゃがー。」です。これは「そんなの、適当でいいんだよ」という意味になります。
しかし2回繰り返して「てげてげ」になると、意味は「適当に、そこそこ」という別の意味になります。強調するわけではないので気を付けましょう。
例文としては「そんなん、てげてげでいっちゃがー。」です。これは「そんなの、適当でいいんだよ」という意味になります。
じゃかいよ
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じゃかいよというのは、標準語で「だからよ」という意味です。使う人や場面によって言い方は微妙に異なり、「じゃーかいよー」や「じゃかいよー」となる場合もあります。
「今日は○○で飲むっちゃわ~じゃかいよ、あんたも来ないて~」という場面で用います。この文の意味は、「今日は○○で飲むからあなたも来ない?」となります。
そのほか、じゃかいよは単品で相づちとして使えるため、標準語の「だからよ」という意味と全く同じなわけではありません。
「今日は○○で飲むっちゃわ~じゃかいよ、あんたも来ないて~」という場面で用います。この文の意味は、「今日は○○で飲むからあなたも来ない?」となります。
そのほか、じゃかいよは単品で相づちとして使えるため、標準語の「だからよ」という意味と全く同じなわけではありません。
げんねー
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げんねーは「恥ずかしい」という意味の宮崎弁です。これは鹿児島でも使われる方言であり、「げんなか」と言われることもあるようです。このように鹿児島弁と共通する語が多いことも宮崎の方言の特徴の1つです。
例文としては「あんひとんあうのは、げんねー」があり、意味は「あの人と会うのは恥ずかしい」となります。げんねを使う代わりに恥ずかしいを使う若者も、都会を中心に増えているようです。
しかし、今でもお年寄りや田舎ではげんねが使われています。
例文としては「あんひとんあうのは、げんねー」があり、意味は「あの人と会うのは恥ずかしい」となります。げんねを使う代わりに恥ずかしいを使う若者も、都会を中心に増えているようです。
しかし、今でもお年寄りや田舎ではげんねが使われています。
いっちゃが
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いっちゃがは「大丈夫、問題ない、いいよ」という意味の宮崎の方言です。宮崎は温暖な気候のため、南国に住んでいる人のような気質もあります。それは小さなことを気にしない、なるようになるという心持ちです。
そのため、「いっちゃが」は宮崎の県民性を表す言葉としても認識されており、日常で使う頻度が高い言葉です。例えば誰かが待ち合わせに遅れ、謝る場面で「いっちゃがいっちゃが」と答え、いいよいいよとなだめる時に用います。
そのため、「いっちゃが」は宮崎の県民性を表す言葉としても認識されており、日常で使う頻度が高い言葉です。例えば誰かが待ち合わせに遅れ、謝る場面で「いっちゃがいっちゃが」と答え、いいよいいよとなだめる時に用います。
思わずキュン!宮崎弁のかわいい告白例文
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それでは、最後に宮崎弁をつかった告白の例を挙げてみます。宮崎出身の彼女がいれば、この例文を言ってもらうのもいいかもしれません。
「好きやって知っちょった?」
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これは「私が(あなたのことが)好きだって知ってた?」という意味になります。宮崎弁を知らなくても大体の意味は予測できますが、語尾の「~ちょった?」というのが宮崎弁らしく、とても可愛らしい印象を与えます。
ストレートに「あなたのことが好き」と伝えるよりも、疑問文で聞くことで奥ゆかしい印象を与え、男心をくすぐるのではないでしょうか。今まで異性として意識されなくても、これを言われたら意識し始めてしまいます。
ストレートに「あなたのことが好き」と伝えるよりも、疑問文で聞くことで奥ゆかしい印象を与え、男心をくすぐるのではないでしょうか。今まで異性として意識されなくても、これを言われたら意識し始めてしまいます。
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